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2007年6月

2007年6月28日 (木)

梅雨時の平標山~仙ノ倉山

22名での飯縄山のお誘い山行を終えた翌日は、O夫妻と4人で平標山です。前夜の予報では何とかお天気もちそう???

 ■  平標山 (1984m.)
     仙ノ倉山 (2026m.)

 所在地  南魚沼郡湯沢町 群馬新治村
 山行日  6月24日(日)
 お天気  晴/曇/雨
 同行者  O夫妻 相方 計4名
 行  程  松手山登山口(7:57)~第一鉄塔(8:43‐8:50)
        ~松手山(9:18‐9:28)~平標山(10:28-10:32)
        ~鞍部木製テラス(10:40-10:55)~仙の倉山
       (11:20-12:08)~平標山乃家(13:00-13:15)
        ~旧 登山口(13:52)~元橋P(14:35)
       所要時間約6時間40分 実質歩行時間約5時間
 高低差  950m. 1000m.
 地  図  国土地理院1/25000地形図三国峠【北東】

【記事】     *写真はクリックで全て拡大

国道に隣接の広大な 元橋の駐車場、8時前でありながら、普通車100台以上、マイクロバスも数台で朝から大賑わい。中には湘南や福岡ナンバーまで…

まさに全国区 人気の山 なのです。

仕度を終えた人達が、登山口に向かっていきます。

ジィ~ジ昨年 6月25日以来です。記事は→コチラ

8時少し前、松手山登山口のジグザク階段登山道をスタート。

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         松手山 登山口

ジグザグに高度を稼ぎますが、スタートから10数分勾配も少しきつくなり始める頃、前を行く20人超の団体グループに先を譲って貰います。

樹間に切られた登山道にはハイカーの切れ間有りません。

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     鉄塔に向かってハイカー切れ間なし

振り返れば、苗場山も望めます。

この辺りから足元には、アカモノ 目を転ずれば ヤマツツジ 

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ヤマツツジ

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            オオカメノキ

松手山登山口から約45分で第一鉄塔 見晴らしの良い台地状の広場となっているので数十人の登山者が休憩、各々水分補給したり、行動食を摂ったり、或いは疲れてグッタリしたり…

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     第一鉄塔 周辺の様子

鉄塔先のピークを指差し
「平標の山頂はあれですか?」 と聞いてくるご仁も… 
これには流石に(@_@)

水飲み、甘味摂り、汗を拭き前へ進みます。
周辺の花々 眺めながら…

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     アカモノ ツマトリソウ サラサドウダン ウラジロヨウラク

眼前の小ピークを越えれば、ここは風の通り道。肌寒い風が相当強く吹きつけ、汗ばんだシャツがヒンヤリ肌にまとわりつきます。
鉄塔から30分ほどで松手山到着です。

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ここでも たっぷり休憩 越後名物 笹団子 を口に…

この先はクマササたなびく 稜線漫歩 
ジィ~ジは、このたおやかな感じがたまらなく好きなのです。

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大山祇神社を祀る石祠のガレ場を過ぎれば、平標山頂は間近になります。
登山道の左手に突然、ハクサンイチゲの群生が現れ、目を奪われます。

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      ハクサンイチゲの群生

さらに 足元には
ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ

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      風になびくヨツバシオガマ
ハクサンチドリ 撮り忘れ

イワカガミやミツバオウレンなども…

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特にミツバオウレンがこの付近では多く見受けられます。

登山口から休憩入れて丁度二時間半

10時28分 平標山山頂到着

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        山頂標識と三角点

強烈な湿り気を含んだ冷風が吹き付けているので登山者の皆さん風除け見つけ、シートを広げて休憩しています。

一寸 寒さ堪え、立ち休憩して周囲を見渡しますが、遠望はあまり利きません。

我がチーム 当然ながら仙ノ倉山目指し、木製階段下り、お花畑の コルへ…

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     仙ノ倉山から谷川岳に繋がる登山道

鞍部のテラスでティータイムと洒落ます。
行き交う人達の殆どは雨具の上着着用し風対策していますが、お馬鹿なジィ~ジは、半そでアンダーシャツ1枚で痩せ我慢。

隣のグループはコンロで肉を焼いているのか 旨そうなニオイ。。

この木製階段の両サイドは植生保護の為にロープが張られて居ますが、多彩な色の花々の競演 オンパレードです。

濃いピンクの今年初めて見るハクサンコザクラが風に吹かれ懸命に耐えています。この花に会いたくて何度も足を運ぶのです。

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      風にたなびくハクサンコザクラ

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      ミヤマキンバイ          ハクサンシャクナゲ

勿論 ハクサンイチゲ や チングルマも 群生してます。

仙ノ倉に向かって再び、歩き始めますが、振り返れば…

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苗場山をバックに、平標山と往路の軌跡がハッキリと

行く手には谷川岳への山並が続きます。

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真夏・真冬を除き、三国山から谷川岳への縦走を含め、残雪求め、花求め、紅葉求め、そして満足求めて もう20回近くは歩いた好きな山です。
(新潟からACCESSも便利と言う理由も有り)

11時20分 仙ノ倉山 山頂到着。

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     谷川山塊最高峰 2026m.

