菱ヶ岳~五頭山12月10日
日本海側に位置する新潟でも、この時期でも稀に晴れる日も見られます。
前日の予報でも晴予想。 さて何処にしようか!?
二王子岳も暫くご無沙汰で歩いてみたい気持ちは大いに或るものの、
積雪状況など情報不足だし、五頭山であれば先ずは問題ないだろう。
と言う安直な考えで、結論は お馴染みの [五頭山]
12月10日(木) 晴
五頭スキー場跡を目指して走っていたところ、相方が脇から突然
「折角なら菱にしない!」 と… 勿論逆らうことなんか出来ません。
登山口 内の沢駐車場には10台ほどの車が停められています。
9時44分内の沢登山口 駐車場出発
(写真 左) 内の沢登山口駐車場
(写真 右) 菱ヶ岳に向かって出発
沢沿いに登り始めると直ぐ、梢からぶら下げられている小さな古い金属板
早足 110分 並足 120分 遅足 150分 と記されています。
12月に入っているというに、登山道に未だ雪は見られない五頭山塊です。
10時14分 夢見平 *少し急いでスタートしてから約30分
10時42分 北山 *杉端が目前に、目的地はまだ先です。
(写真 左) 慰霊塔
(写真 右) 北山 *12月の新潟にしては滅多に見られない快晴
積雪見られないので、杉端(杉鼻)からは夏道を進みます。
休憩取らずに11時間強のアルバイト、笹清水で一服、渇いた喉を水で潤し
持参のリンゴを頬張りENERGYの補給です。
笹清水からは、尾根へ出るまでかなりの急登を強いられます。
漸く尾根へ出てからも、山頂まで3つほどピークを越さねばなりません。
周囲には丁度働き盛りのような元気なブナの林が広がります。
風邪も完治していないせいもあるものの、軟弱ジィ~ジ息が切れます。
11時28分 菱ヶ岳(974m)山頂
山頂までの所要時間 休憩入れて104分 何とか目標達成です。
菱ヶ岳山頂
台地状の山頂には、男性単独行氏が休憩中。
1,000m.近い山頂付近 流石に2,3日前に降った名残りか?所々に
白いものが見られます。
この時期の菱ヶ岳の山頂は日本海側しか眺望が叶いません。
ほんのチョッピリ足を伸ばせば 飯豊の山々が見えるかも知れません。
少し前進するジィ~ジと相方です。
案の定 目の前には…
飯豊連峰全貌
五頭山変更で菱ヶ岳までにしたものの、このまま下山するには惜しい。
まだお昼前、ジィ~ジと相方 当然の如く五頭山に向かって歩を勧めます。
11時45分 与平の頭
与平の頭 道標
ジィ~ジと相方、結果的に登山口から丁度 2時間の道程。
道標に [五頭山まで約100分]と記されています。
ホント?そんなに掛かる分けないはずだがなぁ~
それでも快晴のもと、展望楽しみ気持ち良く五頭山に向かって前進。
バックの二王子岳の後方左には白く輝く朝日連峰も。
急ぐことも無い暇人二人連れ、道の脇に腰を下ろし、コンビニ調達の
簡単お昼をとります。
菱ヶ岳からここまで途中、4人ほど我らに道を譲ってくれました。
12時45分 五頭山分岐 スタートから3時間
五頭山山頂分岐
五頭山本峰はパス。ハイカーの声が飛び交う五頭山前ノ峰(0峰)へ。
沢山のハイカーが展望楽しみ寛いでかなり賑やかです。
会のS女史とバッタリ。挨拶交わし話に依れば、数人の会友と遭遇した由。
T氏にも少し前に擦れ違ったとの事。(少し前なら追いつくかな?)
