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2009年6月

2009年6月26日 (金)

人・花出会い八ヶ岳

今年は実行しなかったものの〝八ヶ岳〟といえば、昨年まで約10年間、
1月の成人式の祝日を中心に、赤岳界隈をコースを変えながら、半ば
恒例化していたものの、あとは初秋の日帰り登山ばかり…

従って初夏の 花 の〝八ヶ岳〟は殆ど知らないのです。

今の時期には ツクモクサとチョウノスケソウが咲いているはず。。
その確認が、今回のジィ~ジと相方の山行目的なのです。

山行日  6月19日(金) 晴/曇
同行者  相方
コース   美濃戸(8:00)-赤岳鉱泉(9:34~9:55)-赤岩の頭(11:00)
      -硫黄岳(11:18~11:23)-硫黄小屋(11:44~12:05)-
      横岳(13:00~13:15)-三叉峰(13:32)-地蔵仏(14:50)-
      行者小屋(15:34~15:50)-美濃戸(17:25)

      行動時間 9時間25分 休憩1時間15分含む

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【記事】
ETC深夜・早朝割引摘要するべく、4時少し前に新潟西ICを通過。
例年1月には、美濃戸口に車を停めるのだが、この度は美濃戸
〈やまのこ村〉まで。*駐車料 暦日 ¥1,000

身支度を終えて美濃戸山荘から北沢を赤岳鉱泉に向かいます。

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    堰堤広場を過ぎ、光を浴びて滔々と流れる北沢

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     大同心 小同心見えれば、やがて赤岳鉱泉

9:34~9:55 赤岳鉱泉

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(写真 左) アイスキャンディの残骸!
(写真 右) 人を恐れないニホンシカ

予報に反し?イマイチ空模様はスッキリしません。
喉を潤し、小腹を満たし愈々登りの開始です。

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歩き始めるや否や、目の前には、哀れなコメツガ?が彼方此方に。
ニホンジカの被害に遭ったのでしょう。
(食料自給率の向上策として若干の捕獲検討価値有り?)

途中 擦れ違いの学生グループ引率の先生によれば、昨日は
雷が発生した由 。周りにもガスが次から次へと湧いてきています。

樹林帯の登山道をツヅラ折れに登れば、やがて赤岩の頭と、硫黄岳の
稜線も目に飛び込んできます。

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          硫黄岳の稜線とケルン

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(写真 左) 赤岩の頭
(写真 右) キバナシャクナゲ

赤岩の頭を過ぎた辺りから、キバナシャクナゲが彼方此方に。。

11:18~11:23 硫黄岳
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(写真 左) 硫黄岳山頂標識
(写真 右) 硫黄岳爆裂溝

この辺りからガスを伴った冷たい風が肌を刺し寒さまで覚えます。

11:44~12:05 硫黄小屋
丁度 お昼時 小屋前の椅子をお借りして相方が昨夜握った山菜入り
おこわお握りで、昼食とするものの、風が冷たく寒さ覚え、暑がりジィ~ジも
堪らずにアンダーシャツの上に一枚羽織らざるを得ません。
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(写真 左) 高貴な御方が宿泊なさった記念の石碑。
(写真 右) この日のお昼の一部

硫黄小屋の周辺からは、お花畑が広がっています。
先ずは芽が出たばかりの…
                   ↓
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               ウルップソウ

コマクサはいずれも小さな株が出来たばかりで花には程遠い。

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勿論 キバナシャクナゲ ハクサンイチゲもここそこに点在しています。

そして 今回お目当ての ツクモクサちゃん。。。。。
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目的の一つクリアー…  お次はチョウノスケソウです。
擦れ違うハイカーの皆さんに問い合わせするも、殆ど「分りません」
「知りません花に興味が有りません。」

たった一人の方が、「今年は少雪で、おまけに5月に遅霜が下りたので、
一旦出た芽の殆どが涸れて、これから再び芽吹くから、今は生憎見られない」
と教えてくれたのです。

例年で有れば、多分時期的にはマッチしている筈なのに…ガクッ!

