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2007年10月 7日 (日)

赤牛岳へ向かって (後編)

赤牛岳登れば読売新道へルートを採るのが普通?と思われますが、
へそ曲りジィ~ジは経費節減理由でピストンです。

■ 赤牛岳(2864m.) 200名山

所在地  富山県富山市
山行日  9月21(金)~23日(日)
同行者  相方 計 2名

      23日 晴 /曇
行  程  水晶小屋(6:20)~真砂岳分岐(7:55)~
      南真砂岳(9:07)~湯俣岳(10:25‐10:40)~
      晴嵐荘(12:22-13:15)~高瀬ダム(15:40)
       行動時間 約9時間20分 実質歩行時間7時間45分 
高低差  1620 m.  

   *写真は、クリックで全て拡大

【記事】

この日は下山して真直ぐ自宅へ戻ればOK
慌てる必要も有りません。

小屋宿泊の半数以上の登山者は、赤牛岳へ向かいます。

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   槍ヶ岳・穂高シルエット

小屋で朝食食べてジィ~ジも下山支度です。

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(写真 左) 水晶小屋朝食内容
(写真 右) 水晶小屋入口 

お天気降りそうにないものの、スッキリはしていません。

6時20分 赤牛岳登頂の目的終えて、下山開始です。

読売新道は下らなかったものの、もう一つの目的は、
未だ歩いた事の無い、竹村新道 を歩く事でもあったのです。

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(写真 左) 下山開始の相方
(写真 右) ガス湧く中を下る相方 

東沢乗越を過ぎて真砂岳に向かって登り返しです。

小屋から約1時間半強 行く手に標識。

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(写真 左) 南真砂岳分岐標識
(写真 右) 真砂岳山頂直下ガレ場のトラバース道。

樹木は既に秋モード…

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(写真 左) 赤い身を付けたナナカマド
(写真 右) 風に揺れるチングルマの花穂 

途中にはクロマメノキが群生、沢山の実を付けて居ます。

幾つか口に含みます。甘酸っぱい味が口一杯広がります。
(ホンとは 採取してはいけません。 ほんの二つ三)

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(写真 左) トラバース終えて
(写真 右) 南真砂岳へ向かって

やがてハイマツ茂る南真砂岳が目前に…

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湯股まで4時間と標識有り 

先はまだまだ長~い 長~い

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(写真 左) 南真砂岳から先は急降下 梯子が有ったり
(写真 右) 片側切れ落ちたガレ場もあったり

下るに連れて樹相も変わり、潅木も多くなります。
周りは、間違いなく秋を感じさせてくれます。

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(写真 左) 竹村新道下る相方
(写真 右) 湯股岳山頂 三角点

小屋からユックリ下り約4時間 湯俣岳(2378.7m.)山頂到着。
三角点だけの狭い山頂。密生する樹木で展望利かず。
コーヒー飲んだりユックリ休憩。

ここまでくると、北アの雰囲気もあまり感じなくなります。
休憩したら最後の下りに掛かります。

針葉樹林帯の中、ふかふかの落ち葉を踏みしめ下山です。

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(写真 左) 樹林帯の中進む相方
(写真 右) 眼下に湯俣川

2017m.のピークを過ぎれば、急勾配の尾根道となります。
1640m.の展望台からは崖っぷちの狭い嫌な登山道が暫く
続きます。

もしもう少しお天気が良かりせば、この辺りから
槍ヶ岳と北鎌尾根がバッチリ見えるはずなのに…
生憎薄っすらとガスで覆われて…

やがて長い下りも終わりを告げてくれます。

南真砂岳付近で時折、クロマメノキの実を幾つか口にしたり
最後の下りを慎重に歩いたり
凡そ小屋から6時間(含む休憩時間) 竹村新道終点です。

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(写真 左) 湯俣川の真っ青な水湛える貯水池
(写真 右) CT標識

河原では 若いグループのテントが2張りほど
(ここの河原を掘れば温泉が出ます。)

