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2007年8月

2007年8月31日 (金)

南アの帰り道 徒然記録

① お天気に恵まれ、眺望と多くの花々を堪能、そして山中2泊のロングコースを歩き通せた充足感に満たされながら、最初に立ち寄ったのは、赤石温泉白樺荘  ここは市営で入浴料が無料(要 住所・氏名記帳)なのも有難いが、それ以上に源泉掛け流し単純硫黄泉のその泉質がとても気持ち良く、ヌメリ感が堪りませんでした。

② 井川湖沿いの南アルプス公園線を富士見峠に向かう井川ダムの近くには、大井川鉄道 南アルプスあぷとライン 井川駅
今回は、試乗のチャンスが無かったものの、もしも機会が有れば、乗ってみて往時を偲んでみたかった。
涼と体験を求めるのか?駅周辺は家族連れで賑っていた。

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    南アルプスあぷとライン 井川駅

③ 更に西河内川の渓谷沿いに県道189号(三峰落合線)の深い山間の中に、ログハウス造りのお店と 〈焼きたてパン〉の看板が目に入ります。
標高700m.位の山中で、近くに民家も無い…こんな淋しい場所で パン? ん、んッ? と往路でも気になっていたのですが、(商売になるんかい?)丁度ジィ~ジと相方お昼もまだ取っておらず、焼きたてパンで腹ごしらえしようとお店の前へ…ところが〝パン売り切れ〟と書かれています。

この状況になれば、反って空腹感が増大するものです。どうしても何か食べなくては…

珈琲と書いてあるからには何か食べるものあるだろう。DOORを開けます。まだ新しいその小奇麗な店内では、品の良いご夫婦が1組。旨そうに会話しながらお食事中でした。

カウンター越には、この店のまだ若く可愛いママさんが…

ジィ~ジと相方 MENUを見て オムライスをオーダー。 調理は若いご主人担当です。

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   オムライス           ママさん(勝手に撮影) 
出来上がったオムライス、見た目もお洒落、上品な味で、今まで他所の店や、或いは相方の作るものとは一味違う! 思わず ~ん と唸ります。

珈琲はチャーミングなママさんが、その場で豆を挽いてサイフォンで抽出、香りも良く旨くないわけが有りません。

たまたまお隣のご夫婦のお客さん、(この店の若き2人とは旧知の仲とか)の言に拠ねば、何年か前まで静岡市の著名な結婚式場で夫々仕事をして、其の後独立 この店を構えたとのことです。

そのお店の名は、Casso 横沢 と書いてあります。

ここで知ったかぶり ミーハージィ~ジ 若きママさんに聞いてみます。

Cassoってイタリア語だと思うけど、どんな意味なんだろう?」と、お馬鹿な質問。

若いママさん可愛く笑いながら
違うんです。 Casso って 過疎 を、もじっただけなんです。ですから全国何処でも使って欲しいんです。

ママさんのこの言葉に、ジィ~ジ大感激!

静岡市の中心部から100数十㌔、車で2時間は掛かる山奥で志を立てて 過疎を逆手に取る戦略で店を構え、生計を立てる…。 天晴れと思うのです。

バス終点の横沢集落よりも更に数㌔井川ダム側の過疎地で頑張る若い2人にエールを送りたいものです。

南アルプス山登りの際には、また当然立ち寄らせてもらう積りです。

1度にフアンになりました。

平成の大合併で赤石岳も、この地、横沢地区も静岡市中心部より車で2~3時間近くかかる場所でありながら政令指定都市 静岡市そしてその区名も 何と!葵区 

行政サイトも広範囲になったが故のサービス低下と誹りを受けないように、寧ろ陽の当たらぬところで頑張っている彼らのような若き世代の応援・助成を施策して欲しいものと願いたいものです

 Casso 横沢 案内は→ コチラ

④ 大静岡市から山梨県に入り、富士川沿いの身延バイパスに乗ります。

ジィ~ジは門徒の物知らず、日蓮宗では有りません。それでも折角 身延町を通るのです。今まで行った事の無い身延山久遠寺に途中下車。少し歩いて見学します。身延山全体があたかも一つのお寺、流石 その現代に至までの大きな勢力の一部を垣間見れた思いがしました。

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 (写真最下段)本堂は昭和60年 日蓮大聖人700遠忌事業で再建された由。天井の加山又造画伯の“墨龍”は見事であったが、焼失以前の本堂は一体どんな建物だったのだろうか?興味は尽きません。

道路も現在と違う、この山の中で数々の大建築を成し遂げてきた先人の智慧と力に感動すら覚えます。

身延山久遠寺及び身延町観光案内は→コチラ。。

⑤ 中央道~長野道から北陸道
夕食は、長野某大SA 定番物食するもののお味はイマイチ!?
甘い採点で ごく普通?

高速道をユックリユックリ走り、新潟西IC手前 黒埼SAでしばし仮眠。。ZZZzzzz…
12時JUST再出発。明けてゴゼン0時10分過ぎには、自宅到着でした。

ETC深夜割引適用時間調整を少々でした。

     お終い。

   

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2007年8月29日 (水)

今頃ですが…キツネノカミソリ

蜂発生騒ぎ等で昨年は見送り、2年ぶりのキツネノカミソリ観賞。

8月21日(火)

今年10度目の角田山です。

今回も近いのでお昼を食べて水だけ持参し自宅を出ます。

コースは【浦浜コース】 
キツネノカミソリ観賞は必然的にコースになります。

歩き始めて直ぐ急登 アッと言う間に汗が吹き出ます。

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    前行く 相方 

歩き始めて10分も経たないうちに、脇にはオレンジの株が散見されます。例年旧盆の頃に咲くので、少し遅いかな?と思っていたのですが、それでのそこそこ見られます。

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山頂に近づくにつれ少しずつ見られなくなってきます。

お昼を山頂で採ったハイカーの皆さんと何組も擦れ違い。

五箇峠と合流、更に灯台コース合流 この辺りではもう見られません。 

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1時間丁度で山頂到着、汗を拭い持参の冷水をごくごくと飲み干します。

木陰のベンチで20分ほど休憩 風も少し有り心地よい。

山頂付近では、こんな花も見られます。

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       キンミズヒキ       ツリガネニンジン

下りは、小浜コースから脇道それて浦浜集落目指し、急な尾根筋一気に下ります。

このコースは公認通常コースでは無いので約10年振り位?