何はともあれ、とりあえずジィ~ジと相方は横岳を目指します。
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(写真 左) 横岳目指す相方
(写真 右) チョウノスケソウの花の蕾

チョウノスケソウ見つかりません。それでも蕾を発見。
蕾→目的達成率≒35%? 
ヤッパリ チョウノスケソウは見られないのか、と半ば諦めの境地で
横岳へ向かいます。

13:00~13:15 横岳

横岳山頂には単独行氏が休憩中。
往生際悪く?花情報を収集 やはりこの方もお仲間の花情報を基に
やってきたとの事。
会話を通してネットの話になり、たまたまハンドルネームで、この方は
信州大好き 越後も好きな カモシカ永井さんと解り、(@_@。
ジィ~ジのハンドルネームもご存知で、共通の話題が一気に噴出。
越後100山などの話に花が咲きます。

今回の花探索は、不完全燃焼気味ですが、全く予期せぬ出会いで
感動ものです。人との出会いは何か縁さえ覚えます。

カモシカ永井さんのHP→自然と人情ふれあいの山々
カモシカ永井さんブログ→千曲川滔々

カモシカ永井さんは仙添尾根から登ってきたとの事ですが、ジィ~ジ
八ヶ岳は10数回来ていますが、いまだ仙添尾根は歩いていません。
次回はこのコース選択してみたく思ったのです。
横岳山頂周辺はキバナシャクナゲが、そこかしこ

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(写真 左) カモシカ永井さん
(写真 右) キバナシャクナゲ

話をしながら、三人で〝三叉峰〟まで一緒に行くことに…

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チョウノスケソウは見られないものの、ツクモクサはそこらでふんだんに
見られます。

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ハクサンイチゲやイワカガミも登山路の脇で見られます。

三叉峰で、お別れです。
新潟であれ、信州であれ、又の再会が楽しみです。

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カモシカ永井さんと別れ、我らは地蔵仏へ向かいます。
未練がましく、ゆっくりゆっくりチョウノスケソウを探しながら相方は
キョロキョロと。。
何時も相方の後を行く、ジィ~ジですが流石に諦めて、鎖場や梯子を
先に下りてしまいます。

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      赤岳への稜線と右に阿弥陀岳

すると遥か後方から「咲いているよ~」と声が聞こえてきます。
折角下ったのに、又時間をかけて登り返さねばならないジィ~ジです。

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執拗なまでの探索?執念?相方は僅か1輪のチョウノスケソウ発見。
場所は二十三夜峰の付近。

これで今回の目的は一応 達成
暫くの間、休憩を兼て花観賞タイムとします。

何時までもゆっくりしているわけには行きません。
確実に翌日が晴れなら、天望荘か山頂小屋に泊るのですが。
どうやらすっきり晴れる様子では無いようです。

地蔵仏から地蔵尾根を下って帰ることにする我らです。

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(写真 左) 二十三夜峰近くで見られたチシマアマナ
(写真 右) 地蔵仏

こんな急な尾根を良く飽きもせず、1月に何度も登ったり、下ったり
したものだと、下りながら思うジィ~ジです。

15:34~15:50 行者小屋

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小屋の外には数人 地元の方と泊り客 意外と少なく静かです。
最後の大休憩 水分補給と小腹を満たします。

さぁ いよいよ帰ります。些か老体疲労を覚えます。
帰ると思うと足取りも重くなるジィ~ジです。

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道端には色濃いイワカガミの大群落 群生が何箇所か!

美濃戸はまだか 美濃戸はまだか 嫌になりそうな頃。

17:20 美濃戸山荘前 到着。

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 駐車場まであと3,4分。。。

目的の チョウノスケソウ群生は見られなかったものの、ツクモクサは
たっぷり観賞 そして予期せぬ人との出会い。。。
実りある 楽しい一日を持つことができたジィ~ジと相方でした。

夜は、予約もせずに無理やり?にお願いして 八ヶ岳ペンションに
宿泊としたのです。

      続く。

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2009年6月23日 (火)

ジィ~ジの山徒然

6月13日(土)~14日(日) ジィ~ジが所属する中高年の山の会では、
設立35年で、始めて外部講師を招いての研修会を実施し相方共々受講。

講師は長岡健一氏
国立登山研修所講師 
(社)日本山岳ガイド協会/国際・上級専門試験検定員

13日 巻機山麓の清水の山の宿
10時から夕方6時近くまで25名の受講者が真剣に受講。
長岡講師も、我々のレベルに合わせながら、質問と対話形式で
真摯に分りやすく講義してくれます。
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  • 運動生理学
  • ポイントレスキュー(テープ 三角巾)
  • 地図コンパスの見方・使い方
  • ザイル シュリンゲ操作

