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2008年11月

2008年11月30日 (日)

新潟 彼方此方 ④

年重ねたジィ~ジ、本日日曜日。おまけに左程飲めもしないのに
会合で新潟古町の居酒屋さんでお付合い。その為、相当酩酊中。
故に 支離滅裂な表現になるかと思いますがご容赦を!

11月20日(木) 雨/霙/雪
この日は、参加しているNPO法人の行事で、来年の大河ドラマ
〝天・地・人〟で町おこしを頑張っている政令都市新潟の岩室地区の
天神山城と小島谷の久須美様が作られ寄贈された弥彦モミジ谷公園を
散策する予定だったのです。

天神山城址は、〝天・地・人〟主人公の直江兼続公の弟である
大国実頼公の居城。(多忙で殆ど留守だったとは思われるが)

朝 小型観光バス2台でまずは岩室へ向かおうとしたのですが
折からたっぷり水を含んだ雪が降り出し、途中で転倒されても
困るので、急遽 天神山城址見学は中止で予定変更。

その結果、まずは 旧 巻町 へ
僅か80戸の集落(神社2社?寺院4寺) 福井集落の旧 庄屋
「旧 庄屋佐藤家」見学です。 *通常は土・日曜日のみ開放です。

その1部です
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知ったかぶり得意?なジィ~ジ、今回初訪問。
10年程前に解体運命にあった歴史上 貴重な旧跡を残そうと
NPO法人を立ち上げ地元の方で保存・維持運営に頑張っていることを
目の当たりにすることができた。

隣の米100表の舞台の三根山城と併せ、是非 お出かけ頂きたく。

雷と予期せぬ雪で天神山城が 旧 庄屋佐藤家に変更。お次は巻から
近い越後四道場 種月寺を訪ねます。(ここ当初予定のうち)

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(写真 左) 今年屋根葺き替えなった種月寺本堂
(写真 右) 樹齢数百年の銀木犀

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種月寺のご紋は、何故か??篤姫さまと同じ、○に十の字なのです。
山門の扉と本堂の屋根の上で見ることが出来ます。

*因みに 越後禅四道場 他の三寺は
村上市 光雲寺 五泉(村松)慈光寺  魚沼市(塩沢)雲洞庵 

このお寺さま 紅葉と苔も素晴しい。
ここから天神山城 多宝山も取り付くことが出来ます。

お次は漸く 弥彦のモミジ谷公園です。

県外ナンバーの大型観光バスも数台
ところがサラサラに程遠い雪で、足場も悪く紅葉も少し?遅め
1週間の違いで大違いだったのですが…それも越後 新潟かな

こんな寒いところ嫌だわ 或いは雪が降って良いわと仰る県外の方々。
それはそれで止むを得ないかなぁ~ (でも新潟は良い地です。)

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弥彦山 弥彦神社は 間違いなく越後の貴重な財産と思います。

紅葉の素晴しさは、日頃 世話になっている もうぞうさま の
11月の最初の記事を ご覧下さい。

最後になります。
年をとってもお腹は空くのです。
お昼は 荒波を見ながら 越後新潟を味わいましょう。

安い 簡単なランチで。・・・・・

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以上 この日の越後 新潟のごく一部探勝でした。

      新潟彼方此方 ④ お終いです。

追)ただ今もかなり酔ってますが、この日も6時からブログ仲間の
皆さんとのOFF会で、また酔っ払ったのです。

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2008年11月27日 (木)

《有朋自遠方来 不亦楽》

人付き合いが下手なジィ~ジにも、県都富山のT高校入学 爾来、
約半世紀に亘り交遊が続いている友人が5人居る。

性格も異なり、クラスも異なり、生活環境も違って居たのだが、何故か?
馬が合った!?自然発生的に繋がりが出来たようだ。

学生時代には、その一人の友人が学ぶ京都の大学へジィ~ジが
遊びに行き、数日間その寮に泊り込み古都京都のあちこちの寺院を
散策したり、また慶應BOYだった一人は、ジィ~ジが学ぶ?新潟まで
訪ねてきて、ジィ~ジの脇でモグリで講義を聴講したり…
人並み?の青春時代も味わったのです。