谷川連峰の最高峰です。晴れれば富士山始め360度の眺望を独り占めできるところですが…今回は、残念ながら。。

この山頂も吹き曝し、数組のパーティは夫々風を避けて休んでいます。

早速我々もシートを広げ ランチタイムとします。

500㍉ 1缶のBEERで我慢のジィ~ジです。

この先に続く谷川岳へ再び歩いてみたいと思うものの、どんどん気弱になってきているのを自覚するジィ~ジです。

ランチタイムが終われば往路を戻ります。

再び イチゲやコザクラの花たちに癒されながら…

それでも平標山への階段登り返しは休んだ後なので結構くたびれるのです。

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平標山の山頂から道を左に分け入ります。
目的は改築なった山の家を見る為なのです。

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階段をトットコ トットコ下ります。
(ホンとは階段好きじゃないのですが…)

小屋の手前に近づくと
ワタスゲやイワイチョウも見られます。

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改築なった平標山乃家 に着くと同時にポツリ と雨が当りだします。

雨具を着たり、休んだり小屋の中は大賑わい。。

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     改築なった  平標山乃家

 トイレやら以前と少し配置が変って…

出来立てのせいも在るけど見違えるように綺麗に…

結構 この日も泊り客ある様子です。

我がメンバー雨具の上着着用し下山準備しますが、おばかなジィ~ジは面倒なので〝まぁ少しくらい濡れても…〟

小屋を後に下山開始をします。暫くは急な登山道 前行くグループが道を譲ってくれます。雨は止まないものの樹木の梢に遮られ濡れるほどでは有りません。

ズンズン下り、やがてカラマツ林に変る頃、傾斜も緩やかになります。

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     カラマツ林の緩い傾斜の登山道

ここから暫くで、昔の登山口につきます。

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平元新道登山口です。

以前はゲートを通りここまで車が入れましたが別荘地が出来てから一般車は通行不可なのです。

ここから長い林道歩きのアルバイトが待っています。

雨は強さを増し、シャツも濡らしますが、お馬鹿ジィ~ジは 〝濡れた序で〟あまり気にしません。傘さしたり雨具を着ている皆さんから 奇異の目で見られる 阿呆 ジィ~ジ。。

雨に打たれ沢音聞きながら別荘地まで辿れば、広大な駐車場に戻ります。

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雨は勢いを増してます。ジィ~ジはビショビショ。

早速 車に乗込み下着の着替えをするのです。

靴を履き替え 帰りは定番 宿場の湯 立ち寄り。。
温泉に浸り汗を流します。

雨は勢い増すばかり…
まぁ 良い時間に下山できて良かった!?

天気予報 悪化予想がかなり早まったようです。

温泉出れば、R17を大和PAまで後はETC通勤割引最大限利用して新潟へ戻ります。

珍しく新潟に向かうにつれ雨は小降りに、家に着く頃にはスッカリ晴れてくれたのです。

ハードな山では有りませんが、何とか連荘山歩きをすることが出来てなんとなく夏本番に向けて少しだけ自信を深めるジィ~ジです。

      この項 お終い

付) 
前日 飯縄山から帰り、花の平標山は如何?かと思い、sanaeさんチームに連絡入れたところ、粟ヶ岳から既に庚申山の登山口近くについているとの事 残念~ 又の機会と致しましょう。

人気の山ブロガーまゆ太さんのレポ(23日平標~仙ノ倉)に依れば、前日はお天気が尻上がりに良くなり、富士山もハッキリ、ハクサンコザクラも写真バッチリ これまた残念~   

   

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2007年6月27日 (水)

予定変更で飯縄山へ

梅雨の最中の晴れ間に22名で飯縄山へ

予定では蓮華林道から 風吹大池 だったのですが、道路事情で変更のやむなきに至ったのです。

(除雪は5月に終了し、蓮華温泉ロッジのHPでも6月下旬には開通と記されていたんですが、役所の検査が未完 、道路補修工事の発注したばかりで7月始めまで一般車は通行不能。何れ全国から沢山の登山者が来訪するのに、何故少しでも早くACTIONが起こせないのか?行政の姿勢に疑問を覚えるジィ~ジです。)

参加希望者の皆さんに夫々事情説明をして、予定変更の了解を採りますが、一人二人を除いて殆どの皆さん気持ち良く賛同してくれます。

 ■ 飯縄山 (1917m.) 日本二百名山 北信五岳
                  信州百名山 甲信越百名山

 所在地 長野市 牟礼村
 山行日 6月23日(土)
 お天気 晴
 同行者 男性9名 女性13名
 行  程  登山口→別荘地→水場→飯縄神社→飯縄山
       →飯縄神社→萱の宮→飯縄山登山口
       CT登り2時間20分下り1時間40分
 高低差 約700m.
 地  図  国土地理院1/25000地形図若槻【北西】

【記事】
     *写真は、全てクリック拡大
 朝6時新潟駅南口観光バス発着、戸隠バードラインから8時45分に一の鳥居苑地の広いPに到着です。

仕度を整え、次にストレッチで準備運動。

8時50分 ユックリとスタート

今回の予定は、南登山道から山頂へ、下山は西登山道を選択です。

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        一の鳥居苑地Pの案内板

駐車場登山口から唐松林を別荘地に向かい、飯縄神社の鳥居をくぐり、奥宮一の鳥居から緩い登山道を進みます。
(普通車は飯縄神社鳥居の手前まで入れます。)