14日 巻機山井戸尾根

     Imgp1289

  • スタート前の確認・注意事項
  • 靴やストックの効果的利用方法
  • 地図コンパス使用してのベアリング方法

残念ながら途中から降雨激しくなり、ザイルワークの実施研修は
取り止め、再び宿舎に戻り、キネシオテープの効果的使用法など
予定変更しての研修。

講義内容は、従来の技術を尊重しながらも現代の国際的流れを
論理的に説明。、絶えず〝覚えることと、皆で考えること〟を
強調され、参加者も其々得るものが大で、今後も機会を見て
研修会を継続して欲しいとの要望が続出。
ジィ~ジが提唱者なので、受講者の仲間の声が嬉しかった。

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6月16日(火) 晴
ゼンマイは勿論 山菜採取は全くといっていいほど経験無いジィ~ジ。

岳友のK氏から山菜(蕨)採りに一緒に行かないか?と声が掛かり、
仲間のO夫妻と四人で長岡のK氏宅へ。

挨拶もそこそこに早速K氏の車に乗り換え、郊外の山へ出発。
K氏勝手知ったる地元の山 山中に車を停めて歩くこと小1時間

案内された場所には、太い長い蕨があたかも畑の様に…
(入山禁止 採取禁止の場所では有りません)

本格的?な山菜採りの経験の無いジィ~ジと相方。
欲丸出しで直ぐに夢中になります。

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1時間足らずで、かなりの収穫。
梅雨の合い間の好天のもとお昼にすることに…
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      青空の下 ワラビ採取する地元の人?

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          薄っすらと中央奥に守門岳

草の上で食べるおにぎりの味は格別です。

それなりにワラビを採ったので下山の開始。
下山の途中には登山道の両脇に山菜〝ミズ〟の群生。
なるべく太くて旨そうなものを選んでまたまた採取。
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                ミズ

山菜とっておまけに帰りはK氏宅でお茶まで頂き、なんか得した気分。

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     ジィ~ジと相方この日採取の一部です。(右側 ミズ)

勿論食べ切れません。近所や知合いの方にお裾分け。

一年に一度位 山菜採りも良いかなぁ

 

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2009年6月21日 (日)

薔薇園と日本庭園『二宮家』

梅雨最中、霧雨煙る旧家の薔薇園と日本庭園を見学・散策。

6月11日(木) お昼時

過って新発田加治川村金塚の大地主で新潟財閥の一家である
白勢家の土地管理の差配を務めた二宮家は、白勢家の衰退を
期に戦後の農地改革までその隆盛を維持したといわれ、聖籠町
蓮野にしっかりと現存している。

その二宮家のバラ園と庭園〈静勝園〉が今年も一般開放されている
ニュースを基に、相方と訪ねて見たのです。

バラも日本庭園も小雨が良く似合う

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(写真 左) 邸内の物置の縁では、お茶とケーキもオーダーできる。
(写真 右) バラ棚

そして色とりどり、様々な種類のバラの競演です。
雨露浴びて生気溢れる感じを受けるジィ~ジです。

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バラの他にも多くの種類の花々が見ることが出来ます。

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   邸内の水場に置かれた水に浮かぶバラの切花

薔薇園の脇には、家紋付き白壁の大きな土蔵が4棟どっしりと。
この中には、新発田藩や白勢家の謂われある名品の数々が
収蔵されていたことでしょう。

     P1150274

薔薇園から邸宅の土間を通り、庭園見学に回ってみます。

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              二宮家表玄関

現在も居住されているので邸内には入ることが出来ません。

〈静勝園〉は、加治川の入江であった弁天潟を借景としています。

茶庭(涼邸)の前方の一部には、極めて珍しい亀甲竹が見られます。

     P1150288      P1150289 P1150297

聖籠町蓮野  夏には名の通り蓮の花が咲き、冬には白鳥や
野鴨が飛来する自然豊かな景勝地です。

新発田藩所有の弁天潟を、廃藩の折に借財の形として二宮家が
譲り受け昭和61年(1986)聖籠町が借上げるまで、同家によって
管理されていたとの事です。

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(写真 左) 二宮家母屋の一部
(写真 右) 貴重な登録有形文化財認定盤

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邸内には様々な形の石灯篭や手水鉢が配置され、庭に
趣を与えてくれています。