この辺り殆どキツネノカミソリ終わり際ですが、多数見られ、ヤブランも彼方此方に群生。

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    浦浜集落

山頂から約1時間 登山口の駐車場に戻ります。

ジィ~ジ生来せっかちな性格で加えてSENSEが無いので何時も写真見てガッカリします。

会友の甘納豆氏の記事を見てまた落ち込みました。
 甘納豆氏の記録は →コチラ

また同じく会員のサラダさんの記事にも落ち込みました。
 サラダさんの記事は→コチラ

 キツネノカミソリ
  
Lycoris sanguinea
ヒガンバナ科ヒガンバナ属 早春から水仙に似た鋭い葉を多数つけるが夏になると一旦葉が枯れ落ち、其の後に花茎が形成され、お盆頃に花が咲く。

雪割草(オオミスミソウ)などと同じく、スプリング・エフェメラルの一種。

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2007年8月27日 (月)

南アルプス バテバテ記(下山編)

充足感溢れたこの度の南アルプス山歩きも最後の日を迎えます。

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    赤石小屋前からの小赤石・赤石岳

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   小屋正面には聖岳が神々しく聳えてます。

8月15日(水)

朝食は5時からです。
弁当手配の登山者や、早出の人達は、夫々赤石岳や下山の椹島に向かい歩き始めています。

ジィ~ジと相方、敢えてユックリ小屋での朝食の後、下山に掛かります。

5時30分 小屋 出発

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シラビソの樹林帯の中に切られた、急傾斜の登山道を、ただひたすら下ります。

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赤石小屋から椹島まで高低差約1,400m.強の下りです。

傾斜は、急ですが、道幅も広く、よく整備され危険箇所も見受けられません。

ガイドブックCTは、小屋から3時間(下り)と表記されてます。

樹林帯の為、眺望は得られません。

所々 足元には、WaltDisney 〈白雪姫に出てくるような、漫画チックな茸も多数見受けられます。

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ズンズン下れば、シラビソ樹林が何時の間にか楢やぶなの広葉樹林帯に代わり、そして林道が目の前に現れます。そのまま林道を横切り登山道を下ると、杉や桧の植林帯に…

植林帯の中に設けられた登山道をジグザグに下れば、下のほうで賑やかな話声が聞こえます。

千枚小屋から一緒だった富山・高岡ハイキングクラブの6人パーティ。

賑やかな声が少しずつ大きく聞こえるようになり、やがて追いつき、朝の挨拶交わします。

やがて下のほうに沢音が聞けるようになります。

もう椹島は近いと思わされます。

鉄製の階段下れば、林道に出ます。椹島登山口です。

傍らには、立派な大きな概念図が設置されてます。

かくして赤石東尾根(通称 大倉尾根)下りも終着点を迎えます。

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車道横切って少し下れば、目の前に椹島ロッジの建物施設が次々に。。。

7時57分 椹島ロッジ到着

小屋から約2時間30分弱のトコトコ歩き。。

早速、バス乗車の整理券手続きをします。

8時発が丁度締め切られた後、8時半(臨時)乗車です。

予定では10時30分発だったのですが約2時間短縮されます。

定員外の到着登山者は、10時半になります。

8時発のバスが少し遅れ満員で畑薙ダムへ向かいます。

赤石岳からの下山パーティが何組も到着、益々周辺は賑やかに…

椹島ロッジは、施設拡大の大工事中、きっと来年はまた大きく様変わりになっている事でしょう。

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宿泊者の姿も見られ、急にそれまでの雰囲気と趣が異なります。

昨年、北岳から塩見岳縦走の折、熊の平小屋北村管理人と、そこで働くS子さんに、たまたま貸しきり状態だったせいか?大歓待を受け、山に対する思いなど語り合い記憶の残る愉快な一晩を過ごしたのですが…

北岳~塩見岳縦走時の記録は→コチラ

13日畑薙ダムで、東海フォレストの職員の方に、その折の話をしたところ…

「S子さんならロッジの事務所で働いています。彼女が居ないとバスのやり繰り等にっちもさっちも行かなくなり、大事な仕事をしていますyo。…」との情報をGET。

バス発車時間にも、少し間が有るので、早速 事務所へ行き、案内を乞います。

直ぐに S 子さんが出てきてくれます。

明るく 人を惹き付けるチャーミングな笑顔が昨年にも増し、益々可愛くなっています。

ジィ~ジと会い方の顔を見るなり、吃驚して「こんにちは…」

短い一晩の出逢いにも拘わらず、我らを思い出してくれます。

11月中 事務所で働くとのこと…

仕事の邪魔にならぬよう、遭えただけで満足なので直ぐにおいとまします。

8時30分発のバスが15分位遅れて出発、整理番号1番の我々から乗込み始め畑薙ダムを目指します。高岡ハイキングクラブの皆さんもジィ~ジに続き乗込みます。

事務所の窓からS子さんが笑顔で大きく何時までも手を振り見送ってくれます。

爽やかな気持ちの良いお嬢さんです。

1時間ほどで、畑薙第一ダムに無事到着。

この日も 一日晴れそうです。   

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    畑薙第一ダムダムサイトとリムジンバス

ダムサイトから駐車場に向かう途中には、7月の4号台風の被害の崩落箇所、自然の猛威をまざまざと見せ付けられます。

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    崩落仮設通路行く相方

駐車場は来た時より、車の台数が少し少なめ…?

ザックや荷を車に積み込み、楽しかった山の思い出を胸に往路への長い道のりを辿ります。

まずは、汗で汚れた身体をサッパリさせねば…

幸い スタートして暫くで 赤石温泉白樺荘

受付で 管理責任者の女性に入浴申込み、入浴料は無料です。

食堂も有り、湯治施設でも有ります。

その茶褐色の肌がトゥル~トゥルする滑らかな泉質は特筆の感有り。

10時から受付ですが山でお見かけした何人かの顔も…
朝から かなりの混み具合です。

無料にも拘わらず石鹸まで置かれています。

3日ぶりの入浴で身体を洗えば気持ちもサッパリ 爽快感を覚えます。

満足感一杯で遥か越後へ向かいます。

途中 彼方此方 寄り道しながら…

ジィ~ジと相方 南アルプス バテバテの3日間の終わりです。

  この項   お終い

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2007年8月24日 (金)

南アルプス バテバテ記(赤石岳編)

千枚岳~荒川小屋までの記事は→コチラ

途中からの続きです。

荒川小屋から赤石岳のルート概念図です。

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荒川小屋は森林限界に達していない場所に位置している為か?小屋の周辺には、ダケカンバやナナカマドが多く見られます。秋にはきっと燃えることでしょう。