五頭山一の峰そして二の峰の脇から三の峰へ向かうジィ~ジと相方です。
三の峰からブナの林をトットコトットコ下ります。
まだ1時過ぎ 山頂目指すハイカーも次から次と登ってきます。
しかしT氏の姿見えません。
そうだ!彼は五の峰から旧スキー場へ下るコースがお気に入りだ。
きっとそちらへ下ったのだろう。
(写真 左) ブナ林の登山道、山頂目指すハイカー氏
(写真 右) どんぐりの森 登山口
六合目付近からはウッドチップを敷き詰めた整備された柔らかな遊歩道
13時51分 どんぐりの森13登山口
陽気に誘われ快適な山歩きの終わりです。
スキー場跡の駐車場でT氏の車を発見、少し驚かせてやろうかと手帳から
1枚切り裂いて、悪戯書きをしてやろうかと書き始めたところ、丁度後方から
見覚えの有る男女の姿。T氏とK女史の二人です。更に男性会員のI氏とI氏
T氏とKさんヤッパリ旧スキー場から下ってきたのです。
T氏の車の近くでバッタリなので、結局悪戯できず。(残念)
何だカンだと雑談交わしてジィ~ジと相方は内の沢登山口の駐車場へ。
五頭山 菱ヶ岳来た時には、帰りの立ち寄り定番、村杉温泉のK豆腐店。
おぼろ豆腐と厚揚げ買求めます。
帰る途中。通過すのは[白鳥の湖 瓢湖]です。
この時間さすがに出勤中か?朝と比べるとその数 雲泥の差。
(写真 左) ラムサール指定 瓢湖 数え切れないほどの鴨
(写真 右) 仕事帰りの白鳥さん
12月にしては絶好の日和となり、たっぷりと飯豊の眺望を楽しんで
喉の違和感残るものの気持ちが満たされた1日となってくれました。
飯豊連峰遠望 菱ヶ岳から五頭山ぐるりっぷ (お終い)
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コメント
山いろいろ さま
その節はどうもでした。
今度、五頭山行きたくなったら、名主さんに声をお掛けします。
我家もこの後は、角田と高尾山だけですよ。
おまけにまだ時折咳き込むし、声のかすれも残っているし、困ったもんだ。
それに引替え、今の時期、江戸はきっとお天気が良いと思うよ。
正月たっぷりと遊んできて頂戴。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2009年12月27日 (日) 22:45
いやぁ~、いい天気でしたね。
ちょっとタイミングが悪くて、一緒に歩けなかったのが残念です。五頭方面は縄張りなれば、次回は一声お掛けのほどを。
当方、この日以来、山に向かっていないのです。幾分、除雪で身体は動かしてはいるものの、やはり山に登らないと身体が鈍っていけませんね。太陽が恋しい!
投稿: 山いろいろ | 2009年12月27日 (日) 22:24
mikkoさま
こんばんは
いつもいつも暖かいcommentに感謝致しております。
暇人ジィ~ジお天気次第で出かけることが出来るありがたい身分です。
この日も12月の快晴に誘われ、出かけてきたのです。
風邪が完治せず喉に違和感有るものの、幸い熱が出ないので、何とか。
残雪の頃、お天気目がけて是非お出かけ下さい。
五頭山であれば、往復3時間もあれば楽勝なのです。
ジィ~ジでよければ案内仕ります。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2009年12月27日 (日) 20:49
速足110分のところを104分ですか?
確かにそれはスピード違反です!
飯豊の眺望が素晴らしいですね。
この眺望に早く会いたくて
ついついスピードを出しすぎちゃったのかな~
投稿: mikko | 2009年12月27日 (日) 20:11
tuba姐さま
この日は、ホントに良い天気で快適に歩けました。
白く雪を戴いた飯豊の山並みは何度見ても飽きませんね。
天気の様子を見て出かけられる身分、ありがたいことです。
この周遊コース辛いのは、笹清水から菱ヶ岳山頂までだけですから、
大概こんなものでしょう。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2009年12月27日 (日) 15:25
12月の”菅名岳~五頭山”最高!!ですね。
飯豊連峰が実にイイ。。。
それにしても、山行に要する時間…4時間程で?!
足、早ッ!! スピード違反ですyo
投稿: tuba姐 | 2009年12月27日 (日) 14:52
赤鬼 さま
今更残す財産など無き我家、倹しいその日暮らしで何とかしのいでいるだけよ。
この日は珍しく快晴。絶好の登山日和になったので多くの会友に会いました。
今年の飯豊の見納めだったかも…
今日 車の件、終わったら角田でも行ってくれば!
投稿: 輝ジィ~ジ | 2009年12月27日 (日) 06:57
いいなあ、暇人は。おいらは生活苦で仕事。この日はまだ雪無かったんだ。この一週間後大雪になったのね。今年50回目の山行が大雪で中止。切歯扼腕。今日も天気が良いけど、車にラックを取り付けに行かなければならない。無念。
投稿: 赤鬼 | 2009年12月27日 (日) 06:44
もうぞうさま
こんばんは
早速のcomment恐縮です。
この日、スキー場跡のPは数十台の車で大賑わいでした。
暇人は小生のほかにも結構多勢いるようです。
尤も この日は最高のお天気でしたから無理しても。。。
飯豊連峰は例年並みの白さに思えました。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2009年12月26日 (土) 20:57
雪の降る前でしたね。
この時期、雪の飯豊連峰が美しいですね~
それにしても平日なのに10台ほどのクルマとは・・・天気が良いせいでしょうかね。
投稿: もうぞう | 2009年12月26日 (土) 19:49