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2007年7月18日 (水)

北へ向かって(PROLOGUE)

この時季一般的に梅雨が無いと謂われる北の大地へ向かった4人組の物語の序章です。

 * 写真はクリックで全て拡大。

北海道何故か?昨年は縁が有り二度上陸。

 昨年の記事は7月 → コチラ 

 昨年の記事は9月 → コチラ

 (序 その1)

7月8日(日)晴

午前10時30分定刻、新日本海フェリーゆうかり〟は、梅雨最中の晴れ間の、山ノ下フェリーターミナルから波穏やかな日本海へ出航。

同行は、O夫妻と相方の4名です。

期間限定のペア88割引(30%OFF)を利用、4人で1室。

早速、飲んで、喋って、入浴すれば時間の経過も、瞬くの間。

朝の出航なのに気がつきゃ夕日も沈んでいます。

   P1050163_1 P1050165
(左) 出航時 前方に佐渡から入港のジェットフォイル
(右) ドジなジィ~ジ既に夕日は、海の彼方へ

午後7時40分過ぎ 既に航海の約1/2 小樽港から新潟港へ向かう僚船〝らいらっく号〟と交差、互いの安全確認の汽笛が…

   P1050167
       擦れ違う らいらっく号

またまた飲んで、持込の弁当食べて、他愛の無い話をして就寝。

 (序 その2)

7月9日(月)曇

   P1050172
    小樽港入港30分前、午前4時の小樽沿岸

空模様は、あまりスッキリしていない様子です。

予定では、山の麓の小屋泊まり 
そんなに急ぐ必要も有りません。
折角の機会、彼方此方寄り道しながら…

[道程]

札幌自動車道(小樽ー札幌)→ 道央自動車(札幌ー比布JCT)→旭川紋別自動車道(比布ー愛山上川IC)→R273→R333丸瀬布→遠軽→R242→湧別→R238網走→R244→R334→ウトロ

因みに貧乏ジィ~ジの車にはナビなんか付いていません。

以下は、道中の風景です。

   P1050175
 R333道路沿いに種子が混ざっていたのか?ルピナスが…

湧別からサロマ湖沿いに網走目指します。

   P1050180
    博物館網走監獄

11時前には博物館 網走監獄到着。
入場料が少し高い事、時間的制約ある事により、併設の
土産物店の冷やかし及び、昼食お薦め店情報収集。

   P1050182 P1050188
    ランチ オーダー2種類

お土産やさんお薦めの寿司屋さんで少し早めのランチ。
定食コース安くて結構旨い。

R244道路脇は一面のお花畑です。エゾキスゲの大群生。

(この時点 外気温13度 曇)

   P10501891 P1050191

   P10501921

オホーック海眺め更に、進めば小清水原生花園です。

ココはヤッパリ途中下車の要有りです。

   P105019411 P10502021
折角なので 記念撮影です。

   P10501971
  右 オホーック海 左 涛沸湖

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   P10501951 P10502001
原生花園でみた花々 地元Volunteerから説明を受けます。

写真 右下 絶滅危惧種ムシャリンドウ

車は、次に斜里を目指します。

斜里から知床国道真直ぐ進めば…

   P10502031 P1050207

オシン・コシンの滝  ここも途中下車。
遠音別岳の沢からの水でしょうか?轟々と流れ落ち
海に注いでいます。

やがて知床半島観光西の拠点 ウトロに着きます。

岬には様々な奇岩が見られ、ホテルなど宿泊施設も多数。

知床公園線を進めば、眼下にウトロの街並みと海岸。

   P10502091

行く付く目的地は、知床5湖

ヒグマさんが多く、現在は一湖 二湖の散策しか出来ません。

   P10502121 P1050213

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    一湖の一部

   P10502171
    二湖の一部

翌日予定の山付近は、どっぷりと重く圧し掛かる厚い雲。。

知床公園線の道端にはヒグマさんは見れないものの
エゾシカさんは、彼方此方に、遠慮も無く!?

   P1050223
    到るところにエゾシカが我が物顔で

次に カムイワッカの滝を目指そうと…

ところが…売店で聞けば、
世界遺産、自然保護環境対策、ヒグマ対策、etc?で
現在 7月13日からシャトルバスのみ通行可 一般車×。
結局 見ること叶わず。

公園線を少し戻り、今夜の宿 木下小屋へ向かいます。

午後4時 木下小屋到着。

小屋の前の登山口、ツアーの登山者が多数下りてきます。

お天気益々下り坂傾向。

   P10502261
    木下小屋

   P10502271
  木下小屋の露天風呂 脇には周囲を囲った浴槽も…
  ここ数日お天気が悪い為、湯温が少し低いとの事。
  (源泉からこの間で冷えたらしい。源泉は90度位)

ツアー客は、食事・寝具付きの手前に有る 地の涯ホテル

木下小屋は、我々の他にもう2人だけ、(夜にもう一名)

車からシュラフと夕食を運びます。(宿泊料1,500円)

部屋で夕食を摂っている最中に…とうとう 雨が 
それも相当
 本格的に降り出します。

予報では 晴なのに!!