小屋を出て、荒川前岳からの山腹をトラバース気味に高度を稼げば、やがてハイマツ帯と砂礫帯の広く、たおやかな大聖寺平に出ます。
(この辺り、広いのでガス発生時は注意肝要砥なるでしょう)

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大聖寺平から前方には、目的の赤石岳が立ちはだかって…

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   赤石岳からハイマツ帯を下山中の登山者

ハイマツノ足元には、何種類かの高山植物も見られます。

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アルプスの定番?お昼過ぎにかけてはガス発生する事がよくあるようです。

そうなれば、ヤッパリ雷鳥さんのお出ましとなります。
親子雷鳥です。

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ジグザグに切られた急登、振り返れば大聖寺平からの登山道が遥か眼下にハッキリ見えます。小赤石岳に近づくに連れ、傾斜はキツクなり肩までは息が切れます。

肩に着くと岩礫の登山道は、少し緩くなり小さなアップダウンを繰り返せば、小赤石岳(3081m.)に着きます。

この付近は、岩礫帯で殆ど花々は見れません。

記念に1枚写真撮りますが、残念ながら周囲の山は裾からガスが湧き出し…

小赤石岳を下ると、赤石岳東尾根につけられた椹島との分岐にでます。赤石コルです。

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ザックをデポし、赤石岳山頂を目指します。コルからは幾らも要しません。

山頂手前では、再びガスが深くなりまたまた雷鳥さんの世界。

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一息で!!!!!

赤石山脈の盟主 赤石岳(3120m.)山頂 です。

山が大きい為か?山頂はユッタリ広くなっています。

かって 大倉財閥 大倉喜八郎氏が200人の供を連れ、輿に乗り登頂された写真が、頭の片隅を過ぎります。

ジィ~ジも相方も始めての赤石山系で、感慨深いもの感じます。

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    赤石岳山頂j記念撮影

丁度 下からガスが湧き出し、少し残念。。。

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山頂標識の脇には、一等三角点更に山頂窪みには、綺麗な立派な避難小屋が設けられ、何人も其方へ向かっていきます。

達成感・充実感で高揚した気持ちを抑えながらコルまで下ります。

CT 赤石小屋まで2時間。

下りは、カールの脇の急なガレ場をガンガン下ります。

ハイマツ帯が高山植物咲き乱れるカールに変わります。

手頃な場所に小さな沢があり、地下を流れる冷たい水が豊富な水場も有ります。

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東尾根の取り付き、ダケカンバの樹林帯のトラバース、アップダウンの連続ですが、途中何箇所も鉄パイプや足場板で保護された場所もでてきます。

前行く、前夜千枚小屋でお会いした富山 高岡ハイキングクラブの6人パーティの皆さんに先を譲ってもらいます。

今朝 千枚岳で一緒になった茨城からのイケメン3人組の若人もジィ~ジに道を譲ってくれます。
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ズンズン下れば、富士見平 ハイマツの生い茂る広い台地です。

振り返れば、小赤石・赤石岳の稜線が望めます。

(あんなところから下ってきたのだ…)

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ハイマツが何時の間にか、シラビソ樹林に変わり、展望も利かない登山道になります。緩やかにそのまま前進すれば、赤石小屋が目の前に現れます。

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3時40分 何とか予定の4時前には到着。
早速宿泊手続きを取り、寝場所を確保。椹島から赤石を目指す登山者も有り、時期的にも大繁忙期なので、混雑していますが、3人スペースの1スパンに我等2人、ユッタリです。(但し 屋根裏だったので暑い事暑い事 !!夜になり漸く温度が下がったが…)

缶ビール購入のみながら、小屋前に聳える聖岳を飽かず眺めます。

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赤石小屋の夕食MENU (少し 寂しい内容かな?)

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夕涼みに、夕食後は再び、小屋の表へ…

聖岳も一寸 夕日を浴びてきたようです。

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10時間近い充実した山歩き 悪沢岳・赤石岳・南ア最大と言われる荒川のお花畑等等、思い起こしながら、寝床に横たわるジィ~ジです。

    翌日に 続く。。。。

   

   

   

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2007年8月23日 (木)

南アルプス バテバテ記(悪沢岳編)

千枚小屋の正面から日の出間近の雲海に浮かぶ富士山です。

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愈々今回の山旅の核心部、大事な日です。

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(左)千枚小屋朝食内容 ジィ~ジ当然ご飯は 〝お代わり〟
(右)気配り満点の若き女性従業員

■ 東岳(悪沢岳) 3141m. 赤石岳 3120m.
所在地  東岳     静岡市葵区
       赤石岳  静岡市葵区 長野県下伊那郡大鹿村
山行日  8月14日(火)  晴
同行者  相方 計2名
行  程  千枚小屋(5:55)~千枚岳(6:25‐6:30)~丸山
      (7:10)~東岳(7:45‐8:00)~中岳避難小屋
      (9:55‐9:05)~中岳(9:20‐9:23)~前岳(9:38)
       ~荒川小屋(10:40‐11:10)~大聖寺平(11:40)~
       小赤石岳(13:00‐13:05)~赤石岳(13:35‐13:50)
       ~富士見平(15:15)~赤石小屋(15:40)
       所要時間 9時間45分 実質歩行時間 8時間30分
地  図  悪沢岳  
       国土地理院1/25000地形図塩見岳[南西] 
              赤石岳
       国土地理院1/25000地形図赤石岳[南西]
       
* 写真はクリックで全て拡大します。

【記事】
一番気になる天気の心配まず不要です。

小屋から少し戻り千枚岳の南斜面から山頂を目指します。

お花畑を進み、二軒小屋分岐を見送れば森林限界 ハイマツ帯に変わり、展望も一度に開け、直ぐに千枚岳山頂(2880m.)に出ます。

荒川三山、そして赤石岳が我らを待っててくれるが如く。

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     千枚岳手前より赤石岳を望む

ハイマツと岩礫帯のなだらかな登山道を快適に前進。
足元には、様々な高山植物も見られます。

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花々や、四周の山並眺めながら荒川三山主峰東岳に向かうと、前方にお椀のようなピークが現れます。丸山(3032m.)です。

丸山(3032m.)が本来、悪沢の源頭に当るようです。

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(左)稜線上からの赤石岳 左奥肩には聖岳
(右)丸山標識  中岳避難小屋まで2時間と表示