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           奥宮一の鳥居

ペースメーカーとして相方を先頭にして…
新緑が爽やかさを与えてくれます。

途中には、過っての修験道、山岳信仰を偲ばせる十三仏縁起に依る石仏が路傍に安置されてます。

第一不動明王から第十三虚空像菩薩まで…

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       釈迦如来        文殊菩薩

五地蔵、、七薬師、八観音、九勢至と続きます。

途中で鮮やかなクリンソウも発見です。

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やがて 駒つなぎ場 です。この辺りでチョコッと休憩です。

ここから少しだけ勾配も急になり、所々に岩も出てきます。

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更にに進めば、天狗の硯石 長野市が一望の下です。

周りにはレンゲツツジが艶やかな色を誇って咲き乱れ…

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足元にはイワカガミ

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さらにズミの花も白い花を沢山点けて

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眼下に長野市見渡し、見晴らしの良いガレ場を進めば、西登山道との分岐です。   

分岐からチョッピリ急登のガレ道クリアーすれば、飯縄大権現を祀る飯縄神社です。

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                 飯縄神社

優しい赤鬼氏、少し遅れ気味の女性会友を気遣い待っていてくれます。

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山頂は目前です。

足元には穢れ無く真っ白に咲く、ツマトリソウが彼方此方に

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周りを遮るものの無い見晴展望の良い山頂到着です。

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神社と山名は飯縄そして観光地名は飯綱と標記されていたようですが、現在はと記されています。

山頂到着と同時に 「T~子さ~ん」 
ビックリ\(◎o◎)/!する我が相方です。

長野市に住いされている旧知のU夫妻だったのです。
今回同行の我が仲間O夫妻から前夜情報を聞いて、我々の到着を山頂で2時間前から待っていてくれていたのです。

久し振りにお会いでき感激です。

早速 山座同定をお願いしたり…

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向かいに見える 「あれが 高妻山 焼山、火打山…」

お天気が良く、白日の下 1時間の食事・懇親タイムを取ります。

八ヶ岳方向に薄っすらと富士山も見えるようですが、写真撮るには無理。

やがて下山予定時間です。分岐でUご夫妻とお別れし、我がチームは西登山道へ歩を進めます。

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戸隠連峰、白馬連峰眺めながら下山開始。

時おり雲の切れ間から鹿島槍ヶ岳も遠望できます。

道の脇には、ウラジロヨウラクが今盛りです。

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ツガやシラカバの林をサクサク下れば、萱の宮

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この先はカラマツが多くなってきます。
道は広く、そして緩く ノンビリと歩けます。

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道端にギンリョウソウの大きな株と更にギンランも発見。

直ぐに登山口にぶつかり、中宮への林道に出ます。

ちびっ子忍者村の先でバスが待機中です。

一旦バスに乗りこみ、すぐ近くの 神告げ温泉に立ち寄り、全員汗を流し、サッパリとして再びバスに乗りこみ、新潟へ向かうのです。

バスの車内では、マイク回し、参加者の皆さんから一人一人全員に感想・要望或いは自己紹介など喋って貰います。
(これはジィ~ジの企画山行時の通例です。)

かくしてジィ~ジ3度目の飯縄山山行も無事終了です。   

 

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2007年6月22日 (金)

当っちゃった!!?

当ったというか。否 恐らくミーハージィ~ジに気を遣ってくれたのでしょう。

ブロガー ぼんいぢさんと会長さん から、こんな素敵な面白いものが6月始めに送られてきました。

ことの発端は、ぼんいぢさんの、この記事なのです。

認知症予備軍のジィ~ジは日頃、若いお2人さんの興味深い記事から数々の刺激を貰っているのです。

(銀の柄杓捜索なんて面白いですyo)

 卯子酉神社 (縁結び霊験あらたか)のスタンプ押印された袋に…

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カッパ捕獲許可証 

 なッ 何と! 許可ナンバーも明記されています。
   (但し 有効期限20年3月31日まで)

 裏面は…注意書き

      カッパ捕獲7ヶ条

  1.  カッパは生捕りにし、傷をつけないで捕まえること。
  2.  頭の皿を傷つけず、皿の中の水をこぼさないで
     捕まえること。
  3.  捕獲場所は、カッパ淵に限ること。
  4.  捕まえるカッパは、真っ赤な顔と大きな口であること。
  5.  金具を使った道具でカッパを捕まえないこと。
  6.  餌は新鮮な野菜を使って捕まえること。
  7.  捕まえたときには、観光協会の承認を得ること。

      以上 堅く記載されてます。

又 岩手山の春景色の絵葉書には、会長さんから、
ご丁寧なあいさつ文が添えられています。

昨年秋 ジィ~ジは、3度目の岩手県入り。
目的は 岩手山早池峰山登山。

   岩手山の記事は→ コチラ
   早池峰山の記事は→コチラ

アルプスと趣を異にする山容や花々に魅了され、スッカリ
岩手ファンのジィ~ジなのです。
今年は特にNHKの朝連ドラでも一寸したブームでも有ります。

昨年は、遠野 脇をかすめて素通りでした。

今年は 是非にも 民話の故郷  訪ねねばなりません。。。

カッパ様捕獲の大チャンスだし…

お二人さま 本当に 有難うございました。
                    (合掌)

