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2007年9月30日 (日)

赤牛岳へ向かって (前編)

ジィ~ジ&相方共に赤牛岳は未だ未踏です。

一度は歩いてみたい!

天気予報を信じて、二人で出かけたのです。

■ 赤牛岳(2864m.) 200名山

所在地  富山県富山市
山行日  9月21(金)~23日(日)
同行者  相方 計 2名

      21日 晴
行  程  高瀬ダム(6:45)~ブナ立尾根登山口(7:07)~
              2208.5m.三角点(9:17)~烏帽子小屋(10:25-10:45)
              ~三ツ岩岳下部(12:08‐12:30)~野口五郎小屋
      (14::05)
        行動時間 約7時間20分 実質歩行時間6時間20分 
高低差   約 1700m.  

   *写真は、クリックで全て拡大

【記事】

この日の予定のコース概要です。

   Rtbunatate
   高瀬ダム→烏帽子小屋ルート断面

   Rtnogutigoro
   烏帽子小屋→野口五郎ルート断面
  

まだ眠い、早朝2時起床寝床片付け2時半自宅を出発。
ETC 深夜・早朝割引適用です。

扇沢に向かい、其の途中から左折、七倉へ。

七倉の登山補導所で登山届けを提出。

今の時期、高瀬ダムへのTaxi乗り入れは6時半。

相乗りの方と4名(計2,000¥)で出発です。
  (この日2台目の乗車)

7月に登った船窪小屋への分岐を脇目に山ノ神トンネルからロックフィルダムに取り付けられた車道を5回ほど折り返しダムの上に到着。

ここから湯俣へ行く道と別れ、不動沢トンネルに向かって歩き始めです。

トンネル過ぎて濁沢の吊橋渡り、ブナ立尾根の登山口に取り付きます。

ブナ立尾根 6年振り2回目のジィ~ジと相方。
前回は、裏銀座から表銀座への縦走だったのですが…

北ア三大急登と謂われるブナ立尾根、最初から樹林帯の急登です。

この日のCTは9時間30分です。

   P10607411 P10607421
(写真 左) ブナ立尾根登山口標識
(写真 右) 足場の悪いところはスチールパイプのステップ設置。

合目表示の代わり?11からPOINNTOごとに表示があります。

   P10607471 P10607521
(写真 左) 8表示
(写真 右) 2208.5m.三角点 
ブナ立登山口から約2時間程要します。

   P10607531 P10607601
(写真 左) タヌキ岩なんてのも有ります。
(写真 右) 不動岳 奥に針の木岳から蓮華岳

ダケカンバの樹林帯に変わると稜線は近くなりなます。
やがて 烏帽子小屋へ到着。

合戦尾根、笠新道と3大急登と言われていますが、良く整備された道、然程難儀とも思われません。

   P10607631 P10607621
(写真 左) 烏帽子小屋の軒先で休憩
(写真 右) 小屋前からは赤牛岳読売新道、奥に薬師岳

小屋主さんが24日の小屋終いの準備で忙しそうです。

ここまで来れば、先を急ぐ事も有りません。
ユックリ休憩 ティータイムと洒落ます。

山々眺めながら20分ほど、ユッタリと休みます。
やがて3パーティ6,7人到着。
烏帽子岳目的の登山者も居るようです。

ジィ~ジと相方再び先へ向かい歩き始めます。

   P10607661
   振り返れば、烏帽子岳と烏帽子小屋です。

   P10607671
   三ツ岩(2844.6m.)へ向かって歩き始める相方。

   P10607691
   左手には、高瀬ダム越に唐沢岳と餓鬼岳(2647.2m.)が指呼。

   P10607701
   白い砂礫と緑のハイマツ帯の登山道 
   バックは、立山(雄山と龍王岳)、右肩に剱岳

   P10607721
      我が隊の後に一人のお兄さんだけ。殆ど貸切独占状態。
   バックは針ノ木岳に蓮華岳 また奥に鹿島槍ヶ岳

   P10607731
   左斜め前方には穂高連峰バックの槍ヶ岳が遠望

   P10607861
   右手横には今回目的の赤牛岳

三ッ岩下で簡単ランチで大休憩 

登山道脇には彼方此方に熟したクロマメノキが沢山。

悪い事とは知りながら一粒二粒口に入れます。
甘酸っぱいその味は、ENERGYになるような…

   P10607901
   右手斜め前方は黒く聳える黒岳

   P10607921
   この日のルートを振り返ります。
   針ノ木岳の最奥に鹿島槍ヶ岳を確認。

2時を少し回った頃、野口五郎小屋到着。
6年振りの宿泊です。(小屋終い24日)