岩礫帯の稜線漫歩で主峰東岳はまもなくです。

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荒川三山主峰東岳(悪沢岳)山頂到着。

標高3141m. 岩塊 岩礫の少し狭い山頂だが、流石に高く360度遮るもの無い大展望を余すところ無く、我が物に… 山の醍醐味です。

記念にシャッター押して貰います。

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      記念証拠写真

多数の登山者の皆さんの目も活き活き輝いています。

ユックリと写真撮ったり、展望楽しみ大休憩。

さて先へ進まなければなりません。
東岳からコルまでは、足場の悪い急斜面の連続、下から登ってくる登山者も息を弾ませています。落石 浮石に注意しながら下ります。

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中岳向かって一旦コルを目指します。

コルからは、再び緩い登りとなり、足元には幾多の高山植物が目を楽しませてくれます。

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(左)中岳向かってその1
(右)中岳向かってその2

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中岳避難小屋周辺は、多数の登山者で大賑わい。
管理人さんの言に依れば前夜の宿泊20名ほどだったとか…
富士山は無論、北アの山並 そして遥か 妙高も望めます。
妙高は年に数回しか見れないとの事です。ラッキー

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(上)小屋前には管理人さん
(下)富士山

コーヒー飲み、眺望楽しみ中岳へ…

15分ほどで中岳(3083m.)山頂到着。
ここでも証拠写真を1枚 パチリ。。

荒川小屋を目指しますが、直ぐに目の前には前岳との分岐。往復10分程度、荒川三山の1座です。当然立ち寄ります。

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    前岳、荒川小屋分岐の相方

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    荒川前岳(3068m.)山頂標識

この標識の先は、大崩落・大崩壊です。完全に切れ落ちてます。この標識も果たして何時までこの場所に有りや?

前岳からは、愈々荒川小屋までは日本有数の大お花畑となります。まさに百花繚乱。シナノキンバイ、ハクサンイチゲの乱舞です。

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お花畑に咲く花たちです。

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荒川小屋目指して下ります。小屋の屋根も見えてきて…

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やがて荒川小屋に到着です。
当初の予定では、椹島で泊まれれば、山中泊はこの小屋の予定だったのです。
10年程前に立て替えられた、まだ小奇麗なウッディ建築。
小屋では西瓜も売っています。(ジィ~ジは買いませんでしたが…旨そうだった)
水場もテントサイトから近く、水量も豊富。。。

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お昼に早いものの、早めのランチを取る事に…
小屋の軒先にどっかりと 腰を下ろします。

この日の行程の約1/2。
ガイドブックのCTタイム 前岳往復すれば約10時間
写真撮り撮り、ピークごとに休憩しながら概ねCT通り?
相方も一晩寝たお陰か?何とか体調回復です。

後は、赤石岳を目指すのみ…

長くなってきたので 一旦ここらで 中断させていただきます。

   後半 続く。。。。

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2007年8月21日 (火)

南アルプス バテバテ記(千枚小屋)

前夜9時過ぎ2個見られた流星。期待した明け方は、何時の間にか薄雲が全天を覆いベルセウス座流星群見ること叶わず。

深夜から明け方にかけ10台近くの車が駐車場目がけて入ってきます。またへッデン点け早立ちするパーティも何組か…

ジィ~ジと相方 椹島までの送迎バス1番が8時です。

ユックリと車内即席ベッドを元に戻し、お湯沸し簡単な朝食を採り、出発準備です。

この日の予定の概略は、概ね次のとおりです。

   Rtsawarajima

エリアマップ CT 7時間 高度差 約1500m.

*写真はクリックで全て拡大

【記事】

8月13日(月) 薄曇/晴

7月の台風4号のもたらした被害で、駐車場から先は、大規模な土砂崩れ、工事用の仮設足場を渡り、畑薙第一ダムまで歩かねばなりません。工事用の車が多数取り残され他人事ながら、どうなるんだろう?と気懸りです。

ダムサイトで、東海フォレストの担当職員に施設利用金として3,000円支払バスを待ちます。(小屋宿泊時精算)

お天気は、イマイチスッキリせずガスで,おまけに瞬間的に小雨まで混ざりますが、先行きこれ以上悪くなる事は無いと思われます。

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    畑薙第一ダム お天気スッキリせず。。。

7時35分頃 定員に達しマイクロバスは、椹島に向かって発車です。

崩落箇所や狭い林道を大井川に沿ってガタガタと揺られ(自分で運転したくない道です)約1時間で椹島到着です。カーブの連続ばかり、今にも車酔いしそうな悪路の連続です。

途中 畑薙湖には茶臼岳への登山道に続く畑薙大吊橋や、赤石ダム先には、聖岳への聖沢ルート登山口等も有ります。

8時35分 椹島ロッジ入口
バスのドライバーから「飲水事前用意している人は、ここで下りた方が良いですよ」と言われ、下車し出発の準備 身支度整えます。

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8時45分 椹島スタート
大井川林道東俣線を少し歩き、滝見橋手前から左に沢沿いの登山道に取り付きます。愈々スタートです。

   P10509641
    道標 概念図を確認する相方

小さな滝の横を通り、奥西河内の吊橋を渡り、所謂 蕨段尾根ルートへ取り付きます。

樹林帯の根が露出している登山道となります。
小一時間で樹間からチラリと荒川三山方面も顔を出してくれます。

   P10509661 P10509671
(左)奥西河内吊橋
(左)樹間から目的の山々が見え出す。

なだらかな登山道を進めば、やがて林道に出ます。

林道斜め前方には、鉄製梯子が掛けられ、その先にはガレ場も少し現れますが、直ぐに小石下(1586.4m.)に着きます。この辺りで一服します。下りの登山者もボツボツと見受けられるようになってきます。

小石下から緩く長いダラダラした尾根に取り付けられた登山道をトラバース気味に高度を稼ぐと 清水平にでます。

ここでも一服 折角なので喉を潤します。勿論 冷たく美味です。少し早めの昼食タイムをユックリ取ります。

今日の相方 寝不足?と左膝痛で全く元気が無く、バテバテ状態で足が前へ出ません。

この辺りからはシラビソの樹林帯が続きます。

12時35分 蕨段
相方不調で気分的にも盛り上がらず、登山道はダラダラ変化も無く、おまけに時折 林道がでたりして、若干興醒めの感が拭えないまま、それでも歩き始めて休憩しながら4時間弱で蕨段到着。