社会人になってから約40年当然それぞれ別の道を歩いてきたのです。

それでも10年程前から、〝都合のつくものだけでもたまに集まろう〟
と言うことで不定期ながら、また再会の機会を持つようになったのです。

南紀 白浜温泉と熊野古道一部散策 とか 能登和倉温泉とか

そして今回は、ジィ~ジが段取り係りで 新潟は月岡温泉

11月15日(土) 曇
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               夕餉の一部
今回一番遠くから参加したのは、兵庫県加古川市在住のM氏
ジィ~ジと相方、北陸道黒埼SAで待機、3時過ぎ4人を乗せた車が
到着。M君は相方とは初対面 挨拶交わし、ジィ~ジは車を乗り換えて
5人で新潟西I/Cから新・新バイパス経由でまずは、福島潟

オオヒシクイは見れなかったが、潟と整備された広い蒲原平野の
水田には驚いたようだ。

この日の宿は 月岡温泉 ホテル泉慶 
お互いの無事健康を祝い一風呂浴びて、後はお膳を囲んで1杯、
近況報告やら オイ オマエの昔話に延々と話が弾みます。

11月16日(日) 小雨
朝食終えて、ホテルをチェックアウト
まず この日ジィ~ジが運転し案内するは、白鳥の湖 〝瓢湖

この瓢湖 10月30日 目出度くラムサール条約登録湿地認定。

この狭い湖にこの日は、5190羽の白鳥と無数の鴨

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凄まじい鳴声と、まだ出勤前?の数多くの白鳥を目にして一同
吃驚して喜んでくれた。

次に向かった先は、定番? 〝北方文化博物館〟
1800町歩を越える越後の大地主 伊藤家の邸宅と7代に亘る
収蔵品の数々を見学。

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数々の貴重な収蔵品や日本有数の豪農の大邸宅 小雨降る中
ゆっくり見学 。。歴史好きな彼らには充分堪能できたようだ。

一転 次に案内したのは 朱鷺メッセ 
31階の展望室から新潟市全体を俯瞰。
小雨が煙り、生憎佐渡は見ることが出来なかったものの概要は
把握してくれたようだ。

お昼は、天麩羅へぎ蕎麦で舌鼓。

最後は、日本で一番人が多く集まる?道の駅 新潟ふるさと村  
新潟の土産調達です。 

我家でもう1泊して貰っても良いのだが、加古川在のM君どうしても
翌日用があると言う。

幸い雨も少し小降りになってきた。ジィ~ジの運転で北陸道
新潟西I/Cから黒埼PAへ…
又の再会を約し、PAで待機していた相方共々帰路につく一行を見送り。
ジィ~ジは車を乗り換え相方と家路に…

能登半島で病院の理事長をやっている一人が学会出席の為、
今回欠席したが、来年か再来年、場所を変え、皆で集いたいもの。

ジィ~ジの新潟案内  お終い。

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2008年11月21日 (金)

小春日和

ここ10年以上、毎年11月の中旬は晴れ間を見つけてりんご刈り。。

11月13日(木) 晴れ
小春日和の気持ちの良い朝 自宅を出て関越道は越後川口から
十日町そして飯山、中野、須坂市へ向かいます。

りんご刈りは、須坂市のYりんご園と決めてます。

まずは作業場で挨拶後、贈答用の手配を済ませ、りんご園へ…
我家の他にも同時刻に4組ほど。

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    リンゴの木の奥には白馬から冠雪の北アルプス

北アルプスは、真っ白に雪化粧 山は既に冬の様相

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         小春日和の青空とリンゴ

今年は、災害にも会わず、園主もニコニコ顔で嬉しそう

相方と汗を流しながら、大型ビニール袋で7袋もぎ取って
(相方の親戚に頼まれたりしているので)