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2007年6月19日 (火)

お姫様探索 IN 粟ヶ岳

先々週 光兎山では状態。記事は→コチラ

先週 11日はさえ発見できず。記事は→コチラ

…と言う事で、
この度は時期的に100%期待出来るであろう

 粟ヶ に決定。

6月17日(晴)

 同行者 
  男性高齢者 3名 女性中高年者5名 計8名

たまたま昨年の粟ヶ岳ヒメ探索は、6月14日でした。
   昨年の記事は→コチラ

7時30分 加茂市水源地登山道を出発ですが…

折から、去る10日に遭難事故発生 その捜索の為、
地元消防署員、警察、地元山岳会、Volunteerの皆さん等
30数名で班分けして 夫々沢を含め捜索活動開始です。

(*車は、登山口に有ったようだが、山頂・山中で目撃された確認報告は無いらしい。10日は日曜日でも有り、大概早朝から登山者は居ると思われますが…、何はともあれ無事に発見されることを祈ります。)

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        捜索開始の消防署の方々

粟ヶ岳の概要 CT 地形図等は過去何回か?アップしていますので今回は割愛致します。

朝から暑く、3合目で一服する頃には、汗っかきジィ~ジのシャツはびしょびしょです。タオルでシャツの上から、そして肌を拭い絞ってみれば、バシャバシャと汗が地べたを濡らします。汗流した分の水分補給も欠かせません。

それでも時おり樹間を吹き抜ける風が爽やかさを運んでくれたりもします。

急勾配に取り付けられたアルミの三段梯子を越えて、粟庭の鎖場手前付近の岩場の影に探し物はその姿を現します。恥ずかしそうに少し下を向いて…

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汗ダラダラ流し約2時間で七合目 砥沢避難小屋到着。暑さと空腹感でバテバテの状態です。

谷を隔て対峙する守門岳も、今は僅かに沢筋に残雪が見られる程度。

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           守門岳 殆ど雪も消え…

小屋の軒下でユックリと休憩時間を取ります。
日陰は爽やかな風の通り道となってくれます。

小屋から少し下って登り返し、八合目へ向かう登山道は、ヒメ様達のお出迎え、愈々FLOWER ROADの始まりです。

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陽光を受け、透き通るようなピンクに染まり、お出迎え。

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残雪の飯豊連峰を背景にして、「どんなもんだ!!」と…

北峰過ぎれば、山頂まではあと僅か。

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    山頂は奥です。

暑くてフラフラ、花を眺めて気が紛れ、歩き始めて丁度3時間山頂到着です。下田コースからの登山者含め、狭い山頂は数十人の登山者で溢れています。

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正面中央奥に見えるは御神楽岳、薄っすらと磐梯山も(左)
粟ヶ岳山頂標識 誰かシャツ掛けた(右)

漸く座るスペース確保すれば、早速皆で持ち寄りの手料理の振る舞いです。我が仲間の女性の皆さん料理がお上手だこと。
炎天に曝されながらも食べて飲んで喋って1時間あっという間の時間です。

宴の後を片付け、下山開始です。
まだお昼前 花を求めて登山者が後を絶ちません。

お姫様達を愛でながら往路を辿ります。
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     これから咲き出すお花も…
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     お姫様がお見送り…

 北峰から直ぐに、七頭、権之神岳分岐があります。

(3月の残雪期に越後白山からの縦走で漸くこの地に辿り着き、雪で埋まっている砥沢避難小屋を掘り2階の窓からやっと入り込めたのも既に10年近くも昔のこととなりました。)

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    権之神岳分岐 藪になっています。

可愛いお姫様達と別れ、砥沢の小屋からトットコ トットコ下ります。「暑い暑い」と言いながら…

やがて眼下に登山口の加茂市第2水源地も見え出します。
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       まだ先は長いのです。

登山道脇のヤマボウシも丁度見頃で目を奪われます。

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     真っ白なヤマボウシ

登山道はなれた沢沿いで、捜索隊の声が時おり聞こえます。ご苦労な事です。捜索もこの日で1区切りとなるようです。

この度の山歩き、お姫様の他に会えたお花達の一部です。

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マイズルソウ タニウツギ ウコンウツギ ヤマボウシ
イワカガミ ヤマツツジ ウラジロヨウラク…etc

帰りは何時ものとおり、日帰り温泉 美人の湯はスルーして七谷コミュニティセンターの100風呂で一風呂浴びます。(勿論温泉では有りませんが、湯量豊富、結構清潔、少し塩素臭いけど…何しろ安い。)

今年初めてのヒメサユリ たっぷり観賞。

     満足 満足なのです。

    

 

   

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2007年6月16日 (土)

浅草岳 06/11/2007

今年は例年に無く少雪、もしかしてお姫さまに会えるかな!