   P10509701
    蕨段 道標

ここまで来れば、この日の予定の半分以上です。相方不調なれどもう一頑張りせねばなりません。戻る訳にもいきません。

蕨段は深い樹林帯の中の少し広い台地で、足元には名の如く羊歯類が群生し、くぼんだ場所は少し湿地状になっています。

この先針葉樹林帯の傾斜の緩い登山道が続きます。100年近く昔伐採された跡も散見されてきます。

   P1050972
     標識 伐根

自生木は、100年弱で直径30~40センチ位に成長?
昔は、馬で伐採樹木を運搬していたとのことです。

相方絶不調なれど、この付近から椹島宿泊の登山者や今朝6時半の臨時バスで来た登山者グループの何組か?を追い越すようになってきます。

(事前電話情報で、臨時バスは出ない。との回答だったのですが…)

やがて樹林帯の隙間から赤石岳そしてぐるりと目を転ずれば、荒川三山、千枚岳も時折見え出して気分も少し変ってきます。

漸く、相方も少しは体調回復してきたようです。

13時50分 駒鳥池

   P10509751_2 P10509801
     駒鳥池標識 小屋まで1時間
     千枚小屋まで15分頑張れ 標識

再び深い針葉樹林の緩い道になり、倒木も見られる湿地帯 駒鳥池に出ます。この辺りは、静寂感が漂っています。

相変わらず緩い傾斜の原生林の中の登山道をトラバース気味に進み、千枚岳直登分岐を見送り、左に進めば直ぐに本日の宿泊地 千枚小屋の屋根が見えてきます。

14時25分 千枚小屋到着

   P10509841

スタートして休憩しながら5時間40分。この日の歩き納めです。

赤石岳からの登山者、テント泊の登山者…小奇麗な小屋の周囲は大賑わいです。直ぐに宿泊手続きを取ることにします。

小屋の管理人さんは、ユニークな、話も面白い 印象深い髭を蓄えた男性です。

小奇麗なシッカリしたウッディ小屋です。

諸手続き終えて早速 寝床を確保 確認します。混み合っているものの、布団(シュラーフ)1枚スペースは充分有ります。

小屋へ到着し、寝床も決まれば後は夕食までノンビリ眺めて、飲むしか有りません。

雲の合い間から富士山笊ヶ岳が見えてます。

小屋の周囲は湿地性植物の花々が各々咲き誇っています。

   P10509921

BEERを飲みながらユックリユックリ眺めを楽しんでいると、徐々に雲も少なくなって山々もその全容を現しだしてきます。

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(左)笊ヶ岳方面
(右)富士山

本館のほかに、トイレ(水洗)の奥に別棟も2棟あり、たまたま3時以降到着者は、其方へ振り向けられているようです。

夕食は、鳥の揚げ物がMainです。

   P10600111_2

夕食終わり、日の入り間近には、富士山も照り映えだします。

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真っ赤な [赤富士]とは行きませんが、それなりに頬を染めてくれています。

久々に見る富士山 たっぷりと堪能します。

爽やかな涼風が肌に心地よく当たり頗る快適な気分にさせられます。山ならでは味わえぬ爽快感です。

周りは、三脚立てた高級カメラが林立 夫々シャッターチャンスを狙っています。勿論デジカメ、携帯片手の見物者も数多です。

雪を冠した時季の富士山は、きっとより素晴らしい事でしょう。

山々はやがて次第に黒味を帯びてき、それに連れ人々も順次寝場所へ戻ります。

小屋の消灯は、午後8時です。

翌日の 晴れん事を願って横になるジィ~ジです。

           この先 続く…

この日見た花々の一部です。

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   P10509791 P10509811
   P10509831 P10509891
   P10509901 P1050991

このほか、ゴゼンタチバナ、サラシナショウマ、カニコウモリ、ハハコグサ…
etc etc。。。

この日の私見

この山域は東海パルプの所有林が殆どを占め、且つ南アは森林限界が高い為、1100m.の登山口から2600m.の千枚小屋まで樹林帯で覆われ途中展望も得られず、登山道も単調で変化無く、おまけに難儀して登っている最中に二度林道が現れるので、正直興醒めする感は否めない。只 登山道は概ね整備され歩きやすいと思われる。
千枚小屋は富士山、笊ヶ岳の絶好のVIEWPOINTで、また周囲は湿生植物の群生地で百花繚乱、水も豊富、トイレも水洗と申し分ない。小屋の清潔度もまず合格点。食事サービスの従業員も極めて気配りも出来、感じが良く好印象を持つ事ができた。

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2007年8月18日 (土)

南アルプス バテバテ記(序)

ジィ~ジと相方、今年の夏はTARGETを南アルプスに設定。

12日午前3時出発とスケジュールを立て、前夜は何時もより少し早めに床に着きます。

2時過ぎにアラームの音で目覚め、念の為、天気予報をネット検索。

何と! 静岡、山梨の一部が前日17:00の予報で、降水確率40%となってます。

北の大地 北海道で毎日 お天気に悩まされてばかりいたので、一瞬にして出かける気が失せてしまったのです。

あっさり 「仕方が無いから、1日延期しよう。」と相方。。

また 床に着く2人です。

6時過ぎ起床。確認の意味でお天気を調べます。

あッ! 変っています。降水確率10%に…

「ヤッパリ行こうか!!」 と相方。

相方の言に何時も従うジィ~ジです。(情けない!)

朝食そこそこに出立です。

7時40分新潟西ICから北陸道、長野道、中央道と車を進めます。

旧盆に間に合わせる応急措置で、多少段差の残る柏崎周辺も交互通行など規制は解除されてます。

諏訪湖SAで一寸一服休憩します。

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      諏訪湖 

山には雲が湧きイマイチスッキリしない空模様ですが、雨に遭うことはまず無いでしょう。

当初 計画では
初  日 早朝 新潟出発 当日最終バスで椹島泊
翌  日 椹島~荒川小屋 (泊)
翌々日  荒川小屋~椹島~畑薙ダム→新潟

宿泊場所変えれば、大幅な予定変更は不要です。

中央道双葉ICから中部縦断 増穂ICからR52 身延街道をまっしぐら車を進めます。

静岡県に入り、旧清水市興津から静清バイパスに入ります。

貧乏ジィ~ジナビゲーター役は、相方です。

途中から井川を目指し安倍川沿いを快調に走ります。

お盆とは言え、逆コースなので渋滞は有りません。

暫く車を進めれば今度は大井川そして山合風景に変わります。

涼を求めて、河原で水遊びする多数の家族連れやカップルで駐車場も超満員。新潟辺りではあまりお目にかかれない光景です。

やがて井川に向かってカーブの多い山道に…

トコロドコロアチコチに静岡ならではの風景も見られます。

   P1060224
     お茶畑の様子

あわよくば、ここまで順調に来たので当初予定通り3時半の最終バスに乗れるかも!