再び作業場に戻って、ハネだし、傷物調達 (ケーキやジャム用に)

今年のりんご刈りも終了です。

りんご園の家族の皆さんに見送られ、りんご園を後にするジィ~ジです。

時間もお昼に少し前、力仕事で空腹も覚え 蕎麦でも食べてお昼に
しようと小布施の町に立ち寄ります。

紅葉シーズンもさることながら、町おこしに成功した小布施の町は
観光バスで大賑わい。平日なのに人、人、人…

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         北斎館の付近のモミジ

小布施の町には、お蕎麦屋さん結構なかず或るようですが、
たまたま入ったところが、泉石亭
オーダーは、辛味大根蕎麦と三色蕎麦
新蕎麦で、香りも味もGOOD 
値段も安く、大いに満足 庭を見ながら味わうジィ~ジです。

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          辛味大根下ろすジィ~ジ

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              オーダー品

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          紅葉盛りの泉石亭の庭

食べ終わり店を出る頃には、順番待ちのお客でビッシリ

りんご刈りも終え、小腹も満たし後は往路を戻るだけ…
高速も利用せず、小千谷から長岡へ、相方の実家や親戚立ち寄り
もぎたてリンゴの配達です。

小春日和の或る日のジィ~ジの一こまです。

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2008年11月18日 (火)

集中 榛名山 20-秋

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               榛名湖と掃部ヶ岳

春 4月の第一日曜日は、弥彦山7コースに分かれての花見登山。
そして11月の第二日曜日は、天候不良予測されるの越後を避けて、
ここ数年晴れ確率の高い関東へ遠征お邪魔しているジィ~ジが所属
する山の会。春と秋の2回 集中登山と称する会の大イベントなのです。

中越地震の年は中止にしましたが、ここ数年赤城山で7コース設定
今年は目先を少し変えて榛名山を選定。

ジィ~ジは7、8年その取りまとめ役を引き受けているのです。

今年は、何人かの会員からの要望で榛名山を取り入れ。
何しろ四十代から九十近い方まで幅広い会員層 多勢の参加を
得る為には、コースの選定。会報での広報作業。
そしてバス会社との折衝 仕事は結構多岐に亘り煩雑です。

それでもジィ~ジが所属する山の会の良い所は、
山に関して50年の経験・実績を有する山博士や、協力してくれる
仲間が多勢居るということです。

今回もコースの事前下見など数多くの会員の仲間、先輩からの
協力を得ることが出来たのです。

11月8日(土)
5コースの担当リーダーに参加者の最終人数確認の上、名簿印刷。

今回参加者211名 これは新記録です。会員の約40%の参加です。

後は雨が降らないことを祈るだけ。 予報は曇り。。。

11月9日(日)
6時30分 4台の大型観光バスに分乗し、イザ出発です。
途中 栄SAで乗車組を乗せて、北陸道から関越道 渋川伊香保へ

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今回の コース別参加者 総勢 211名

・榛名富士コース  グレードD・E 30名(片道ロープウェィ利用)
・天目山コース    グレードD   28名
・森林公園コース     グレードD  16名
・掃部ケ岳コース   グレードC  89名
・水沢山コース    グレードC  47名  
・本部                   1名 (ジィ~ジ)

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     片道ロープウェィコース(下山後 榛名湖半周)

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途中のトイレ休憩や乗車確認など時間配分に余裕を見た積りでも
実際には思うように行かないのも世の習い。