此の先の水晶小屋まで行って行けない事は無いと思われますが、この日の予定は敢えて五郎小屋とします。

勿論 この日最初の客となります。

泊まりの手続きを取り、部屋に案内されます。
シーズンで無いので一部屋丸ごと使えます。

あまりの早朝出立のお陰か?
珍しく2人とも早速1時間以上のお昼寝です。
柄に無く 日頃寝つきが悪いジィ~ジも直ぐに Zzzzz

其の後、10人程の登山者到着。 

   P10607931 P10607941
(写真 左) 野口五郎小屋入口
(写真 右) 夕食MENU

この小屋の水は天水利用です。1リットル200円

熊本在の日本語上手なオーストリアの学生さんと懇談したり、食事を通して他の登山者の皆さんと情報交換をします。

TVでの翌日の天気予報はマズマズの予想です。

   P10607951
   夕日に照らされる大天井岳と常念岳

山小屋では考えられない1部屋独占で大の字になり、眠りに着きます。

      前編   お終い。。。
   

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コメント

いめか さま
ホンとお天気に恵まれ、静かか裏銀座の一部貸しきり状態で
気持ちの良い贅沢な山歩きを堪能できました。
この時季花は少ないですが、空気も澄み意外と眺めも良いですyo。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年10月 6日 (土) 21:24

あ~ぁ羨ましいの一言です。
天気も良く、足もルンルンのご様子ですね。
さぁ後編を楽しみにしてま~す。

投稿: いめか | 2007年10月 2日 (火) 22:42

heppocoさま
sanae隊には到底ひっくり返って逆立ちしても及びません。
2時起きは、意外と寝る事にだけは神経質なジィ~ジなので
車中泊では良く寝れないのですyo。(天井とか枕替わると)
これからも隊長さんと末長く山を楽しめれば、健康で
Happyな人生だと思います。
我等より遥かに充実した人生おくれますyo。きっと。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年10月 1日 (月) 22:46

いや、ほんとに、ジィ~ジさんかsanaeさんか?!というくらい(どんなくらい?)スゴイ行動力ですね。
2時出発なんて、我が家には考えられないことですyo
それはきっと山への愛なのでしょう♪
今からでもずっと続けていれば、ジィ~ジさんやsanaeさんのように(トシチャんも)なオトナになれるのでしょうか?
もっと頑張らないとかな(笑)

投稿: heppoco | 2007年10月 1日 (月) 22:22

もうぞうさま
今日はお休みで雨飾山でしたか?
紅葉大体1週間ほど遅れているようですね!
そうそう小生なんか、角田と立山界隈別にして歩いた山なんか
ホンとにごく僅かもいいところです。
だから行きたい所、尽きません。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年10月 1日 (月) 20:42

輝ジィ~ジさま、未踏の山はまだまだ多いとは存じますが、では一体どれほどの山を、登られたのか?
ちょっとお聞きしたいですね~

それと今年の紅葉は、遅れているようですね。
今日雨飾山に行って来ましたが、一部草モミジが見られた程度でした。

投稿: もうぞう | 2007年10月 1日 (月) 20:28

山いろいろ さま
2時起床スタートの理由は、只一つ、小生寝る事に関してだけは、
意外と神経質でなかなか寝付く事が出来ないからです。
先が残り少ないので、行き急いでいるかもね!?(笑)
この時季丁度端境期なので静かでしたyo。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年10月 1日 (月) 18:10

よく登りますねぇ。なんか行き急いでいませんか?(笑い)金と時間と根性と体力が有って結構さんですね。
ところで、2時起床なんてのは疲れると思うんですね。自分なら夕方出発、登山口泊すると思いますけど・・。

投稿: 山いろいろ | 2007年10月 1日 (月) 18:00

sanae さま
ブナ立尾根途中から見える不動岳眺めながら、相方と
sanae隊がデカザック背負って歩かれたんだなぁ~と
話していたんですyo。
sanaeさんが赤牛岳未踏とは(@_@。です。
今回はお天気マズマズ静かな山歩き楽しめました。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年10月 1日 (月) 17:12

嬉しく再現風景を楽しませて貰いました。
赤牛、私もまだなのです。
このあとどういうコースをとられるのでしょう?
続きが楽しみです♪

投稿: sanae | 2007年10月 1日 (月) 14:23

noritanさま
おおっ 可哀想。。
長い長い竹村新道から水晶へ登ったのにねぇ~
赤牛は眺望が素晴しい。水晶小屋ベースに何時の日にか
また再挑戦してみてください。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年10月 1日 (月) 06:56

「赤牛岳」は我が山だと思っています=同じ牛なので。

H16に晴嵐荘に泊まり、竹村新道から入り、水晶小屋に泊まりましたが・・・
荒天の為、水晶岳ピストンで諦めて、帰りは烏帽子に泊まり、ブナ立尾根下山しました。
次の記事が楽しみです。
私もいつか「赤牛岳」行きたい~~

投稿: noritan | 2007年10月 1日 (月) 00:21

昨日は、ホンとに助かりました。
本来の目的は達成できませんでしたが、ほんのさわり
雰囲気は感じてもらえたと思います。
裏銀座縦走この時はお天気に恵まれ、五郎小屋まで下山者と
二人しか擦れ違わなかったし、静かで雄大な景色をたっぷり
見れて鬼さんには悪いけど最高でした。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年9月30日 (日) 19:18

素晴らしい写真にため息。聞こえた? おいらも行きたいが、行きたい山がいっぺことあって困った。
優先順位つけなきゃ。

投稿: 赤鬼 | 2007年9月30日 (日) 18:55

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