あたかも一幅の名画を見る如く、自然との調和を優先した
日本人の芸術性の高さを認識させられた有意義なひと時を
持つことができて、チョッピリ心が豊かになった感じを受けた
ジィ~ジです。

殆ど霧雨も止んだ二宮家をあとにするジィ~ジと相方です。

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聖籠町と謂えば、今の時期 そしてこれからは サクランボ
何軒かの栽培農家が有ります。

サクランボは山形や長野の名が知られていますが、聖籠町は
知る人ぞ知る。名産地であります。
この池は、砂丘地帯なので特に甘味が勝ると言われています。
我家はジィ~ジと相方二人だけの侘家 ほんのチョッピリだけ
ハネだし品を購入。光り輝く鮮やかな赤い宝石  

佐藤錦は、これからの摘み取りとの事なれど、今年は天候具合?で
収穫量が極端に少なく予約客にも行渡らないかもしれないとの話です。

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       佐藤錦は収穫前、今回購入高砂

自宅に戻り、早速味見をさせて貰ったところ、幾らハネだし品と言っても
近くのスーパーの品とは大違いの旨さ 甘さ。

新潟は概して対外的PRが不足です。折角の特産品もっと全国的にも
知って欲しいものです。

芸術性の高い日本庭園とバラ園の見学、そして芸術品のような
食べるに惜しいようなサクランボ。

梅雨時の或る日の気持ち豊かな小半日の様子でした。

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2009年6月17日 (水)

角田山 21-14

朝飯前にでは無いものの、朝飯食べ終えて空模様を眺め直ぐに出発。

自宅から何時もの登山口まで、車で約35分くらい?

6月8日(月) 薄曇

登山口に咲いていた花です。
**???SOS
   
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(写真 左) 全体の感じ
(写真 右) 花アップ画像

追記) * 珍しく図鑑で調べたところ「夏は来ぬ」に出てくる 卯の花
     つまり ウツギでほぼ間違いなしと思われます。

8:00 稲島登山口スタート 

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稲島薬師堂お馴染み大杉 相方と見比べて!。

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           マタタビの葉っぱ。

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      まだ咲いていたサイハイラン(五合目過ぎ)

8:38 山頂
     ノアザミ
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前回の記事で大きなミス タムラソウと標記
理由 葉に鋭い棘が見あたら無いところから短絡的に判断。

大体 タムラソウは考えてみれば、今の時期では幾らなんでも
早すぎる。。。

知ったかぶりして確認しないでアップするなんて、ヤッパリ頭が
かなり老齢化している証拠かも…  (要 反省) (;´д`)トホホ…

初秋の角田でタムラソウ見られるので、今度はじっくり確認します。
皆様にご迷惑をお掛けしました。お詫び申し上げ訂正させていただきます。

山頂にて

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      山頂の大きなエゴノキ丁度花が見頃

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ガスで霞む山頂小屋  健養亭

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長者ヶ原のヤマボウシまだ真っ白に咲いてます。

今の時期良く見られます。

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今回は、他のコースに寄らず、ベンチでお湯を飲み暫く休んで
往路をピストン。

9:20 稲島登山口 

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自宅へ戻る途中、野菜の直売所で何がしかの品を購入。

角田山 21-14   これにてお終い

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2009年6月11日 (木)

ヒメサユリWatching粟ヶ岳

チラホラと彼方此方からヒメサユリの今年の開花情報が聞こえてくる
今日この頃です。

昨年は6月14日 ヒメサユリ山行だったのですが、記事は→コチラ
今年は、13,14日は所属する山の会の講習会出席予定。
今年は少雪で、開花も早いのでは…と急遽 思い立って粟ヶ岳へ。

■ 粟ヶ岳 (1,293m)

 【所在地】 新潟県加茂市 新潟県三条市下田
 【日  時】 平成21年6月6日(土) 
 【天  候】 曇/霧雨 
 【同行者】 相方 計2名
 【行  程】 第二水源地登山口(7:32)~三合目(8:00-8:06)~
         六合目粟庭(8:58)~七合目砥沢避難小屋(9:21-9:33)
        ~山頂(10:12-10:22)~七合目(10:55-11:25)~
        三合目(12:35-12:40)~登山口(13:00)
            *滞在時間 約5時間30分 内 休憩60分
 【高低差】 約1150m.
 【地  図】  国土地理院地形図1/25000 粟ヶ岳

 *写真は、クリックで全て拡大します。

(記事)
お天気はイマイチ 
登山口まで行って雨なら引き返そうと、いい加減な軟弱二人連れです。
今にも降りそうで降ってきません。
第二水源地先の空き地に車を停めて、出発準備。

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(写真 左) 第二水源地一合目登山口へ向かう相方
(写真 右) 県外からのツアー登山者のご一行 Richだなぁ~!