まずは四台とも森林公園先の大駐車場へ、ひとまずジィ~ジは
公園管理人のI氏に入山の挨拶をして…

ここで二コースは、下車直ぐに出発準備に掛かります。
相馬岳も面白そうですが、なにせ団体登山には不向きで今回パス。

四台のバスは、沼の原そして掃部ヶ岳登山口へ向かいます。

団体登山の鉄則は、たの一般登山者に迷惑を掛けないこと!!
各リーダーは、それぞれ小分けに班編成をしたり協力してくれます。

各コース 最終集結場所は、湖畔の宿公園 野外円形STAGEです。

各コース、後はジィ~ジがお願いした信頼できる各リーダーにお任せ

それまでひとまずジィ~ジもゆっくり出来るので、天目山コースの後を
ノンビリ歩いて着いて行く事に…
(上記 写真は、その模様)
落ち葉踏みしめ、まだ残る紅葉に歓声を上げながら登る参加者達。

少し冷たい風も肌に当たるものの雨の心配は無さそう。。。
(この時季はヤッパリ関東方面に限るようです。)

お昼時間の長短有るものの、凡そ予定時刻に各コース事故もなく、
円形STAGEに集結。
(頼りになるリーダーさん達でありがたい。)

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 写真は 掃部ヶ岳担当リーダー甘納豆氏より借用

全員揃ったところで、健康でそれなりに山を歩けたことに感謝し、
来年も元気に山歩きが楽しめるよう、会長に〆の挨拶して貰い、
無事 大イベントの終了です。

観光地 榛名 伊香保温泉から渋川・伊香保I/Cでるまで渋滞が
有ったもののほぼ予定通り6時30新潟駅南口 観光バス発着場に
到着。バスが新潟市内に入る頃から少々雨が…

雨にも遭わず予定終了 
参加者の皆さんと各リーダーそして関東の山に感謝あるのみです。
大役 終えて ホッと一息のジィ~ジです。

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2008年11月13日 (木)

燕岳 紅葉嘆賞登山その7

街路樹や公園の木々が鮮やかに燃え、確実に晩秋から初冬に
入っている今日この頃です。

安・近・短 ジィ~ジ紅葉嘆賞登山も ソロ~ッとお終い?
今回は、アクセス的にもギリギリの安・近・短

■ 燕岳    2763m
 【日  時】 平成20年11月2日(日) 
 【天  候】 晴
 【同  行】 相方 計2名
 【行  程】 中房温泉登山口8:45~第一ベンチ9:06~
        第二ベンチ(9:30-9:35)~第三ベンチ9:55~
        富士見ベンチ10:25~合戦小屋(10:52‐11:08)~
        燕山荘(11:55-12:15)~燕岳(12:35-12:50)~
        燕山荘(13:13-13:40)~合戦小屋(14:20-14:30)
        第三ベンチ15:05中房温泉登山口16:00
        *所要時間 7時間15分 休憩約1時間40分含む
 【標高差】 約1400m.
 【地形図】 国土地理院地形図1/25000槍ヶ岳

記事)
紅葉嘆賞には少し遅いことは承知の上、毎日が日曜日の暇人
ジィ~ジといえ、世間様の三連休に邪魔にならぬようとは思うものの
その雰囲気だけは、チョッピリ味わいたいのです。

そこで選んだのが 
燕岳(2763m) 過去に燕山荘にも3度ほど宿泊、或いは
表銀座、裏銀座~表銀座、常念岳、そして餓鬼岳~縦走等々多分
10回近くは訪ねた好きな一座です。

自宅から近い新潟西I/C 5時少し前に入り、 ETC通勤割引活用し
中房温泉手前の第一駐車場には8時半少し前に到着。

運良く1台分のスペース見つかり、早速出発準備。

もし 時間が掛かれば最悪?燕山荘泊まりも止むを得ない!