ところが井川までの道路のカーブと急勾配でおんぼろ車にスピード乗りません。

それでも何とか井川に到着です。ここから畑薙ダムまで山道をまだ20㌔ほど進まねばなりません。

長い 長い なが~い道のりでしたが夕方4時20分 畑薙の最終駐車場に無事到着です。狭い路肩にも縦列駐車で多数車が並んでいますが、夕方で下山してくる登山者も居るので大駐車場に車を置くことが出来たのです。

勿論 この日の最終バスには1時間違いで乗れません。

この日は、畑薙車中泊となるのです。

仮設の登山案内所でバス時刻の確認をします。

   P10509541 P1050955
大駐車場には全国から車が約200台強!?

流石に南アルプスの1大基地と吃驚するジィ~ジです。

車を即席ベッドにしていつでも寝れる状態にし、早めの簡単夕食とします。

虫避けスプレーは持参したものの、蚊取り線香を忘れ、窓の隙間から容赦無く進入してくる小さな蚊と大格闘するものの少々のALCOHOL臭が益々蚊軍団を引き寄せるのか?相方は殆ど被害が無いものの、哀れジィ~ジは10箇所以上も食われ、ボリボリと足をかきむしるのです。

宵闇迫り、天空には無数の星が瞬き始めます。

  痒い 痒い 痒い

      暫く 続きます。(序 お終い)

追)
政令指定都市静岡市 市中心部から車で約3時間近い畑薙や井川も静岡市、おまけに葵区 いやはや勉強不足とは言え、びっくり 吃驚!!!!!

行政サービスが旨くいくのだろうか???

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2007年8月16日 (木)

酷暑

  残暑 お見舞申し上げます。

   Goryuu_kasimayari

月が変ってから異常な?連日の暑さ。

この時季、暑さから逃れ各地の山に向かって精力的にお出かけの事と思われます。

年を重ねてくると、暑さに対する体力的付加もどうやら如実にその度合が強くなってくる感が否めません。

たださえ鈍っている脳細胞も音立てて崩壊中、この先が怖ろしい今日この頃。

近未来的にも温暖化・環境破壊に依る異常気象は加速するかもしれません。

アイドリングをしない。
家・車を問わず、なるべくクーラー、エアコン使用はを控えめに。
日常必要品の買出しは、なるべく歩いて。

燃料高騰対策、体力維持、環境保全 etc 全くチッポケな対応手段ですが、自分にできる事は何かな?と考えつつ…

皆様方もどうぞご自愛の上、ご活躍を!! 

そして楽しい山行記事をお待ちしてます。

せめて 暑さしのぎに雪山を…

  * 写真は、唐松岳途中からの五竜岳・鹿島槍ヶ岳の残雪風景。

 

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2007年8月10日 (金)

コマクサ山行 (後編)

小屋のお母さんの特別の計らいで、この日1番の朝食。

13打の鐘に送られ小屋を出発、
何時までもお父さん、お母さん手を振り見送ってくれます。

   P10506631

■ 蓮華岳 2799m. 針ノ木岳 2821m.

所在地  長野県大町市、富山県中新川郡立山町
山行日  7月28日(土)
お天気  7月28日 晴/曇/雨/曇 
同行者  女性6名 男性7名 計13名
行  程  28日
       船窪小屋(5:30)~七倉岳(5:45)~北葛岳(7:15‐20)
       ~蓮華岳(9:35-9:45)~ 針ノ木小屋(10:22-10:40)
              ~針ノ木岳(11:20-11:30)~針ノ木小屋
      (11:55‐12:37) ~大沢小屋(14:15‐14:20)~扇沢駅
      (15:10)~P(15:25)
              所要時間 9時間55分 実質歩行時間 8時間20分
高低差  別途
地  図  国土地理院地形図1/25000 黒部湖[南東]

* 写真は、クリックで全て拡大

【記事】

小屋のお父さんお母さんの姿が見えなくなる頃、烏帽子岳・不動岳との分岐にでます。我が隊は、右へ進路を採ります。直ぐに七倉岳山頂です。

   P10506661 P10506671_2
(左)不動岳・烏帽子岳分岐
(右)七倉岳山頂

この日のコース概要は、こんな感じです。

船窪小屋から蓮華岳~針ノ木小屋の概要です。

   Hunakubogoyaharinokigoya

   

   P10506731
針ノ木岳眺めながら心ウキウキですが…
ここから一旦約200m.の足場の悪い下りです。

   P10506651 P10506771
ボケているのはムシトリスミレ?

七倉岳下れば、眼前に北葛岳がど~んと立ちはだかります。
七倉乗越は岩場で両側切れ落ちています。

   P10506781

振り返ってみれば、こんな所を下ってきたのです。(左下)

北葛岳へはジグザグ急登高度差 約250m.。

北葛岳山頂にて                    (右下)

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   P10506801 P10506841
ミヤマムラサキが多く見受けられます。(右)
イワオウギ?も…(左)

   P10506961

北葛岳から沢ルート合流まで250m.の急降下。

これから所謂 蓮華の大下り が始まります。

高度差約520m.なのです。

(我々は、逆 大上り!?)

   P10507011_2

   P10507031

大上りの第一歩が始まります。(写真上)
これから岩稜帯が続きます。鎖が随所にめぐらされてます。

   P10507061
最難関クリアーしたので一息 入れてます。

   P10507081

岩場の核心部は過ぎました。あとは小さなピークを二つ三つ。。
行く手には、ガスが立ち込め始めます。

とうとう 雷鳥さんの親子まで… (天気悪化の予兆!)