淡い期待を胸にR290からR252へ、旧入広瀬村から
五味沢へ向かいます。

 ■ 浅草岳(1,585m.) 日本300名山

 所在地 魚沼市(旧入広瀬村) 福島県只見町
 山行日 6月11日(月)
 お天気 晴/曇り
 同行者 相方 計2人
 行  程 ゲート(8:10)ー桜ゾネ登山口(8:50-8:55)
      ー嘉平与ボッチ(10:00-10:05)ー山頂
      (10:35-11:10)ー嘉平与ボッチ(11:30-11:35)
      ー桜ゾネP(12;30-12:35)ーゲート(13:05)
        所要時間4時間55分 実質歩行時間4時間
 高低差 約600m.
 地  図 国土地理院1/25000地形図 守門岳 毛猛山

  * 写真は全てクリック拡大

【記事】

流石に平日、しかも月曜日広い駐車場には我家以外無し。
   P10408791_1
     広い駐車場に一番乗り?

数年前までは、桜ソネの林道終点まで車が通れたのですが、度重なる災害や、山菜等の無断採取被害防止策の為か?現在はゲートが設けられています。

   P10408811 P10408821
      ゲート           林道

歩き始めて10分足らず、左手には橅曽根登山口に出ますが、
(このコース眺望得られず、あまり好きでないのです。) 
ここはスルーします。

更に暫く進めば、 7年前の6月に起きた遭難救助殉職碑
設置されています。
   P10408851 P10408861
    殉職慰霊碑         雪崩発生箇所下流

もうあれから7年もたったのです。

   P10408881 P10408891
林道には所々残雪もチョッピリ…(左)
桜曽根の以前の登山口駐車場 (右)

ここからブナの林に覆われた気持ちの良い登山道が続きます。
所々に階段状の木道が整備されています。(一昨年来た時は
確か工事作業中だったのです。)

嘉平与ボッチに向かって進みます。

   P10408911 P10408961

沢筋には残雪が… 
山容からみれば充分雪崩の危険性が見受けられます。
嘉平与ボッチには三角点が埋められてます。
持参のオレンジ口に一服します。
目的の山頂付近はガスが重そうに覆いかぶさっています。

嘉平与ボッチ過ぎてから前山に向かって行くに従い残雪が…
   P10409101 P10409111
    モデルは相方。

前山付近はガス発生中、おまけに大量の虫(ブヨ)も…

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    前山 (鬼ヶ面分岐)

前山から山頂に向かうとまた残雪は途絶えます。

木道を進みホンの一登りで山頂到着。

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    山頂には 一等三角点 石祠。

山頂手前の登山道の脇には、
丁度満開のシラネアオイの株が何株も点在。

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         シラネアオイ

ガスで眼下に見える筈の田子倉ダムも見えないので
山頂下のウッドデッキで早い早い簡単ランチとします。

結局 目的のお姫様には御目文字叶わず

     時期 尚早 あと1週間??
      中旬頃からの開花か?

対峙する守門岳の頂もガスが被さったままです。

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     大白川の谷を挟んで越後の守門岳

数人の若いパーティがやってきます。
問えば、地元小出高校の山岳部の生徒さんと引率の先生。
体育祭の代休でやってきたとか…(部員は10人弱の由。)

残念ながらヒメサユリ見れず、
オマケに虫が煩わしいので早々に下山です。

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鬼が面は峻嶮峨々たる男性的な山、その大岩壁は
一の倉沢に匹敵、さらに更に奥の毛猛の山並眺め
ながら道は、嘉平与ボッチへ続きます。

*因みに2年前の記事は→コ チ ラ

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帰りを急ぐ必要も無く、嘉平与ボッチで今度は
冷たく冷やしたGrapefruitでビタミン補給。

この先は、ブナの林と足元の花々愛でながら往路を
戻るだけです。

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ブナの緑が大好きなジィ~ジです。

良く整備された木道階段混じりの登山道、直ぐに登山口到着。

林道周辺では、今夜の食材 蕨を少々摘みながら…

広い駐車場には、ブナ曽根を登った登山者も有るらしく
県外ナンバー含めて8台ほどに…

結局ヒメサユリには1週間ほど早すぎたようですが、
それでも何種類かの花々を観賞できたのです。

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ツクバネソウ コイワカガミ ミツバオウレン ツバメオモト イワナシ
ウラジロヨウラク マイズルソウ ミヤマキンバイ ミヤマキスミレ
コバイケソウ ゴゼンタチバナ クロモジ… etc

帰路の立ち寄り日帰り温泉は、旧入広瀬村
寿和温泉ドリームタウンです。

浴槽も広く、多種類有り のびのび出来ますが
施設が少し老朽化してきた感じがします。

昼日中 ユックリ汗を流す贅沢さをありがたく思います。

浅草岳紅葉時も残雪時も素晴しい雰囲気が味わえ好きな山、以前は六十里越えから鬼が面経由で浅草岳、下りは只見沢と大岩壁眺めながら何回か?周遊した事あるものの近頃 加齢の為か軟弱コースを選択する事が多くなり些か年を意識するようになってきた感じを覚える今日この頃です。

帰りは 栃尾の厚揚げ購入し、相方の実家(長岡)へ立ち寄り、バァちゃんとお茶飲み無事息災の確認して帰宅。

  

付)一言苦情
大駐車場、林道ゲート、桜ソネ夫々にコース案内が設置されているのは、初めて来る人にとっては有り難いものの、同一コースでありながら全く時間がバラバラ、担当したセクションが異なる為と思われるが、縦割り行政の悪しき弊害を垣間見た感じを受けた。

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2007年6月13日 (水)

ヤマボウシ IN 角田山

今年のヤマボウシはどんな具合かな?