予報では翌日の天気は少し下り坂… 何とか日帰り目指しましょう。

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           三連休駐車場は満車状態
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紅葉は、黄色く燃えるカラマツ程度 それも終わりかけ…

8時40分 中房温泉登山口
アルプス三大急登と言われる合戦尾根ですが、足場も良く、
ジィ~ジ毎度然程気にならず、寧ろ好きなコースかも。

第一ベンチをスルーして第二ベンチで小休止。
足元にはほんの少し新雪の解け残りが見られます。

第三ベンチ付近から、新雪が3,4センチ圧雪状態に変わります。
前日、燕山荘で宿泊の下山で擦れ違う登山者の大方はアイゼンを
着装していますが、ジィ~ジと相方は、とりあえずそのまま着けずに
前進です。

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(写真 左) 富士見ベンチ付近から 中央奥に薄っすらと富士山
(写真 右) 太い氷柱

10時52分 合戦小屋
燕岳目指す登山者、下山する登山者でそこそこ賑っています。
スタートから約2時間 ジィ~ジと相方も小休止。。。

合戦小屋から一登りすれば

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        槍ヶ岳  イザ見参!!
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    目を転ずればこの日の目的 燕岳も

この付近から冷たい風が強くなってきて肌に容赦なく当りだします。
燕山荘も視界に入り、ズンズン近づいてきます。
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11時55分 燕山荘
登山口から3時間チョイ燕山荘到着。ここでもベンチで休憩です。
どうやら日帰り出来そうな感じ。それにしても寒い!
普段暑がりやジィ~ジですが、寒いのは寒い。
寒さ感ずると急に疲れも出てきたようでピッチも鈍ります。
寒さを堪えて(重ね着すれば解決するのに…)ヤセ我慢の馬鹿ジィ~ジ
山頂目指します。

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          燕山荘前から燕岳

汚れ無き新雪も所々風で吹飛ばされ…寒い寒い
長袖下着1枚の馬鹿なジィ~ジやっと登山シャツに腕を通して

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         山頂目指す相方

12時35分 燕岳山頂

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         山頂にて馬鹿ジィ~ジ

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           北燕岳方面

剱岳・立山方面少しハッキリしなくて残念
暫く寒さ堪えて、山頂から四周を眺め、やがて下山の開始です。

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         山頂から下る相方

燕岳は花崗岩の山、様々な形、その造形美が何とも言えません。

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   抉られた登山道には新雪が… 先行く相方

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        名物イルカちゃんと槍ヶ岳

13時13分~ 燕山荘
再び燕山荘に戻ります。風は少しだけ落ち着いてきたようです。
何とかベンチでも食事は取れそうです。
少し遅めの簡単ランチ。。。

黒岳・鷲羽・三俣蓮華・・・・山座同定してみます。

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           大阪からのお嬢さん

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燕岳は花崗岩の岩 岩 岩 自然の造形美の展示場。

13時40分 燕山荘~下山開始。
安・近・短 日帰り決定 何とかは達成できそうです。
圧雪で滑りそうな登山道 注意しながらドンドン下ります。
(勿論 ザックの中には6本爪のアイゼンは入ってます。)
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          左奥には有明山

槍ヶ岳 大天井岳も少しずつ遠のいていきます。

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      中央奥には 爺ヶ岳も白く聳えて

合戦小屋は、登りのときと異なり人気は少なくなってます。

合戦尾根矢張り良く見れば急登の連続です。

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とにかくガンガン下るだけ。。。。。。
もう先は、読めます。ヘッデンも不要です。
落ちかけの陽の光が差し込んで木々が光って見えます。

16時 Just 中房温泉登山口 到着。
無事 日帰り 燕岳達成。

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(写真 左) 夕陽が射して
(写真 右) 中房温泉登山口

後は冷えた身体を温めてノンビリ家路へ向かうだけ

温泉は、駐車場から近くの 国民宿舎 有明荘

内風呂 そして露天風呂 ユッタリと気持ちの良い温泉に浸ります。

帰路は、往路とコースを変えて大町~糸魚川経由を選択。

帰宅して大河ドラマ 篤姫 (BS)見るに楽々間に合ったジィ~ジです。

紅葉は時季を失していたものの、燕岳 何度行っても飽きない山です。

                  お終い

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2008年11月10日 (月)

