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2007年8月10日 (金)

コマクサ山行 (後編)

小屋のお母さんの特別の計らいで、この日1番の朝食。

13打の鐘に送られ小屋を出発、
何時までもお父さん、お母さん手を振り見送ってくれます。

   P10506631

■ 蓮華岳 2799m. 針ノ木岳 2821m.

所在地  長野県大町市、富山県中新川郡立山町
山行日  7月28日(土)
お天気  7月28日 晴/曇/雨/曇 
同行者  女性6名 男性7名 計13名
行  程  28日
       船窪小屋(5:30)~七倉岳(5:45)~北葛岳(7:15‐20)
       ~蓮華岳(9:35-9:45)~ 針ノ木小屋(10:22-10:40)
              ~針ノ木岳(11:20-11:30)~針ノ木小屋
      (11:55‐12:37) ~大沢小屋(14:15‐14:20)~扇沢駅
      (15:10)~P(15:25)
              所要時間 9時間55分 実質歩行時間 8時間20分
高低差  別途
地  図  国土地理院地形図1/25000 黒部湖[南東]

* 写真は、クリックで全て拡大

【記事】

小屋のお父さんお母さんの姿が見えなくなる頃、烏帽子岳・不動岳との分岐にでます。我が隊は、右へ進路を採ります。直ぐに七倉岳山頂です。

   P10506661 P10506671_2
(左)不動岳・烏帽子岳分岐
(右)七倉岳山頂

この日のコース概要は、こんな感じです。

船窪小屋から蓮華岳~針ノ木小屋の概要です。

   Hunakubogoyaharinokigoya

   

   P10506731
針ノ木岳眺めながら心ウキウキですが…
ここから一旦約200m.の足場の悪い下りです。

   P10506651 P10506771
ボケているのはムシトリスミレ?

七倉岳下れば、眼前に北葛岳がど~んと立ちはだかります。
七倉乗越は岩場で両側切れ落ちています。

   P10506781

振り返ってみれば、こんな所を下ってきたのです。(左下)

北葛岳へはジグザグ急登高度差 約250m.。

北葛岳山頂にて                    (右下)

   P10506811 P10506911

   P10506801 P10506841
ミヤマムラサキが多く見受けられます。(右)
イワオウギ?も…(左)

   P10506961

北葛岳から沢ルート合流まで250m.の急降下。

これから所謂 蓮華の大下り が始まります。

高度差約520m.なのです。

(我々は、逆 大上り!?)

   P10507011_2

   P10507031

大上りの第一歩が始まります。(写真上)
これから岩稜帯が続きます。鎖が随所にめぐらされてます。

   P10507061
最難関クリアーしたので一息 入れてます。

   P10507081

岩場の核心部は過ぎました。あとは小さなピークを二つ三つ。。
行く手には、ガスが立ち込め始めます。

とうとう 雷鳥さんの親子まで… (天気悪化の予兆!)

   P10507111
     (中央部に子雷鳥)