今年8度目の 定番 角田山の様子です。

6月6日(水) 晴 同行者 相方 計2人
  *どなたからもお誘いの声が掛かりません。

山頂近くのヤマボウシ 昨年はサッパリ、一昨年は大当たり

今年は、こんな感じです。

    (写真は、全てクリックで拡大します。)

   P10408631
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     Benthamidia japonica 

白い花弁のように見えるのは総苞、花は中の多数の球状体

丁度 最盛期のように思えましたが、一昨年ほどの感激は味わえなかった?

ほかに こんな花たちも見られました。

   P10408671

   P10408701

そして これも探していたのです
2,3日早かったかも知れませんが、登山道脇で見つけました。

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     Cremastra appendiculata

サイハイラン(采配蘭)です。 
  謙信公や信玄公を髣髴させます。

そしてこれは お ま け!!

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カエルツボカビ 防がねば…

ほかに見た花 オドリコソウ 

今回も、稲島登山口⇔山頂+αでした。 

相変わらず、結構 多数のハイカーと遭遇しました。。

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2007年6月10日 (日)

光兎山でジィ~ジ変身?

この度は、ご近所に住む岳友 赤鬼先輩の要望により久し振りに光兎山を選択です。

新潟からR7で北上し、胎内市からR113で山形に向かう途中、関川村の北東にピラミダルに屹立し、一際目を惹く山が望まれます。
その山こそ <光兎山>なのです。下越のマッターホルン!。

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       関川村よりの光兎山全容

 * 光兎山とは 
山名の由来は、毎年残雪期に頂上直下に現れる雪形が
兎の飛び跳ねている様子に見える事に因る。
文献には光鷺(コウサギ)と記述されたものも有る。
開山は861年天台宗座主 慈覚大師、以来信仰の山として
修験道の修行の山であり、戦前まで女人禁制の山であった。

又、合格祈願の山でも有る。

 ■ 光兎山(コウサギサン) 966m.

所在地  岩船郡関川村
山行日  6月3日(日)
お天気  晴
同行者  赤鬼氏、O夫妻、相方&ジィ~ジ 計5名
行  程  中束登山口(7:55)~千刈登山口合流点(8:37)
       ~虚空蔵峰(9:05)~観音峰(9:18‐9:23)~
       雷峰(9:55‐10:05)~駒返し(10:44)~山頂
       (10:50‐11:55)~観音峰(13:10‐13:25)~
       中束登山口(14:20)
       行動時間 6時間25分 [休憩1時間35分含む ]
高低差  約800m.
地  図  国土地理院地形図1/25000舟渡

【記事】

R113越後下関からR290で村上に向かう途中、宮ノ前から右折し、女川沿いに遡り、中束(なかまるけ)の集落から標識に従い、林道を10分程 車を進めると、数台の車が止めれるPが設置されています。我家から約1時間30分程度を要します。既に1台の県外車を含め満車状態、辛うじて隙間にギリギリ止めます。

ジィ~ジ過去3度登頂経験の有る山なのですが、それでも数年振りにやってきたのです。

   P10408241
      中束登山口駐車場の様子

ここから30m.程、戻ったところが登山口です。靴を履き替えさっそくスタートします。

歩き始めるや否や、
赤松や楢の潅木のなだらかな腐植土の林床には、

   P10408261

ギンリョウソウ(銀竜草)の株が数箇所散見されます。

緩い傾斜の登山道を15分も歩いたかどうかのところに[笹峰休み場]が有りますが、ここはスルーします。

スタートから約40分程度で、もう一つの登山口千刈コースと合流します。ここは台地状の広場になっているのでチョイト一服します。

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     千刈コース合流標識

この辺りから先は、気持ちの良いブナの林となります。

やがて小さな石に刻まれた虚空蔵尊、虚空蔵峰です。
この先一旦下りとなり、また登り返しで、観音峰にでます。
ここには小さな祠が祀られています。ここでも休憩。

   P10408311 P10408321

この先は、またまた下らねばなりません。目的地は結構奥深いのです。
途中に水場が有りますが。今回は通過します。暫くすれば尾根道となり視界が開けます。

登山道の傾斜はドンドンきつくなり、歩き始めて約2時間些かの疲労感を覚える頃に、雷峰到着です。山頂は手が届きそうですが、途中には急なピークが2箇所ほど…

   P10408361 P10408371
    雷峰            光兎山

最後の休憩をたっぷり取ります。
目的地に近くなり厳しさを増す結構ハード感を覚えるTOUGHな山ですが、高度は1000m.にも達しません。

足元には、イワカガミの群生が点在しています。

   P10408351

休憩終えて、愈々最後のアップダウンに向かいます。
砂礫と岩稜帯の登山道が続きます。

この間、ヒメサユリが見られましたが未だ蕾(写真無し)
ヒメサユリ 見頃は6月10日過ぎ頃?