魅力探方 福島県

     P1130122 

所属しているNPO法人の事業計画の中に、魅力探訪会と称する
項目があります。

その内容は、
県内外の魅力に富むイベント、工房、景観、施設等を借り上げバス
などの交通機関を利用して探訪する。

現在 少子高齢化に伴う人口減少が避けられず、
おまけに若い世代にとっても魅力的な受け入れ企業が少なく県外
流出が顕著になり、新潟県でも大きな問題となっています。

ジィ~ジは、かねてより、地域の定住人口の現象が避けられないので
有れば、せめて交流人口の増加を図ることが、地域活性化の一助に
なるのではなかろうかと思考しているのです。

県内は勿論、県外でも何処でどんな町おこし村おこしをやっており
それがどれ程の効果を生んでいるのか?実際に訪ね見学することで、
我々が住む新潟にとって、それらが何かのヒントにならないか!

今回はジィ~ジの提案で、福島県 大内宿 探訪です。

*海外の主要都市の幾つかか回られた理事長も、大内宿は
ご存知無いとの事 

10月30日(金) 晴れ
大型観光バス1台で、磐越自動車道からまずは、大川ライン
観光地 〝塔の岪(へつり)〟  立ち寄りです。

紅葉シーズンのせいか?平日にも拘らず、関東・東北からの
大型バス、或いは自家用車の数にまず驚かされます。

広大な駐車場に入るも順番待ち… 大渋滞です。
人人人 中には中華系の言葉も聞こえてきます。
観光客でごった返し状態です。
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(写真 左) 観光客で賑う様子
(写真 右) 対岸の虚空像さま 参拝の様子

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百万年の悠久の流れで、侵食と風化作業の繰り返しの結果
形成された河食地形の特異例 

観光地として年間多くの観光客を集めます。
土産物店や食堂など何軒も観光客相手に生計を立てています。

混雑している 塔のへつり から目的の 大内宿へ向かいます。

これまた数十台の大型観光バス、そして自家用車の行列。
さしもの広い駐車場も入るまでに一寸刻み状態。

駐車場の少し手前で降りて、歩くことに…
(ジィ~ジ大内宿は3度目です。)

       P1130128_2 
              混み合う大内宿

丁度 昼過ぎ、名物D屋の ねぎ蕎麦 この日のランチ
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蕎麦は、丁度塩梅良く新そばの時季です。
この葱をお箸代わり使い、且つ葱もカジルのです。(辛かった)

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(写真 左) D屋内部から旧街道歩く人の様子
(写真 右) 大内宿の様子
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       鎮守の森のお山から大内宿全体を俯瞰  

年間を通して多数の客を呼ぶ 大内宿
このような茅葺家屋も無い新潟ですが、これ等に優るとも劣らない
何かを創造しなくてはならないのではなかろうか!?思うジィ~ジです。

今回 冷やかしに一軒 一軒覗いてみたのですが、隣同士が同じ
土産を扱って居らず、独自性を発揮しているように見受けられた。

これ等も継続性を維持する為の智慧 工夫かもしれない。

我らが住む新潟の魅力を探し出し、全国から多勢のツアー客を
呼びたいものです。

この日の帰り、バス車窓から眺める飯豊連峰冠雪、磐梯山も
薄っすらと山頂付近が白くなっていました。

今回の日帰りツアー今後の新潟活性化のヒントにならないかなぁ~

冬は もう直ぐ目の前です。

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2008年11月 7日 (金)

越後白山 紅葉嘆賞登山その6

暇を持て余しているジィ~ジにしては、このところ少々用事が重なり

10月22日(水)晴れ
一寸 用が有り榛名湖周辺へ。(登山では有りません)
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(写真 左) 伊香保森林公園オンマ谷風穴近くの紅葉の様子
(写真 右) 榛名富士

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(写真 左) 掃部ヶ岳硯岩から榛名湖俯瞰
(写真 右) 掃部ヶ岳登山口周辺の落ち葉

