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2008年1月19日 (土)

恒例?八ヶ岳 その2

予想通り、お天気も上々の様子です。

  *写真は、クリックで全て拡大します。

1月14日(月・祭) 成人の日

赤岳鉱泉 朝食は6時からです。

過去には、硫黄岳から赤岳への縦走コース、或いは硫黄岳から
天狗岳経由渋の湯とか、この時季幾つかのコースを歩きましたが、
ここ3年ほどは、専ら赤岳オンリーとなってます。

今回も地蔵尾根から下りは文三郎尾根ルートの予定です。

 P1080005 P10800061
(写真 左) 朝食 秋刀魚の開き、有機豆納豆(サンマ旨かった。)
(写真 右) 小屋前から阿弥陀岳を望む

 7時20分 赤岳鉱泉 出発
持参の飲物や取りあえず不要な品は、小屋にデポ。
小屋外でアイゼン装着出発準備、
夫々目的地に向かう登山者で混雑してます。

中山尾根経由で行者小屋へ向かって歩き始めます。
中山乗越手前からは、左手に屹立する大同心 小同心がハッキリと

乗越の樹林帯を少し下れば、行者小屋に出ます。

7時58分ー8時5分 地蔵尾根分岐
 P10800151 P10800181
(写真 左) 地蔵尾根登山口分岐
(写真 右) 朝日を浴びる阿弥陀岳

阿弥陀岳は陽が当たり白く輝きを増しています。
Y氏とN君は、好条件なので阿弥陀岳へ向かいます。
Y先輩 この時季の阿弥陀岳だけは走破していないという事で
積年の願いだったのです。

赤鬼氏アイゼン調整し愈々地蔵尾根に取り付きです。
昨年と違いトレースはシッカリと付いてます。

途中 中岳沢から阿弥陀岳に取り付いている仲間2人の様子も
木々の枝の間から見え隠れしてます。

左手がすっぱりと切れ落ちているダケカンバの樹林帯を抜けるまで
DOUBLESTOCK使用で急登を登ります。

樹林帯が終われば、愈々ピッケルの出番です。

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(写真 左) 右斜め前方に中岳から阿弥陀岳 遥かに御嶽山
(写真 右) 地蔵の頭に向かって

アイゼンの利きも良く、昨年より風も無く、気持ちよく前進できます。
2点確保を意識しながら一歩一歩…

9時27分 地蔵の頭 地蔵仏
横岳・硫黄岳への縦走コースとの分岐です。
ここから山頂までまたまた登りが続きます。
ここで一寸一呼吸取ります。富士山も顔出してくれてます。

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(写真 左) 地蔵仏
(写真 右) 富士山遠望

地蔵仏から5分足らずの赤岳天望荘越えて山頂目指します。

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(写真 左) 頂上向かって頂上小屋も見えます。
(写真 右) 頂上目指して

振り返れば、天望荘も遥か眼下になって…
 P10800331
眼下の天望荘、横岳から硫黄岳   遠くに浅間山

この時季このルートを縦走したのは、もう6年くらい前?

10時23分ー10時35分 山頂
最後の一登りで頂上小屋 そして山頂(2899.2m.)です。
 P10800371 P10800401
(写真 左) 頂上小屋から山頂は目前
(写真 右) 山頂にて記念撮影

近くの南アルプスからグルッと中央アルプス北アルプス…
流石に北方四島は見えないものの 正に至福の時です。

たっぷり四周を眺めます。これ以上の贅沢有りません。
満足感一杯 後ろ髪引かれる思いですが下山の時間です。
滑落注意、気を配りながら下りの1歩踏み出します。
下りのコースは文三郎尾根を辿ります。

 P10800441
   編笠・権現岳方向 後方は南アルプス

アイゼンの爪を利かせて岩場の雪稜を下ります。
暫くは事故起こさぬよう用注意箇所が続きます。

   P10800511
    硫黄岳 横岳 方面 地蔵尾根は何番目?

中岳分岐まで下れば、一安心。
少し前から、Y氏 N君は阿弥陀岳の登頂を終えて、我々を
待っていたようです。
N君は、赤岳までもう一登りしたいとの事。
(若さ、そのPOWERが羨ましく思えます。)

 P10800461 P10800541
(写真 左) 手前に中岳を従えた阿弥陀岳
(写真 右) 山頂方面を振り返る

雪で踏み固められた鋼製網目階段を行者小屋に向かって
ズンズン下ります。

11時33分 行者小屋

無事 今回の予定コースは終わります。
余韻 楽しみ一服します。

   P10800571
    行者小屋と大同心・小同心

荷をデポそしてお昼もまだなので赤岳鉱泉へ向かいます。
中山乗越へ少し登り返しです。
ここから左へ入り中山展望台に立ち寄りです。
丁度昼時の為か?阿弥陀岳にもガスが掛かり始めます。
山のお天気は、直ぐに変わります。