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    姥石 禁を犯して岩になる?

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    お馬さんでは到底無理 駒返し

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苦しい辛い登りもここまで来れば

山頂は近い、もう直ぐそこだ!!

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     山頂標識と光兎神社(鉄製)

何も遮るものの無い山頂に到着。

お日さま直射で遮るもの無し、先達さんはタオルで頬かむり

我々もユックリ ノンビリ、マッタ~リBEERを飲んで、
お握り、手料理食べて…四周を飽かず眺め…

飯豊連峰からグルリと回って朝日連峰

ここのお山は朝日連峰の展望台です。。

ほんの少しのBEERでジィ~ジは、兎に 変身。。

   P10408461
     
山頂にて阿呆ジィ~ジ

全くもって、らしく有りません。
今度くる時は、縫いぐるみ持参と致しましょう。

バックは、朝日連峰 左から以東さん竜門さん大朝日さん等

鷲ヶ巣山も、直ぐ脇に聳えて見えます。

深い谷を隔てた向かいのピークが頭布山(1017.2m.)。

O氏は残雪期に登頂の経験有るので、その時の様子を聞かせて貰います。(ジィ~ジの力量では到底無理ですが…)

1時間以上も炎天のもと、何だかんだでノンビリ時間を費やしますが、そろっと 帰る時間が近づいてきます。
敷物片付け下山の準備、帰りは往路を戻ります。

   P10408471
登ってきた稜線が尾根沿いに見えてます。

帰りと言えどもアップダウンの連続で観音峰までは
それ程時間変わりません。

姥石や各峰のネーミングや祠などから過って信仰、修験の山であった往時が偲ばれるのです。

特に帰りを急ぐ必要の無い我ら、観音峰の小祠の前で、ブナの梢を渡る爽やかな風を浴びながらのんびりと大休憩、他愛の無い話で時間を潰します。

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     観音峰に置かれた祠

やがて再びブナで囲われた登山道を下り登山口に向かいます。

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    モデルは心優しい赤鬼さんです。

サユリさんに会うには少し早すぎましたが、お天気も良く結構歩き甲斐も有り、眺望も満足出来る山歩きをすることが出来ました。

途中立寄りは、地元関川村 桂の関温泉 ゆ~む 

 数年振りにきましたが、ここの日帰り温泉施設 安いし設備も良いし、お薦めです。

広い浴槽や露天風呂で、手足を伸ばし汗を流して疲れを癒します。

帰りは、R7のラッシュを避けて、知る人ぞ知る間道を通りスイスイ…と、
山に温泉に、仲間・友人に感謝しながら戻ります。

   

 

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2007年6月 8日 (金)

エゴノキの花

極めて狭い我家の庭に有る1本のエゴノキ

今年は例年になく数多くの花をつけてくれました。

〝森のシャンデリア〟 柄に合いませんが好きな花です。

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    Styrax japonica   撮影 5月26日

現在は、先日の嵐で、殆ど散ってしまいました。

  果皮には、麻酔成分サポニンを含んでいる由。
  
エグイの語源とも謂われている。

因みに、6月6日(水)角田山へ開花状況見に行きましたが、
未だ固い蕾状態、開花は来週末?平地とは大分ズレ有り!

角田のお山は、ヤマボウシ が満開でした。

1年 時の流れの速さをしみじみ想う
                 今日この頃です。

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2007年6月 6日 (水)

会山行 飯士山

関越道を上進すると越後湯沢の街に対峙して、一際尖って屹立する山が眼につきます。 〝上田富士〟と称される死火山 その山の3方はスキー場として開発されています。
今回は、山の会の会山行参加です。リーダーはT氏です。前日も天気があまり良くなく、週間予報でも芳しく有りません。

ところが前夜の予報では、急に晴マークに…

■ 飯士山 1112m.

 所在地  南魚沼市、南魚沼郡湯沢町
 山行日  5月26日(土)
 お天気  晴
 参加者  男性13名 女性12名 計25名
 行  程    神弁登山口(8:15)~鋸岩(9:52)~
       岩原スキー場分岐(10:31)~山頂
       (10:50-12:10)~岩原スキー場(13:15)
       所要時間5時間 【休憩1時間20分含む】
 高低差  約850m.
 地  図    国土地理院地形図1/25000越後湯沢

 【記事】 *写真はクリックで全て拡大。

ラッキー 前夜の予報通り晴の朝を迎えます。

6時新潟駅観光バス発着場出発、関越道で越後湯沢へ向かいます。

車中で、お茶やコーヒーで朝食摂る会友も…銘々RELAX

予定通り湯沢IC 8時少し前に到着、魚沼川沿いに車を進めます。河原に停車さっそく身支度整え、ストレッチでウォーミングアップ出発準備です。

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         出発前の様子 

8時15分 神弁コース登山口標識スタート

ジィ~ジはこのコース10数年振り、ホンと久し振りのコースなのです。

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         登山口の様子

のっけから急登の連続となり、暫くは後方の関越道を行き交う車の音が後を絶たず、耳に入ってきます。

ミズナラとブナの急登の樹林帯を息を切らしながら進むと所々の台地状の場所に…
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     休憩所案内標識