5時過ぎに自宅へ帰り、夜は先日の観月茶会の世話役の
反省会と称する飲み会に参加。
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新潟古町 秋田料理のお店です。
お酒は、殆どジィ~ジと理事長二人だけ
相当頂き、酔いが廻ったジィ~ジです。

10月26日(日)
相方の母親の米寿の祝いを終えて
皆で奥只見道元高原,上の原でコスモスと越後三山堪能

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          越後三山

そして

10月28日(火)雨のち晴れ
ジィ~ジが所属する山歩きの会、ジィ~ジ企画の山行です。

■ 越後白山
 【日  時】 平成20年10月28日(火) 
 【天  候】 雨
 【参  加】 男性4名 女性7名  計11名
 【行  程】 慈光寺山門8:15~1合目登山口8:25~3合目8:50
        ~山頂避難小屋(10:30-12:15)~7合目12:46~
        3合目鉄塔(13:55-14:10)~慈光寺14:40
        
        *所要時間 6時間25分 休憩約2時間10分含む
 【標高差】 約860m.
 【地形図】 国土地理院地形図1/25000越後白山

記事)
企画担当のリーダーに魅力が無いのか?或いは歩きなれている
地元の山である為か?参加者僅か11名。

おまけに、朝から全天真っ黒な雲に覆われて降雨間違いなし。

名刹 慈光寺山門前に4台の車で集結。

雨もポツンと当たりだし…

「秋葉丘陵傘差し散策に変更したら如何?」とか気乗り薄

S姐さん 「折角来たんだから登ろうて!」 
予定通り 決行決断のジィ~ジです。

久々に 最初から上下とも雨具着けてのスタートです。
小雨とは言え、止みそうな気配全く有りません。

登山口から3合目までは、所々ロープが張られた急登の連続
     P11300801
         雨具を着けて

3合目から6合目位まで緩い道と変ります。
     P11300831
既に晩秋 落ち葉を踏みしめて進みます。

7合目から9合目までは、再びチョとした急登が続くのです。

1合目からユックリ歩いて約2時間 
山頂避難小屋に到着です。
平日 雨降り 勿論 貸切です。(後で単独男性一人有り)

自家用車で日帰り、いつもと異なりビールや酒 全く有りません。

それでも持ち寄りの品の数々を出し合い、ノンビリ マッタリ。。。

ユックリお昼も終わり頃、今回新しく入会された会員さんも参加
しているので、銘々自己紹介やら会への要望など一人3分の
スピーチタイムを設けます。
これだけ時間を掛ければ、全員直ぐに打ち解けます。
こんな場合は、あまり大人数でない方が良いみたいです。
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           避難小屋内の様子

1時間半を超える大休憩(お昼)もお終い。
床を掃き跡片付けをして小屋を後にします。

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(写真 左) 山頂の鐘
(写真 右) 山頂 1012メートル

7合目までは滑り落ちそうなほど急で濡れた落ち葉が怖ろしい。
気をつけながら下ります。
雨は霧雨程度に変ります。勿論 飯豊連峰望遠は叶いません。

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(写真 左) 濡れ落ち葉の急登注意しながら下山
(写真 右) 谷合からガスがモクモク湧き出して

田村線 7合目 天狗の腰掛です。

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降雪期は、太い枝の股辺りまで積もります。

やがて今頃になって雨も降り止み陽射しまで当るように…
中越幹線大鉄塔3合目 のんびりと足を止め休憩です。

     P11301041

ここ数日の雨のお陰か?足元のあちこちで食用できる茸点在。

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爽やかな?少しヒンヤリする風受けながら 慈光寺境内へ下山です。

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    由緒ある持光寺と大杉 苔むす石仏

1,000m.の低山でも既にこの時季、紅葉は終わり時?
幾重にも重なった落ち葉が印象的な道でした。

今回 参加の二人の新会員さんとも親しくなれて雨のお陰で
実りある会山行となりました。

ジィ~ジ 今年3回目の越後白山 もう直ぐ雪を迎える白山。。

                 お終い

 