我ら老体2名が歩き出すや否や、温泉旅館 嵐渓荘のマイクロバス到着。
登山スタイルの県外ツアー客24名もゾロゾロと下車し歩き始めます。

粟ヶ岳は、概ね急登の連続 鈍った身体には結構堪えます。
はぁはぁぜぃぜぃ息を切らしながら、凡そ30分ほどで三合目到着
水分補給で一息入れる老体二人です。

登山道の彼方此方には、真っ赤に燃えるヤマツツジが、これでもか
これでもかと、目の前に迫ってきます。

     P11501671
何度 登っても粟ヶ岳は、急登の連続と感ずるひ弱なジィ~ジです。
何とか眼前の花々に気を紛らわしながら息せき切って頑張ります。
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(写真 左) ヤマボウシ ジィ~ジも相方も好きな花の一つ
(写真 右) 鮮やかなヤマツツジ

       P1150177
五合目先のアルミの三段梯子を登る相方です。

鎖場越えて、スタートしてから約1時間半弱 息絶え絶えに漸く六合目
粟庭到着。振り返れば登山口の水源地もガスで霞んでボー。。。
       P11501851_2  
粟庭から一寸下って再び砥沢避難小屋まで急登の始まり。
微かに霧雨が腕や顔に当り始めてきますが、雨具までは不要?
六合目途中からは、お目当ての今年最初のヒメサユリがチラホラと。

     P1150189
     P1150188

今年も例年とほぼ同じ場所で、見ることが出来たのです。
漸く七合目 ここでは当然の如く、小屋に入っての大休憩。
小屋は我ら二人で貸切状態。

       P11501911
持参のお湯でコーヒー溶かし、甘味を口にするジィ~ジです。
休憩の後は、最後の山頂への登りの開始となります。
時折冷たい風と霧雨が顔や腕を濡らしますが雨具は我慢し、ザックの
カバーだけは装着して前進 山頂へ一歩 一歩向かいます。

目当てのヒメサユリロードはまだ蕾状態の株も多く、見頃は今年も
13日頃から20日 21日頃まででしょうか?

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    P11502121

山頂方面は相変わらずガスで覆われて遠望は利きません。
残雪も随分と少なくなってしまっています。

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早々に山頂から下山してくる登山者2,3名と擦れ違います。
「今日は風が強く寒くて長いは無用です。」我らに言葉をかけてくれます。

10時32分 粟ヶ岳山頂到着。
ロートルジィ~ジと相方 何とか登り休憩入れて2時間40分で達成。
これ以上早く歩くことは出来ません。

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          山頂標識と後方に守門岳

山頂には埼玉からの単独行氏が一人だけ、雨具を羽織って風を避け
休憩中(この方 滅法スピードが速かった)
昨年は、6月の始めに来たがヒメサユリには早かったので今年は
この日を選んだとの事です。*県外からわざわざありがとうございます。

雨具も付けていないので、やはり寒さを覚えます。
10分程山頂でウロウロして下山を開始することに…

下山し始め、直ぐに足元に今年初めて見られたシラネアオイ。

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登山道脇にも眼前にもいろんな花々が見られます。
イワカガミ ウコンウツギ …etc

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七合目砥沢避難小屋が近くに迫った頃、件の24名のツアー客と遭遇。
全員通過までそれなりの時間を費やすジィ~ジと相方。

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           左後方は、村松白山

再び七合目避難小屋で、早めの簡単昼食を取ることに。。。
首にかけていたタオルは汗と霧雨でビッショリ濡れて居ます。
30分の昼食休憩を終えて、再び往路を辿ります。

     P11502291
          ギンリョウソウの群生

加齢現象に拍車が掛かり、下りはBALANCEも崩れ、登りより遥かに
注意を要します。以前ほどスイスイ下ること敵いません。

ふらふらしながら何とか登山口に無事到着です。

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スズメバチ駆除の案内 
ジィ~ジはスズメバチが天敵 痛い目に遭っているのです。