小屋でBEERを求め、前のベンチでお昼です。

良く冷えたビールが疲れを吹き飛ばしてくれます。
旨い 旨い。一気に飲み干します。

30分程休んでいたところ
小屋で同宿の100名山目指しの東京杉並在の単独行氏が
到着。此の先行動を共にする事にします。

聞けば、水晶岳が100名山の98座目だったとか、
残すは 早池峰岩手山 10月の始めには
達成したいとの事です。

たまたま 温泉目的の客が小屋まで小さな蛇を見つけます。
まだ 若いマムシです。小屋の若い衆が取り除きます。

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(写真 左) 湯俣温泉晴嵐荘
(写真 右) 子マムシを割り箸で捕獲する宿の若い衆

小屋前で1時間時間を費やし、
愈々高瀬ダムに向かう最後の歩きです。

湯俣川に掛かる吊橋で対岸へ渡ります。

川床が岩稜のせいか?流れる水の透明度の高い事!

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 晴嵐荘と結ぶ吊橋

ここから10㌔弱 ダムまで先は結構な道のりです。

時折 温泉目的の人達と交錯します。

高瀬川にそって気持ちの良い道が1時間ほど続きます。

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(写真 左) 高瀬川沿いの遊歩道
(写真 右) 名無沢脇の名無避難小屋〈あまり利用したくない〉

高瀬川が高瀬ダムに変わると林道終点広場に出ます。

ここからダムまでは未舗装の砂利道となります。

ダムに沿っての林道歩き、途中に3箇所ほどトンネルや
発電所も出てきます。

最後の高瀬トンネルは約1キロ
真っ暗な長い長いトンネルです。

このトンネル抜け出せば終着 高瀬ダム。

ここで 今回の山歩きに終わりを告げる事になります。

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(写真 左) 高瀬トンネル 約1キロ
(写真 右) 高瀬ダム  

暫くすると下からTaxiが上がってきます。

単独行氏と相乗りで七倉山荘へと下ります。

七倉山荘前の駐車場から単独行氏と一緒に3日間の
汗を流すべく、直ぐ近くの 葛温泉T館へ…
内湯も露天も泉質が良く、鄙びた秘湯です。

山での思い出に浸り入浴、まさにこれまた至福の時です。

満足感一杯で身体を拭い 着替えをして浴室を出て
相方を待ちます。

一寸した事件は ここで発生。記事は→コチラ。。。

葛温泉T館を後に、単独行氏を大町駅まで送り、
われ等は北陸道を目指します。

赤牛岳・竹村新道 無事当初スケジュールの終了です。

また 一つ新しい体験できて満足であり、そして感謝です。

                          (完)

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コメント

toshiさま
拙 駄ブログにようこそ!comment有難うございます。
出かけていてお返事が遅くなり失礼いたしました。
6年前、小生も裏銀座から表銀座通しましたが、
野口五郎や三俣蓮華岳などLocation的には、素晴しいし、
静かでいいですよね!出来れば時季変え何度でも行きたい。
こんな駄記事ですがお役に立てれば、幸甚です。
お立ち寄り、有難うございました。これからもどうぞヨロシク。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年10月18日 (木) 06:34

 こんにちは。お邪魔します。
 私は、1週間前の9月16日から19日まで裏銀座を歩きました。といっても16日は前泊のため大糸線で大町迄行き、駅前のビジネスホテルで宿泊し17日に烏帽子小屋に宿泊しました。翌18日は、野口五郎岳、水晶小屋、黒部川源流、三俣山荘と歩きこの日の宿泊先である双六山荘につきました。
 この間素晴らしい天気の中で当初の目的であった野口五郎岳の山頂にたち、水晶小屋を訪問する事が出来ました。そして、のんびりとしてたたずむ赤牛岳を十分に楽しむ事も出来ました。槍も魅力的なんですがなんか野口五郎岳、赤牛岳、三俣蓮華岳みたいなマイナーな山が気になるんですよね。
 来年もこの辺りを中心に歩いてみたいと考えています。山行記録は来年の参考になりました。