 P10800761 P10800771
(写真 左) ガス湧く阿弥陀岳
(写真 右) ガス湧く主稜

それでもまた直ぐにガスは晴れ!指呼の大同心をバックに
   P10800791
   大同心・横岳背景に記念撮影(ジィ~ジ撮影)

12時25分 赤岳鉱泉
赤岳鉱泉に着くとほぼ同時にN君も到着です。
ヤッパリ 若さ とは素晴しいPOWERなのだと改めて
思わされます。
小屋の食堂の一角借用して、無事を祝いみんなで乾杯
そしてユックリと笑いながらお昼を採ります。

山は色々感動を与えてくれますが、同行の仲間とこんなひと時を
持つ事ができるのも山好きならではの特権なのです。
人と人との繋がりが強くなるのを感じます。

とは言うものの何時までも居る訳にもまいりません。

13時25分 赤岳鉱泉 
 P1080085_2
赤岳鉱泉を後に美濃戸へ向かいます。
再びガスが晴れ、大同心が 「また来い」と呼びかけているような

北沢の途中で最後の大同心を瞼に焼き付けます。
 P10800871_2
       北沢からの大同心

再び美濃戸山荘軒先借りて小休止。
後は、ツルツル テカテカの凍結林道を転倒しないように注意して

15時30分 美濃戸口 到着。
無事に予定完了です。
ザックや荷を車に積み込み、一部凍結の三井の森別荘地の舗装
道路をユックリ運転 何時もの通り 〝樅の湯〟で汗を流します。

身も心もサッパリとして、再び夕闇迫る中央道へ…

県境辺りからは雪がフロントガラスに当たります。
バサバサ雪降る 新井の道の駅 オアシスで全員揃って夕食です。

夕食終えて、Y先輩と好漢N君とは再会を誓い、ここでお別れです。。

我等6人時折 雪舞う北陸道を新潟向かい車を進めます。

21時30分 我家着 
仲間の皆さんとお別れです。

鬼に笑われても、健康で来年も八ヶ岳山塊を歩きたい!!

               お終い

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コメント

mikkoさま
comment有難うございます。
我等暇人グループは、お陰さまでお天気の様子を見ながら
行動できる利点が有るのですyo。
お2人はスキーされますので、雪に慣れておられるので、
是非雪の八ヶ岳挑戦されれば言いと思います。
ジィ~ジでさえ歩けるのですから問題有りません。
ピッケルと10本or12本のアイゼンだけ必要ですが…
大同心・小同心が待ってます。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2008年1月25日 (金) 07:40

やはり、日ごろの行いが良いのですね。
素晴らしいお天気に恵まれて、どのお写真もため息ものでした。
夕日に染まる山々を眺めながらのアルコールタイム。。。
一番の贅沢でしょうね。
行者小屋からの大同心・小同心の眺望ってこんなに素晴らしいのですか~?
行った事ないので・・・(^-^;)
いつかは行ってみたいな。
もちろん雪の無い時期でないと私には無理ですが・・・

投稿: mikko | 2008年1月25日 (金) 00:26

yukitubaki さま
お疲れさまです。
赤岳鉱泉 好きな小屋です。
コースを代えても何度でも行きた~い。
食堂奥の展望場からグラス片手に夕日で染まる赤岳眺め
ちびりちびり 堪えられないなぁ~
>今年の、初冬(山ではね)に行けそうですyo。
行ってらしゃ~い 是非!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2008年1月22日 (火) 19:55

うん、もう!?
メッチャ・羨ましいyoぅぅ~!
てか、よだれの垂れる映像アリガタイ(・・★)すぅッ!
登りたい!!って、思うもんねぇ~。
昨年、はなたれtubaで登りましたんで・・・。p(´⌒`。Q)ふぅー。

今年は、秋刀魚でしたか?美味しそうですねぇ☆
あぁ~、赤岳鉱泉のサンマ食べたいなぁ~。

ンで。
今年の、初冬(山ではね)に行けそうですyo。
サンマだと、いいですけどねぇ~。

投稿: yukitubaki | 2008年1月22日 (火) 19:47

山空花さま
何時もcomment有難うございます。
〝案ずるより生むが易し〟と言う諺もあります。
経験者同行とお天気さえ良ければ殆ど問題ありません。
寧ろ2,3月辺りが凍結厳しくなり条件悪くなるかもしれません。
1度は上記条件付でchallengeされますように!!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2008年1月22日 (火) 13:53

はぁ~、見れば見るほどカッコいいですね~。
憧れるな~。
でもやっぱり、雪山入門の山と言われてもとても挑戦できそうも無いですね。核心部は見ていてるだけでも足がすくみそうです。

当面は八ヶ岳が見える低山で満足することにします。

投稿: 山空花 | 2008年1月22日 (火) 12:56

三脚マンさま
折角のチャンス 返す返す残念至極です。
毎週貴殿の動向チェックしますね!(笑)
今後ともよろしくです。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2008年1月22日 (火) 08:19

