唐松岳・五竜岳・鹿島槍ケ岳(前編)
今回は、岳友O氏企画担当による会山行の記録です。
ジィ~ジにとって短かった今年の〝夏山〟メインの一つ
予定は20日から2泊3日で、唐松岳・五竜岳・鹿島槍ケ岳の縦走です。
■ 唐松岳 (2,696m)
【所在地】 長野県北安曇郡白馬村、富山県黒部市
【日 時】 平成21年8月20日(木)
【天 候】 晴
【参加者】 女性 7名 男性12名 計19名
【行 程】 八方ゴンドラ駅(8:25)ーゴンドラ・リフトー八方池山荘(9:05)~
第3ケルン(9:50-10:00)~丸山ケルン~唐松山荘(11:40)~
唐松岳(12:00-12:10)~唐松山荘(12:25-12:55)~牛首~
白岳~五竜山荘(15:10)
*行動時間 約6時間50分 休憩・ゴンドラ 約90分含む
【高低差】 .約 850m. 〈唐松岳〉
【地 図】 国土地理院地形図 1/25000 [欅平(富山)]
記事)
予定通り早朝5時新潟駅南口よりバスは発車 一路、八方スキー場へ。。
(写真 左) 八方ゴンドラリフト〈アダム駅〉の様子
(写真 右) 八方池山荘前で出発準備
*ゴンドラ駅は観光客や遠足の子供で大賑わい。
我がチーム団体券購入手続するも、ザックの重量チェックなど券売所の
対応すこぶる悪く、折角早く着いているのにドンドン後にされます。
少々時間ロス発生 Tension下がります。おまけにガスも発生!
ガスの中、リフト2本乗り付いて漸く八方池山荘到着。
大混雑の人波の中で、出発準備の身支度です。
ガスの中 長丁場の第一歩
それでも歩き始めて暫くすると、風も少し出てきて谷合から上昇気流が…
ガスの切れ間からは白馬三山から不帰の嶮 そして目を転ずれば、
目的の五竜岳から遥か鹿島槍ケ岳の双の耳
ガスが切れだしてくると…!!!!
遥か一番奥に目的の双耳峰
足元にはゴゼンタチバナや今年初めてのマツムシソウが彼方此方に。
八方池辺りまでは、観光客も多く、大賑わい。観光地の様子を呈しています。
丸山ケルン過ぎればハイカー登山者ばかりさすがに観光客の姿は見られない。
道は徐々に砂礫から岩混じりとなり、アルプスの雰囲気が出てきます。
山腹をトラバース気味に高度を稼げば、やがて 〔唐松山荘〕
山荘前からは遥か遥かの槍ケ岳 薬師 立山連峰、剱岳 毛勝三山と
大パノラマが眼前に拡がります。
剱岳が正面に
先ずは最初の目的 唐松岳山頂へ
(*ジィ~ジ唐松岳は縦走を含めると降雪期以外で10回以上来ているかも…)
砂礫の中にはトウヤクリンドウや高山植物の女王 コマクサが彼方此方に
山頂で記念撮影して、眺望を楽しみ眼下の唐松山荘前でユックリランチ。
ランチを終えればいよいよ核心部への突入です。
(*ジィ~ジこのコースは2度目です。)
もう一度 我が故郷の山並み眺め、気を引き締めて歩き出すジィ~ジです。
立山から剱岳
唐松山荘が遥か下に見えます。後方は唐松岳山頂
整然と牛首の岩稜帯に向かう参加者の皆さん。
(雲の様子が少々気になるジィ~ジです。)
大黒岳の岩岩 岩稜登山道を抜ければ 白岳までは白砂清松の
なだらかな気持ちの良いハイマツと砂礫の登山道に変ります。
白岳は遠見尾根との合流点。
ジィ~ジが懸念していたように谷間からガスが湧き上がって…
白岳山頂では辺り一帯薄っすらとガスで覆われてしまいます。
予定より早く15時10分 五竜山荘
早速 宿泊手続終えて、部屋に入り直ぐにミーテング
結果。
天候が悪く岩が濡れているようなら、キレット越えは難しいので、五竜岳へ登り
遠見尾根から下山。また岩の濡れ具合に依って、最終日の行程が長くなるが
途中のキレット小屋泊に変更の可能性も視野に入れる事と決定。
(写真 左) 白岳 遠見尾根分岐
(写真 右) 五竜岳定番のカレー
ジィ~ジこの定番カレー食べるのは今回で4度
ガス益々湧き、好転の兆し 全く無し!!
さて 続きは 後編にて
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