   P10507191
蓮華山頂までは、緩いガレ場の連続です。
この辺りは、 コマクサ の群生地帯。

   P10507181
白いコマクサ 3株ほど発見。。。

   P10507251
勿論 ピンクのコマクサは至る所に見受けられます。

蓮華岳山頂到着です。

山頂標識の付近には、三角点と若一王子神社の奥宮石祠。

   P10507301 P10507331

針ノ木岳への稜線上に咲く、花々です。

   P10507281 P10507341
   P10507351 P10507371
   P10507411 P10507441
   P10507451 P10507461

天気益々悪化 遂に小雨も混じります。
やがて針ノ木小屋到着。
小屋の乾燥室借用し雨具の着装です。 

   P10507481

小雨の中、折角来たので針ノ木岳山頂目指します。

小雨混じりのガスで、残念ながら視界は全く利きません。

黒部湖も剱岳も勿論ガスで遮断。

記念に集合写真を撮り、直ぐに小屋へ下山です。

   P10507561
         山頂の三角点

途中には、小雨に煙るシナノキンバイやアオノツガザクラ

   P10507581 P10507591

小屋に着き、小屋の室内テーブル借用し、お昼を採ります。
後は雪渓下るだけ…長丁場のコースも凡そ先が見えます。
持ち寄りの果物なども振舞われます。

時折 大粒の雨になったり、回復望めないようです。
お昼を終わり、跡片付けして帰り支度です。

針ノ木岳から扇沢までの下りの概要です。

   Rtharinokisekkei
愈々、雪渓くだりの開始ですが、上部は暫く夏道です。
平日とは言いながら、お国訛り飛び交う登山者グループ
後を絶ちません。

   P10507631
針ノ木雪渓下り始めの様子です。

偶然 10日ほど前、北海道斜里岳登山の折に出会った元、富山県警の山岳救助隊長だった谷口さんグループにまたまた バッタリ ホンとに吃驚!!
擦れ違いに挨拶交わします。(世の中意外と狭い!?)

   P10507651
針ノ木雪渓 特にアイゼンも必要有りません。
雪道に不慣れで着けてる人もいますが…

   P10507691
 雪渓上部を振り返って眺めてみます。もう直ぐ雪渓歩きも終了です。

   P10507701 P10507711

沢を外れ、山腹沿いに進めば、やがて かの 大沢小屋

“人想えば山恋し、山想えば人恋し”

   P10507761 P10507771

立ち休憩で、再び先を目指します。

   P10507781 P10507791
   P10507811 P10507821

4月29日以来の扇沢です。   

誰一人 トラブル無く、予定終了です。

後は交通事故に遭わぬよう安全運転だけです。   

   P10507841 P10507861

山歩きの汗を流しに大町温泉 薬師の湯へ立ち寄り。

ここでも長野市在住のU夫妻にたバッタリ出会い\(◎o◎)/!
(龍王岳へ行ってきた由)

サッパリとして、温泉から上がれば参加者の皆さんタチドコロに
CityBoyとCityGirlに大変身。。。。

3台の車が連なり 一路 新潟を目指します。♪ ♪

 一口感想
ジィ~ジ数年前に扇沢から蓮華岳日帰り経験一度有るものの、今回のコースそしてランプの宿 船窪小屋は初体験。急登・急降下の変化有る、花もそして山岳展望の優れた満足感一杯の山旅となり、これからも記憶に残る事と思われる。

       後編 お終い。     

 

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コメント

sanaeさま
何時もお世話様です。
ランプの小屋船窪、布団も清潔、料理も旨い、以前
NHKでもTV取材されたり、女たちの山小屋物語と言う本にも
取り上げられ、又行きたくなるような小屋でした。
今度は、お2人の逆で不動、烏帽子へ回ってみたいですが、
怖そう!!針ノ木谷も良さそうですね!何しろお二人は凄い。。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年9月 3日 (月) 16:47

改めてまたお邪魔します。
一部同じところを歩いたわけですね。
同じ方面に行かれていて、再度感慨深く拝見しました。それにしても輝ジィ~ジさんもお仲間も健脚でびっくりです。
船窪小屋いいですね~
寄れなくて残念でした。

投稿: sanae | 2007年9月 3日 (月) 15:27

じゅんこさま
コメント有難うございます。
とにかくこのコースジィ~ジ大変気に入りました。
コマクサ始め花も多く是非是非お試しあれ!
船窪小屋から不動岳 烏帽子岳も良いかも…

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年8月19日 (日) 15:07

輝ジィ~ジさん
後編も興味深く読みました!
良いコースですね。14日扇沢から柏原新道を
歩きながら針ノ木雪渓を眺めました。
何時かは歩いてみたいルートです。
扇沢は20年振り・・・。
当時はトロリーバスで黒部ダム観光でした。

投稿: じゅんこ | 2007年8月18日 (土) 16:01

甘納豆さま
蓮華の大下りは多分逆に登ったほうが樂かもしれませんネ。
針ノ木雪渓は全体の3/5位でしょうか?正直全体的には
石転び沢の方が多分きついでしょう。
来年、種池経由針ノ木岳でも企画してください。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年8月16日 (木) 08:07

heppocoさま
雪渓歩きは、慣れと恐怖心の問題だと思います。
ジィ~ジも雪はOKなんですが、なにせ高所恐怖症。。
でもこの程度の傾斜であれば、意外と怖くないんですyo。
凍結状態であれば、話は別ですが…
白いコマクサ断定は出来ませんが、多分来年も
白く咲くのではないかと思います。来年確認してみましょう(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年8月16日 (木) 07:21

nobuさま
コメント有難うございます。
そうですか!北アへいらっしゃるんですか?旧盆過ぎると
めっきり人出も減りますし、静かな涼しい山歩きができる事でしょう。
北アはVARIATION ROUTEが沢山有るので、時季変え
何度も行きたくなりますね!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年8月16日 (木) 06:46