   P10507111
     (中央部に子雷鳥)

   P10507191
蓮華山頂までは、緩いガレ場の連続です。
この辺りは、 コマクサ の群生地帯。

   P10507181
白いコマクサ 3株ほど発見。。。

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勿論 ピンクのコマクサは至る所に見受けられます。

蓮華岳山頂到着です。

山頂標識の付近には、三角点と若一王子神社の奥宮石祠。

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針ノ木岳への稜線上に咲く、花々です。

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   P10507351 P10507371
   P10507411 P10507441
   P10507451 P10507461

天気益々悪化 遂に小雨も混じります。
やがて針ノ木小屋到着。
小屋の乾燥室借用し雨具の着装です。 

   P10507481

小雨の中、折角来たので針ノ木岳山頂目指します。

小雨混じりのガスで、残念ながら視界は全く利きません。

黒部湖も剱岳も勿論ガスで遮断。

記念に集合写真を撮り、直ぐに小屋へ下山です。

   P10507561
         山頂の三角点

途中には、小雨に煙るシナノキンバイやアオノツガザクラ

   P10507581 P10507591

小屋に着き、小屋の室内テーブル借用し、お昼を採ります。
後は雪渓下るだけ…長丁場のコースも凡そ先が見えます。
持ち寄りの果物なども振舞われます。

時折 大粒の雨になったり、回復望めないようです。
お昼を終わり、跡片付けして帰り支度です。

針ノ木岳から扇沢までの下りの概要です。

   Rtharinokisekkei
愈々、雪渓くだりの開始ですが、上部は暫く夏道です。
平日とは言いながら、お国訛り飛び交う登山者グループ
後を絶ちません。

   P10507631
針ノ木雪渓下り始めの様子です。

偶然 10日ほど前、北海道斜里岳登山の折に出会った元、富山県警の山岳救助隊長だった谷口さんグループにまたまた バッタリ ホンとに吃驚!!
擦れ違いに挨拶交わします。(世の中意外と狭い!?)

   P10507651
針ノ木雪渓 特にアイゼンも必要有りません。
雪道に不慣れで着けてる人もいますが…

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 雪渓上部を振り返って眺めてみます。もう直ぐ雪渓歩きも終了です。

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沢を外れ、山腹沿いに進めば、やがて かの 大沢小屋

“人想えば山恋し、山想えば人恋し”

   P10507761 P10507771

立ち休憩で、再び先を目指します。

   P10507781 P10507791
   P10507811 P10507821

4月29日以来の扇沢です。   

誰一人 トラブル無く、予定終了です。

後は交通事故に遭わぬよう安全運転だけです。   

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山歩きの汗を流しに大町温泉 薬師の湯へ立ち寄り。

ここでも長野市在住のU夫妻にたバッタリ出会い\(◎o◎)/!
(龍王岳へ行ってきた由)

サッパリとして、温泉から上がれば参加者の皆さんタチドコロに
CityBoyとCityGirlに大変身。。。。

3台の車が連なり 一路 新潟を目指します。♪ ♪

 一口感想
ジィ~ジ数年前に扇沢から蓮華岳日帰り経験一度有るものの、今回のコースそしてランプの宿 船窪小屋は初体験。急登・急降下の変化有る、花もそして山岳展望の優れた満足感一杯の山旅となり、これからも記憶に残る事と思われる。

       後編 お終い。     

 

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2007年8月 7日 (火)

コマクサ山行 (前編)

今回は、所属する山の会の〝会山行〟参加です。

企画実行担当リーダーは、O氏 
参加者13名 1泊2日の山歩きです。

   P10507251

 ■ 船窪小屋 2450m.

所在地  長野県北安曇群小谷村千国乙クゴ池
山行日  7月27日(金)
お天気  7月27日 晴 
同行者  女性6名 男性7名 計13名
行  程  27日
      七倉岳登山口(10:10)~唐沢覗き(11:22)~
       岩屋(11:52)~1800m.付近、昼食(12:15-12:35)
       ~鼻突き八丁(13:00)~天狗の庭(14:00-14:10)
       ~船窪小屋(14:55)
              所要時間 4時間45分 実質歩行時間 4時間10分
高低差  1350m.
地  図  国土地理院地形図1/25000 黒部湖[南東]

* 写真は、クリックで全て拡大

【記事】

この日は、会の山行が数コース重なり実施された為か?
参加者が分散13名なのでバスは取り止め、3台の車で分乗し、
5時30分新潟西ICに集合。
朝の挨拶交わして直ぐに出発です。

北陸道は中越沖地震の被害で柏崎周辺は、片側対面通行。

路肩や中央分離帯でその爪あと生々しく見受けられます。

糸魚川~大町経由で扇沢 到着 凡そ9時30分。

ジャンボTaxi乗換えで七倉山荘へ向かいます。

早速リーダーから、注意事項や概要説明を受けます。

準備整いスタート。
この日の予定は 船窪小屋 泊まりです。

   P10505881 P10505891
(左)スタート前 MEETING
(右)スタート 登山届け提出

ジィ~ジは、ラストを受け持ち依頼されてます。

山ノ神トンネル手前を右折し、七倉沢沿いに進みます。

   P10505901 P10505941

(左)山ノ神トンネル手前 七倉岳登山口標識
(右)七倉岳・船窪小屋標識

本日のCT6時間と標記されています。
ブナの木洩れ日浴びながらユックリスタート。

蓮華岳 数年前、O夫妻と扇沢から日帰り経験有るのですが、ここからのコースは初めてなのです。

1,100m.からのスタートでジグザグで高度を稼ぎますが、このコース傾斜はキツクなる一方で、隣のぶな立てコースより難儀に感じます。

体が慣れるか、慣れないうちに額から大粒の汗  汗。。

ジグザグ 電光が殆ど直登に変わります。梯子も次から次と

   P10505951_2 P10505961_2      

(左) ぶな樹林帯をルンルンと… 始めだけ
(右) 30分も歩けば梯子の連続

   P10505971 P10505991

(左) 唐沢覗き、船窪小屋標識から1時間10分 (CT2時間)
(右) 唐沢覗きから約30分 岩小屋

1800m.のピークで昼食休憩を取ります。

再び、立ち塞がるような急登が眼前に…

この日最大の難所です。

   P10506011 P10506041

胸突き  鼻突き八丁 言いえて妙

暫く 鼻がぶつかるような(高い人なら)…ジィ~ジは低い!

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梯子が3段も取り付けられているので、何とか登れますが…

喘ぎ喘ぎ 鼻突き八丁 クリアーすれば、漸く台地状のピーク

         天狗の庭 2300m.