帰りは何時も七谷コミュニティセンターの100円風呂に立ち寄り
温泉でもなく、石鹸シャンプーも無いけれど、汗流す分には充分です。

霧雨が本格的な雨に変わっています。今頃県外ツアー客の皆さんは
雨に打たれていることでしょう。(お気の毒)

ジィ~ジはノンビリ 手足を伸ばし じょんのび じょんのび。

       P1150232

粟ヶ岳 ヒメサユリ 13日から20日頃まではたっぷりと楽しめる
ことでしょう。

21年 粟ヶ岳 ヒメサユリ状況でした。(完)   

 

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2009年6月 5日 (金)

定番ですが…角田山

今回も相変わらずの〝角田山〟です。

 

6月2日(火) 晴 
        同行者  相方

 

お天気に誘われ、定番?角田山です。
先日 身内に不幸があり、ここ2箇月ほど遠出も出来ず、脚力は
落ちまくり状態。

 

初七日も終えて、少し落ち着き以前の生活に戻りつつあります。

 

そこで最初は、定番 〝角田山〟を選択。

 

目的 その① 
落下速度に拍車が掛かっている脚力の現状維持訓練並びに
現在状況把握。

 

コースは何時もの通り、BAROMETERになっている稲島コース。

 

目的 その②
この時期に例年見られる 花探索。
一つは サイハイラン(采配蘭)
一つは ヤマボウシ

 

目的 その③
以前、心無き人に切られた 梨の木平 梨の木の現状チェック

 

      ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 

お天気に恵まれ、時折爽やかな風も受け、少し汗ばむも快適な
登山日和です。

 

お目当てのサイハイラン 稲島コースに2ヶ所其々4株ほど道の脇に
見られます。少し盛りを過ぎた感するものの毎年同じ場所に、ほぼ
同じ時期に咲いてくれています。
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       サイハイラン Cremastra appendiculata

 

タムラソウが彼方此方に見られ、マムシクサも散見されます。

 

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初夏を迎えた角田山、眩しい位の緑で覆われ、木漏れ日が心地良さを
醸し出してくれます。

 

陽気に誘われ?平日にも拘わらずハイカーの後が絶ちません。

 

      P1150141

 

山頂から灯台コースに向かい、梨の木平へ この日のMission③です。
先日 地元紙でも保存措置がされた由の報道が有りましたが、
切られた幹の周辺から元気な若い芽が、何本も出ているのを確認。

 

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      切られた周辺から新芽が何本も見られます。

 

とは言うものの、ジィ~ジにとって以前の状態の梨の木を見ること
叶わないのも、実情です。

 

登山道、山頂近くに見られた花々たちです。

 

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   P1150146 P1150148

 

そして山頂周辺でMission②のもう一つ ヤマボウシ嘆賞。
前の木が邪魔して少し見え辛く、もう少しで見落とすところ。
少し終わりかけだったものの、今年も葉っぱを覆い尽くすほど
沢山の花をつけていたのです。

 

     P1150150
       スッカリ大きくなって全体写真撮れません

 

    P1150152
ジィ~ジも相方もこの時期の好きな花なのです。(エゴノキの花も)

 

そして今の時期 良く見られる花たちです。

 

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新潟甚句? 新潟おけさ? 何を踊っているのでしょう!

 

       P1150156
      真っ赤に熟れたイチゴ発見(ヘビイチゴ)

 

9時から登りはじめ12時過ぎに下山。
約3時間 角田山 たっぷり堪能したジィ~ジです。

  角田山 21-13 (おしまい)

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2009年6月 2日 (火)

生きる 2題

以前 新聞やTV等、マスコミにも取り上げられた 〝ど根性○○〟
〝ど根性△△〟?大根とか野菜ではないものの、我家にも見られました。

その①
        P1150131

狭い我家の手入れも全くしていない庭の垣根の朽ち掛け丸太から
テッポウユリがスクスクと伸びてきました。

その②
     P1150160

我家の前、電柱の支線埋設部から出てきた ガザニア
塀の外側 アスファルト舗装道路とコンクリート金コテ仕上げの
L字側溝の小さなスペース

① ②とも種が風に乗って飛ばされてきたのでしょう。

生命力の強さを思い知らされます。

それに引替え人間とは… 
見習いたいものです。その強さ!

追加)  我家玄関先のエゴノキの花
今年は5月20日に咲きました。
現在は、とっくに散ってしまっています。
もうぞうさまからも紹介して頂きました。→コチラ

     P1150124   

   

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