う~ん。
読めば読むほど、惜しかったです。
天気まで味方してくれて、年に一度のチャンスだったのに・・・(悔)
私がもっとサッサと行動していれば・・・。

私も天気が良ければ毎週でも、山に入ります。
(今週は寝坊)
いつかどこかで、バッタリあると思います。
そのときは宜しくお願いします。

投稿: 三脚マン | 2008年1月21日 (月) 22:35

甘納豆さま
comment多謝。
今回はTIMING合わず残念でした。八ヶ岳は冬山入門コース
貴殿の力量で有れば問題外です。寧ろヤバイのは斯くいう小生
北・南色んなVARIATIONROUTE楽しめます。越後の山と
違った感触味わえます。きっと病みつきになる事でしょう。
来年はSCHEDULE調整して是非!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2008年1月21日 (月) 19:24

輝ジィ~ジ様
 ピリッとした冷気が伝わってくる写真の数々、ただただ見つめいるのみです。
八つは、会山行でジ~ジさんに連れて行って貰ったことが1回あるだけです。
冬の八つに行きたいなぁ~と思いつついつも願望だけに終わっています。
サラダさんと同じく、冬の八つに行くには一大決心が必要なのです。(小心者)
代りに、越後の里山を徘徊していましたが、今年はまだ雪が少ないようです。
でもまだまだ冬が続きます。近辺の山で少しでも鍛えていつか冬の八つやアルプスに行きたいものです。

投稿: 甘納豆 | 2008年1月21日 (月) 18:54

サラダさま
確かに被写体とお天気は良かったのですが、なにせ撮影技術が…
でも良き仲間とわいわい言いながら歩けるのは幸せですね!
何時の日かご一緒致しましょう。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2008年1月20日 (日) 22:02

第2幕 核心の赤岳 ワクワクしながら
見せてもらいました。 良い天気にすばらしい景色 これぞ冬山の醍醐味ですね。
良い写真が一杯!!
は~! ため息が出ます。

投稿: サラダ | 2008年1月20日 (日) 21:57

山いろいろ さま
山なのに意外にサンマが旨かったねぇ~
我が駄ブログは写真べたべたそしてぺたぺただけだから。。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2008年1月20日 (日) 17:18

相変わらずUPが早いですね。
こちらはなかなか追いつけず、やっと半分でアップアップしています。(笑い)
秋刀魚、本当に美味かった。さんまは赤岳に限る。(^。^)

投稿: 山いろいろ | 2008年1月20日 (日) 09:49

もうぞうさま
お早うございます。
そうなんですyo。普段の行いが良いのです。(笑)
雪の八ヶ岳天気が良ければ大丈夫です。
アイゼン、ピッケル使用すれば…是非お試し下さい。
八ヶ岳は所謂冬山入門コースですから!
気分変り病み付きになるかも知れません。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2008年1月20日 (日) 08:53

やっぱり最高の天気でしたね。
こんな時に行けるとは、普段の行いが良いのでしょう。
良い天気の日にもう1度行ってみたいですね~
あっもちろん雪のない時ですよ。

投稿: もうぞう | 2008年1月20日 (日) 08:29

noritanさま
何時までも駄目だと思わないで挑戦する気も必要です。
案ずるより生むが易し と言う言葉もあります。大丈夫だyo。
夏の時季の鉱泉は水洗トイレだし、風呂も勿論入れます。
もみの湯は八ヶ岳美術館から暫くの場所にあり、原村の3セク施設。
安くて設備も上々です。隣は樅ノ木荘宿泊施設です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2008年1月20日 (日) 07:59

雪のある今頃は私には無理でも寒の時期を過ぎたら、是非行ってみたい!
誘われなかったから一人寂しく~~(ーー;)
「赤岳鉱泉」は通過、休憩しただけですので、今度は是非泊まってみたい。「もみの湯」も情報ありがとう。

投稿: noritan | 2008年1月20日 (日) 01:51

いめかさま
しまった!言い忘れちゃった(笑い)
でも悪いけど眺め最高だったもんね!
何時か一緒に行きましょう。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2008年1月19日 (土) 22:33

素晴らしいお天気で八ケ岳も美しいです。
こんな景色を毎年見られて幸せですね。
あぁ~羨ましい~

絶景かな~絶景かな~とは言いました??

投稿: いめか | 2008年1月19日 (土) 22:20

赤鬼さま
少し良くなったようで良かった良かった
それにしてもなかせるcommentだなぁ~
また行こうね!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2008年1月19日 (土) 21:32

ようやく痛み薄らいできたよ。写真見ると楽しかった事柄が思い出され、また行きたくなるねえ。
こうゆう楽しみを持っておいらは幸せだあ。
そして勿論、良き友を持ってもっと幸せだあ。

投稿: 赤鬼 | 2008年1月19日 (土) 21:23

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