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眼下にはロックフィル式ダム 高瀬ダム 
目を転ずれば 七倉ダム

ガスが山腹まで覆っています。

天狗の庭でユックリ休憩を取ります。

ここから先は、小屋まで幾らも有りません。

足元に咲く可憐な花々を眺めながらルンルンです。

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登山道両脇に咲く花花

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他に ゴゼンタチバナ ツマトリソウ 等

ガレ場には、目的の コマクサ も数株。

ガスも晴れてきたような感じです。一登りで眼前には・・・・

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ドドド~ン と 針ノ木岳と最奥に剱岳そして立山が。。

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船窪小屋到着です。

CT6時間のところ、休憩含み5時間弱。快調ペースです。

参加者の足並み揃い ラストLの仕事も殆ど無し。

宿泊手続き終えて、
小屋外の丸太椅子で早速 かんぱ~い!

北アの山並眺め、至福の時を過ごします。

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(左)不動岳、右の肩には薬師岳
(右)槍ヶ岳

更に 翌日予定の蓮華岳

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蓮華岳 稜線ルートも把握できます。

船窪小屋は、ランプと 料理好きの お母さんで有名。

   P10506511 P10506531
(左)小屋のお母さん
(右)夕食献立
 凍み大根の煮物 アザミ他天麩羅 春巻き デザート付き
 ご飯も 味噌汁も 当然ジィ~ジは お代わり!
 心こもった手料理の数々 美味です。
       

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凡そ7時 五色ヶ原方面に夕陽が沈みます。

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槍ヶ岳もシルエットに染まります。

7時すぎから、名物 ネパールのティータイム
甘くて、またハーブの香りも…

   P10506621_2

寝床は、ジィ~ジ何十年の経験の中でも1,2を争う清潔な軽いダウン?の掛け布団。

気持ち良く 充足感に満たされ眠りに着きます。

                 ・・・・・・続く  

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2007年8月 4日 (土)

北へ向かって 【後方羊蹄山】編

当初予定では、精々最後の日はオロフレ峠かな?と想定していたのですが、幌尻岳登頂断念した為、時間的余裕が出来ました。

色々考え、結局昨年ガスの中、無理して登頂し、オマケに旧山頂(一等三角点設置場所)を山頂と思って引き返した羊蹄山(蝦夷富士)を再び目指す事に決定。

O夫妻も未登頂なので快く賛同してくれたのです。

それで 昨年無理に泊めて貰った倶知安の宿 牧歌 を予約したのです。

昨年の記事は→コチラ

■ 後方羊蹄山 1898m. 日本100名山

所在地  後志支庁 
      倶知安町・喜茂別町・京極町・ 真狩村・ニセコ町
山行日  7月14日(土)
お天気  曇/晴
同行者  O夫妻 相方 ジィ~ジ4名
行   程  半月湖野営場登山口(5:15)~三合目(6:15)~
       五合目(6:52)~七合目(7:35-7:45)~
       九合目(8:10)~山頂(9:10-9:45)~
       旧避難小屋(10:17)~七合目(11:08)~
       登山口(12:55)
       所要時間7時間40分 実質歩行時間6時間40分
高低差  1550m.
地   図  国土地理院地形図1/25000羊蹄山[北西] 

  * 写真はクリックで全て拡大します。

【記事】

山腹にガスは罹っているものの、昨年ほど今にも降りそう…と言う状態では有りません。

車も数台、テントも二張り、更に20数人のツアー登山者がWarmingUpの準備体操を終えスタートします。

登山口から暫く緩い道が続きますが、両脇は刈り払いされたばかりの様子です。

歩き始めて10分足らず、先行のツアーグループに道を譲ってもらいます。

   P10504641

      P10504661

途中には、オオウバユリが何株も見受けられます。

傾斜がキツクなり、風穴を越える頃から益々傾斜は厳しくなります。

   P10504691 P10504701

ジグザグに切られた急登を息切らし前進。
各ポイントには立派な合目標識がつけられています。

前夜宿泊の下山者から
「六合目から上は、ピーカンですよ!」と…

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九合目ここは、山頂と避難小屋分岐点

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見下ろせば、一面の雲海が拡がっています。

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山頂付近は晴天に恵まれ

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昨年見ること叶わなかったお鉢も…

京極コースを合わせ火口壁眺めながら、そのまま進めば、

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(左)昨年山頂と勘違いした一等三角点
(右)山頂は、少し先のピークです。

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ジィ~ジ山頂にて、証拠写真です。

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拡がる雲海

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(左)山頂から中央登山道を辿る事にします。
(右)稜線にはスタート時追い越したツアー登山者

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登山道右手は、キバナシャクナゲの群生、今が花盛り

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旧 避難小屋跡を行くO夫人と相方

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九合目登山道から少し離れてエゾカンゾウの花畑

九合目からは、往路を戻ります。

下りは結構膝に負担が掛かる急勾配。

二合目下ではこんな出会いも…
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登山口にはこんな概要標識が設置

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前夜宿泊の ご飯宿 牧歌 へ立ち寄り下山報告
丁度 遅いお昼時、店にはお客が一杯です。

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ガスが山頂向かって…
羊蹄山 その全容は今回も望めません

後方羊蹄山で、出会った花々
意外?と種類も多く、広範囲に

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今回の、北海道の山歩きも、怪我も無くこれにて完了。

最後の最後にお天気に…(但し 山頂)

山から下り、共和町のワイス温泉で伸び伸び入浴。
(日帰り ¥400 安い 源泉かけ流し 湯量豊富)

小樽へ向かう途中で、今が旬のサクランボ買って、余市では当然のようにウイスキー試飲(但し ジィ~ジ運転当番にてお茶とジュースで我慢)。
楽しみは後に!  帰ってから飲んで楽しむ為、高級品のミニボトルをお土産に…

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観光バスも立ち寄りコースで大賑わいのニッカ余市

小樽の ビジネスホテルにチェックイン 夜は生BEERと寿司で乾杯打上げ小樽の夜を楽しみます。

想定外のお天気状況で予定変更されたり、眺望叶わず心残りの山もあったものの、それはそれ 全て良き思い出となるでしょう。

話の尽きないまま小樽の夜は更け行きます。

付)
7月15日 小樽から新潟向けて出航の日

朝の様子です。

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朝の小樽運河 静けさ漂います

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ホッケの開き一匹丸ごと 烏賊1杯丸ごと
他にサービスの自家製ツミレ揚げ 腹は朝から満腹です。

これから帰路は20時間近い船旅です。

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小樽港から新潟港目指して出航です。

出航するや否や、船室では缶ビールの缶が次々とカラになり積み重ねられ…

    この項 お終い。。。

   

   

   

   

   

    

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