夕食を終え、気を取り直して、
監視員の竹田さんに挨拶し、山の情報や色々な話を伺う。
更に小家主の法量さんがこの小屋を造られた経緯もお聞きします。

竹田さんの話に依れば、法量さんが 国鉄が民営化される時に退職され直ぐに殆どお一人で、しかもチェンソーだけで3年がかりで現在の小屋を造られたとの事。20年も前の話です。
話の途中で、ご本人が出てこられ、ジィ~ジも興がのり、更にその動機やら、苦労話をお聞きします。

ジィ~ジより10歳近く年上の小屋主さんですが、目が生き生き、顔立ちは若々しくジィ~ジのほうが爺に見えます。

寡黙な方ですが、昔を思い出されたのか?奥からご自分で作られた模型をもってこられます。現役時代に、いつかは本物作ろうと、その為に造られたそうです。屋根の一部取り外せば、梁や桁まで…実に精巧に作られてます。

   P1050228
    模型 屋根の一部取り外し

この模型 自分がこの世を去るとき一緒に棺に入れ、燃やして欲しいとの言葉です。

3年がかりで現在の小屋を造るに当たっては、奥様の協力、手伝ってくれた若い人、他生の縁で莫大な資金を寄付してくれた方、様々な人の出逢いがあったとの事。壁には沢山の額や軸、色紙、木彫り品… etc 中には、現在有名な美術家の作品も飾ってあるとか…

暖炉も勿論手作り、我々の為に気を遣い火をくべて…

   P10502341 P1050177
   左写真(左 竹田さん 右 法量さん)

傍らには、蒸気機関車の実物模型のストーブも置かれてます。(写真無し)

まだまだ話を聞きたいところですが、そうも行きません。お礼を申し上げ、その場を辞し、シュラフに潜り、明日に備えます。

外は、まだしとしと雨音が止みません。
翌日の山も雨が懸念されます。

しかし この度、初めての地 道東を訪れ観光地や花々を見ることも出来ましたが、それ以上に、この小屋で小屋主さんからロマン溢れる人生哲学、生き方(ジィ~ジには真似が出来ませんが)を聞く機会に恵まれただけでも、地の涯まで来た甲斐が有ったと言うものです。  

                 続く

 

   

   

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コメント

yukitubakiちゃん
COMMENTサンキュウ
今回の北の旅 もう 涙 涙ばっかりyo。
記事纏めるのが大変、困った 困った。
でも北海道は何度行ってもいいワ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年7月21日 (土) 16:14

おぉ~ぅ!輝ちゃん。北にいたン?
あぁ~、もしかして羅臼、斜里岳に足跡を?
行きたいなぁー。北海道の山に(>_<)イイナァ。
観光でしか行ったことがないyo。北海道は広いよねぇー。山行の時期は限られているし…あぁ、いつになったら行けるんだろう。
ヨッシャー!気分だけでも輝ちゃんブログで満喫(^^♪だぁー。
でっきるだけ、詳し~く続きをUPしてくださいな!!
(@_@;)フムフム☆って、(@_@;)メンメ、目を皿状態で気合入れて読みます。 ヨロチク☆彡

投稿: yukitubaki | 2007年7月21日 (土) 15:16

FUKU さま
COMMENT有難うございます。
凡人の小生にはとてもまねる事が出来ませんが、こんな人生も
有るんだ!とロマンを味わう事が出来ました。
それが収穫でしたが、今回はどうもお天気のはざ間で(泣)
記事アップに苦労します。
でも北海道は何度行っても飽きません。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年7月21日 (土) 14:48

kurimammyさま
COMMENT有難うございます。
北海道に同時期いらっしゃったのですか!?
流石に彼方此方良くご存知ですね。
運転は2人で交代したので楽勝でした。
いい人生にも出会えました。
どうぞ 貴女も山歩きを本格的にお始めになってください。
きっと楽しく健康にも宜しいかと…

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年7月21日 (土) 14:42

北海道の温泉付き「木下小屋」。いいですね~
最近忘れかけていたロマンのようなものを感じます。
私の最初の北海道は、今から40年程前、学割周遊券を使っての貧乏旅行です。ザック一つ背負い、片手に鉄道の時刻表… 宿は主にユースホステルを使い、青函連絡船で北海道に渡りました。
とても懐かしく思い出されます。
ジィ~ジ様の旅、この先どうなるのでしょう?楽しみです。