投稿: toshi | 2007年10月15日 (月) 19:38

まゆ太さま
連続COMMENT 有難う。
出来れば湯俣温泉でユックリしたかったのですが…
テント張ってる若いグループも居ました。河原掘れば
温泉になるし、何時の日か?是非お出かけ下さい。
今日も仕事そこそこ頑張って下さいネ!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年10月 9日 (火) 06:30

ジィ~ジさん、おはようございます!
(って、先に挨拶しなさい!って感じですね・・失礼しました。)
このコースいいですね。わたしも竹村新道、行ってみたいなーと思ってたのですよ。湯俣温泉も気になるし。とっても参考になりました!

投稿: まゆ太 | 2007年10月 9日 (火) 06:14

山いろいろ さま
読売新道も長いけど、ここも結構長いのですyo。
高瀬ダムから登れば、頑張っても野口五郎の小屋へ行くのが
精一杯でしょう。余程の健脚で無いと水晶小屋まではまず無理。
今回は、未体験ゾーンを経験できたという事で満足?
お天気に恵まれた事が何よりでした。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年10月 8日 (月) 17:47

こんな長いコース、行こうと思うだけでもエライ!。
行けるもんなら行ってみたい気もするけど、どうしてもという気にもなれず・・。
ともかく、いい山行ができて良かったですね。

投稿: 山いろいろ | 2007年10月 8日 (月) 17:34

noritanさま
そうです。逆コースです。雨が降ればブナ立へ下る積りでしたが…
赤牛岳・水晶岳は北アの臍 だから四周の名だたる山々が全て
見渡せます。やはり歩く価値は大でしょう。
晴嵐荘で温泉に浸りたいと思うけど、ダムサイトの
砂利林道がねぇ~ 長いわ!!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年10月 8日 (月) 06:12

竹村新道を下山されたのですね。
私が行ったコースと全く逆でしたね。
私は晴嵐荘に一泊しました。
ノンビリした初日でした。
輝様ご夫婦は山中2泊で行かれたのですから凄い!
私は晴嵐荘伯含め3泊でないと無理です。
何れにしても北アルプスの「へそ」=「ど真ん中」だそうですから「赤牛岳」は。

投稿: noritan | 2007年10月 8日 (月) 00:56

サラダさま
コンバンワ COMMENT有難うございます。
小生 暇人なので比較的お天気目がけて歩けるんです。
10数年前10月10日表銀座を目指しましたが、槍ヶ岳付近が凍結で
ピッケル・アイゼン持参せず燕岳で撤退した事がありました。
お天気が良い事を祈ります。槍ヶ岳数回出かけていますが
GW頃 天気も安定、割と条件いいですyo。
赤牛岳折角行きながら読売新道下りなかった事、チョッピリ
悔やんでいます。


投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年10月 7日 (日) 23:11

凄い山行ですね。 ため息つきながらみせて貰いました。 こんな良い天気に 私もまだ行ったことない
この高瀬ダムから 水晶岳と行って見たいです。
槍ヶ岳が 素敵ですね。 私もすっきりとした 槍ヶ岳に会いたいですよ。 もう少しで 槍ヶ岳に 行きます。天気がチョット心配です。 雪になるかもですね。 行ったことないところ 行きたい所を たっぷり楽しませてもらいました。 ありがとうございます。 

投稿: サラダ | 2007年10月 7日 (日) 23:00

赤鬼さま
歩いた事の無いコース歩きは、やはりいい経験になるねぇ~
でも長かったわ!
時間が有れば、湯俣でどっぷり温泉に浸かって一杯やりたかったわ!!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年10月 7日 (日) 20:24

やっと帰ったか。難儀なコースだねえ。でも行って
みたい。

投稿: 赤鬼 | 2007年10月 7日 (日) 19:30

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