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2008年11月 5日 (水)

ジィ~ジの或る日

何時もの山ネタでは有りません。

日記代わりのジィ~ジの記録です。

10月25日(土) 晴れ
午前 相方の父親の13回忌法要 菩提寺の本堂で母親始め
子供達夫婦と一部の孫参加で施行。

お昼は 全員で長岡K屋で へぎ蕎麦に舌鼓を打つ。

夕方からは、相方の母親の米寿の祝い (半年早い)
年齢からもそんなに遠出は出来ません。
場所は、長岡市蓬平温泉I屋 

3時過ぎ、新幹線で娘と孫も到着です。
夏以来 久し振り、駅まで迎えに行くジィ~ジです。

予定参加者揃ったところで、車を4台連ね出発です。
蓬平の隣の 山古志へ立ち寄りです。

山古志 中越地震で大きな被害を受けて早4年、復興事業も
相当進み、大型土木工事や被災家屋の集団移転などほぼ完了。

日本の原風景を思わせる山古志 棚田 牛の角突き 錦鯉

それでも今も地震の爪痕は、ハッキリと残っています。
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木篭(ここも)集落 土砂崩れで川が堰きとめられダム化され、
24所帯のうち13軒の家屋が水没したのです。

更に 〝掘るまいか〟と映画化された、中山隧道 見学。
昭和8年から16年の歳月をかけて地元民による素彫りの隧道
875メートル手堀道路トンネルとして日本最長 R291として
1998年新自動車トンネルが完成するまで利用された。
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(写真 左) 手掘り中山隧道
(写真 右) 新中山トンネル
 Nakayamatuidou P10406201 

6時から 米寿の祝い 
姉弟を代表して義弟から バァちゃん専用 地デジ対応小型TV
都合で欠席の我家の倅の代りに10人の孫を代表して娘から
手押し老人車、其々目録が手渡され、4人の曾孫も参加で、
宴は、盛り上がります。
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(写真 左) 料理の一部
(写真 右) バァちゃん囲んで記念の1枚 

銘々 お釜で焚くご飯が格別に旨かった。
久し振りに日本酒を些か飲みすぎのジィ~ジです。

地震復旧営業再開のI屋 泉質も良く、料理もサービスもGOOD

10月26日(日)曇り

バァちゃんの米寿の祝いも滞り無く終了、この日は帰るのみ。
慌てることは無いので、チェックアウトはユックリ

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(写真 左) I屋フロントの錦鯉  錦鯉山古志 小千谷市は日本一
(写真 右) I屋のホール

のんびりと朝食を採って、宿を後にし、再び山古志経由で魚沼市へ
途中 立ち寄りは、奥只見道光高原 上ノ原のコスモス園
残念ながら広大なコスモス園もハイシーズンを少し過ぎた?感。 

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        P11300691

この地から眺める 越後三山もなかなかの絶景です。
          

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        晩秋の魚沼平野と越後三山

たっぷりコスモスと山の景観楽しんで、我家の娘たちと従姉妹が
帰京の時間。
新幹線浦佐駅まで皆で揃って送ります。

法要と米寿の祝い 予定通り無事終了です。
これからも健康で又 バァちゃんの卒壽 白寿のお祝いしたいもの。。

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2008年11月 3日 (月)

無常 世の習い!

神無月も中旬を過ぎた或る日 

拙宅の玄関前で見つけました。

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羽の色も褪せ艶も有りません。
少し 悪戯心で刺激を加えて見ました。
精一杯鎌を振り上げ威嚇しようとしているようですが迫力なし。

もうこの世での役割は、終わったのでしょうか?

そして それから2、3日後、たまたま車寄せの縁止めに

かさかさに乾いた枯葉  片付けようと手にしたところ

それは、件の蟷螂の残骸でした。(写真なし)

来年もきっと我家の狭い庭の何処かで、この世に存在した
明確な 証し 観られることでしょう。

                    合掌

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