投稿: FUKU | 2007年7月21日 (土) 13:49

え〜 この距離を一日で走られたのですか?(驚)
網走 原生花園 懐かしく見させていただきました。
木の下小屋 よさそうなところですねぇ。
この後どちらに行かれたのか楽しみです♪

私も12日から札幌に行っていましたが 行きの飛行機で リュックを担いだ人を何人も見かけました。
いずれ私もどこか歩いてみたいな〜と思いながらみていました。

投稿: kurimammy | 2007年7月21日 (土) 11:43

甘納豆さま
お早うございます。
この後、どう纏めようかと頭が痛いんです。
本当に北海道には梅雨が無いんだろうか?(笑)
でも北の大地は何回も行って見たいところ。。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年7月20日 (金) 08:40

 北の大地の壮大な物語が始まりましたね。
丁寧な記述の序章読ませていただきました。
北海道の広さ、そして開拓精神を彷彿とさせるようなロマンの話、いいですね。
続編を楽しみにしております。

投稿: 甘納豆 | 2007年7月20日 (金) 08:23

>トシちゃん
今晩は!
木下小屋シュラフ持参ですが、温泉付き1,500円なので
テントより安い位?一度お試しあれ。
我等もお天気に恵まれず…(涙)
ご期待に添えませんyo。きっと。。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年7月19日 (木) 22:21

木下小屋にこの様な歴史が有ったのですね、
山小屋泊も捨てたもんじゃあないですね~!
自分達は万年金欠病なので車中泊&テント泊ばかり(涙)
自分達の時は二日共天気が悪く、熊におびえながらの
二ツ池でテント泊を想い出します。
続きが楽しみです。

投稿: トシちゃん | 2007年7月19日 (木) 22:05

もうぞうさま
いつもどうも有難うございます。
残念ながらお天気や諸々の関係で硫黄山はパスでした。
あまりご期待に添えないかも知れませんが、頑張ります。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年7月19日 (木) 20:58

知床羅臼岳~硫黄山縦走でしょうか?
今日たまたま、BSHiでお昼から放送していました。
楽しみにしています。

投稿: もうぞう | 2007年7月19日 (木) 19:57

山いろいろさま
児玉 清風に「その通~り!」
カムイワッカの滝も見れず…
貴殿と異なり、近頃とみにお天気に恵まれません。
そんなに行い悪いのかなぁ?
由りによってお天気の狭間に突入。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年7月19日 (木) 19:00

なにやら天気は下り坂、これからの行く手に暗雲立ち込め・・・さてこの先の展開やいかに?

投稿: 山いろいろ | 2007年7月19日 (木) 18:00

テントミータカさま
毎度COMMENT恐縮です。
木下小屋(温泉付き1,500円)は泊まる価値有りと思います。
今回は小家主さんから話しを伺うことが出来、其の目的意識の高さ
更に生き方に感銘を受けました。(凡人のジィ~ジには全く真似できませんが)これだけでも泊まって良かった。
何しろ北海道は、花、食材、観光地、動物…魅力満載ですね!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年7月19日 (木) 14:26

早速北海道の味、満喫!

いいな、いいな、温泉付き「木下小屋」。ここだけでも泊まってみた~い。

おおっ、エゾスカシユリだ・ハマナスだ~。エゾシカ可愛い~。

・・・「花より団子」コメントでした。じっくり読ませてもらっています。

投稿: テントミータカ | 2007年7月19日 (木) 13:43

赤鬼さま
木下小屋行って良かった。ただたまたま湯温が低くなったとの事で
入浴しなかった事が悔やまれます。今も毎日4頭の鹿が草を食みに
来ているようです。小家主さんの話聞けた事が最高でした。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年7月19日 (木) 07:31

木下小屋の写真懐かしい。テラスで鹿を眺めながら
素麺を食べたのを思い出す。羅臼岳天気が良かったのか、気になる。早くアップしてちょうだい。

投稿: 赤鬼 | 2007年7月19日 (木) 06:59

noritanさま
お早うございます。毎度お世話様です。
お陰さまで?ジィ~ジはお金は乏しいのですが、時間だけは
たっぷり有ります。色んな割引を駆使して、食料は事前調達、
泊まるところもチョー安いところを探す、貧乏行脚です。
でもなかなか思うようにはいきませんね!

投稿: 輝ジィ~ジ@吃驚 | 2007年7月19日 (木) 05:27

北海道へ行かれたとのことで、羨ましい限りです!!
私は、船の旅も好きなのですが・・・
時間が無~~い(ーー;)
お金も無~~い(ーー;)
ですから輝様の記事で行った気持ちだけ味わわせて頂きます。続きが楽しみです。

投稿: noritan | 2007年7月19日 (木) 02:36

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