山いろいろ さま
先日はお疲れさまでした。針ノ木岳は雨で残念でしたが、
眺望も花も変化に富んだコースもそして良き仲間…
山さまの腰痛とジィ~ジの坐骨神経痛とは全く違うような症状
何とか騙し騙し使わないといけないようですね!お互いに
昨日まで一寸 カミさんと出かけてきました。
異常な暑さにグロッキー(@_@。もういい加減にして。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年8月16日 (木) 06:41

 大変お疲れ様でした。
蓮華の大下り(大上り)、北アルプスらしくて良いですね。カシミールの断面図を見るとうんざりすると思いますが、その分達成感はあるのでしょう。
それよりも、針の木から扇沢までの下りが大変そうですね。標高差1400mもあります。そのうち雪渓がどのくらいあるか知りませんが、雪渓に助けられるコースのように見受けられますね。
自分は。岩登りも雪渓下りも好きなのでこのコースあこがれます。 

投稿: 甘納豆 | 2007年8月15日 (水) 12:24

針ノ木雪渓・・・写真で見るとものすごい傾斜です(@_@;)
雪にも下りにも不慣れな私は絶対アイゼンです。

週末、私たちも白いコマクサを初めて見ることができました。
ちょっと時期遅れでしたが。
白い株のものは来年も白が咲くのでしょうか?

投稿: heppoco | 2007年8月14日 (火) 20:29

来週こっち方面へ行く予定です。
と言っても、山登りと言えるほどのものではなく
立山アルペンルートのハイキングです。
ガイドブックやこちらの記事を拝見していると、
いろんなコースがあるようで、
一度行ったら2度3度コースを変えて
訪れたくなるでしょうね。
こちらは下界の猛暑とはうって変わって涼しそう♪
今から楽しみにしているところです。

投稿: nobu | 2007年8月14日 (火) 13:44

お疲れさまでした。そして、お世話になりました。
このアップダウン厳しい道も、腰の痛みも少なく縦走でき、腰に優しい山行のコツをつかめた事が、自分なりの自信につながります。
厳しい道だったですが、隔日を経ればまた行ってみたくなる甘ちゃんで困ります。(笑い)

投稿: 山いろいろ | 2007年8月13日 (月) 08:51

もうぞうさま
たった今、貴殿の記事にコメント入れていたところです。
以前谷口隊長が退職される年にたまたま講演をお願いした事が
有ったのと、斜里岳の前日の清岳荘で遭ったばかりだったのです。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年8月11日 (土) 20:16

さすが、ジィ~ジさまお顔が広いですね~

さて私も「登った気分」にさせて頂きました。
ありがとうございました。

投稿: もうぞう | 2007年8月11日 (土) 20:05

赤鬼さま
毎日アルバイトお疲れさま。それにしてもアッチェネェ~
近年極端すぎる感じ…
それに比べこの日は、快適だったなぁ~
雪渓歩きしたいネェ!涼風受けて。。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年8月11日 (土) 07:19

益々羨ましい。とゆうか妬みか。毎日暑いのう。
雪に逢いたい。

投稿: 赤鬼 | 2007年8月11日 (土) 06:53

いめか さま
この度はお疲れさまでした。
日頃の山登りの成果が出ているので吃驚しました。
それに引き替えジィ~ジ実は目いっぱいだったのですyo。
針ノ木岳は展望得られず残念でしたが、変化に富んだ良いコースで
また良きメンバーに恵まれ楽しい山歩きで来ましたネ!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年8月11日 (土) 06:47

お世話になりました。
久しぶりの北アルプスに興奮して前夜は睡眠不足
でしたが、皆様についていって来られて良かったと
つくづく思っております。
やっぱり、アルプスは良いですねぇ~

投稿: いめか | 2007年8月11日 (土) 00:22

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