T リーダー構わずスルーします。

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痩せ尾根のアップダウンを何箇所も繰り返すと樹間から目的方面が突然現れたり…
(上記 写真)

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      飯士山西峰

通称 鋸尾根と呼ばれているようですが、その名に恥じません。

振返って往路を眺めて見ます。(写真下)

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     鋸尾根の概要

行く手には、鋸岩が立ちはだかります。

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鋸岩をクリアーして…

漸く難関突破すれば、ウワミズ桜(アンニンゴ)が満開です。

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     ウワミズサクラ(アンニンゴ)

進行方向右手にはスキー場も現れて…
やがて岩原スキー場コースとの分岐にでます。

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    岩原スキー場コース分岐

お天気予想外に上々なれど黄砂の影響で、眺望はイマイチ。。

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    黄砂の影響で眺めは!? 巻機から谷川山塊

それでも足元には、可憐に咲いて眼を惹くイワカガミ

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    ピンク イワカガミ

ここまで来れば山頂近い、あと一登りです。

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    眼前に迫った山頂

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   P10408001
    山頂の様子。

Tリーダー慎重を期して、時間に余裕を持たせた為か?かなり予定より早く到着です。

さっそく乾杯、例の如く各自持参の手料理が回ってきて、色んな食材、味を堪能できます。

気持ちの良い陽気で時間はたっぷり有るし、お昼寝タイムと洒落る会友も…

食べて、飲んで、歓談して、昼寝までしてやがて下山開始です。

下山コース今回は岩原スキー場へ下るのです。

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    下山開始   右手は往路の鋸尾根

分岐から先少し下れば、リフトの山頂、

スキー場には、少し細いが食べごろ蕨が彼方此方に…

最下部のレストハウス前には迎えのバスも見られます。

もう危険な箇所も有りません。道々 皆さん夕餉の食材調達です。

皆さん 予期せぬ蕨の大収穫で大喜び。

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    岩原スキー場で蕨採りながら下山

山頂から、蕨採り採り僅か1時間一寸でレストハウス前到着。

バス会社用意の蒸しタオルで汗拭いサッパリして車に乗り込みます。

折角 湯沢温泉まで来たので、〝駒子の湯立ち寄り入浴タイム。

のびのび手足を伸ばし、まった~り 湯ッた~り・・・

この日帰り温泉施設 湯量も豊富、オマケに安くお薦め

風呂から上がり、バスに乗り込めば酒屋の前で途中下車。皆さんBEER買い込み、車内でまたまた懇親会。これも参加者の楽しみの一つです。

夕方前には新潟帰着。
山に登り、仲間と親交深め、温泉に浸り、お天気に恵まれ気持ちの良い一日、健康に感謝で一杯です。リーダー始め参加者の皆さん お世話になりました。

 追記)
平成14、15,17年と滑落死亡事故が有った為、地元湯沢町では、鋸尾根(神弁コース)下りには利用しないよう行政指導がなされています。 

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2007年6月 1日 (金)

2007 3度目の二王子岳

ある日の夜、山の会のEさんから℡有り。

その話の中で、
「今日一人で二王子へ行ってきましたが、サンカヨウがとても綺麗に咲いていましたよ。」との情報が…

空具合を見て、さっそく我々も確認するべく出かけることに…

今年に入って3度目の二王子岳です。

2007 最初の二王子岳記事は→コチラ
2007 二度目二王子岳記事は→コチラ

5月23日(水) 晴

*コースタイム記録省略 <毎回大体同程度の為>

*写真はクリックで全て拡大

この度も相方と2人の変わり映えしないコンビです。 

平日の朝7時25分 それでも県内ナンバー車10台超。

   P10407211_1

二王子神社周辺の木々もスッカリ色が濃くなって来てます。

7時30分 ユックリとスタート 

気持ちの良い沢音聞きながら、また清々しい微風受けながら…

途中の神子岩付近の荒れた登山道も、地元の山岳会の皆さんが整備され、快適に歩けます。

二合目水場は、時期柄水量も豊富です。
何時もの通り、喉潤します。

登山口から約50分 三合目 一王子神社
チョコット立ち休憩、飴を口にします。

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      三合目 大杉に佇む相方さん

三合目から歩き出して直ぐ、登山道進行方向右側に
 有りました 有りました サンカヨウの群生が何箇所も…

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    サンカヨウの群落 丁度見頃かな!

まずは先へ進み、帰りにユックリと眺める事にします。

8時50分‐9時00分 五合目 独標(定高山)

勿論 全く残雪の影、形も残ってません。

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       独標

雪の多い年であれば、5月GWで約1.5m.位は残っている?

たっぷり時間をとってコーヒーブレークと洒落ましょう。

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六合目手前辺りから所々に残雪が散見されてきます。

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青空にタムシバ映えて…

七合目手前の 油こぼし も既に土肌が露出して…

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    油こぼし 先導の相方

七合目 油こぼし 
登山道の脇には、まだカタクリの花が、いっぱ~い!!

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少し小振り?クルリンと色鮮やかに…

やがて九合目 雪原の先には…

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    大日 北股岳  飯豊の山並

九合目過ぎれば直ぐに山頂

   P10407441  
山頂に雪は、全く残っていません。
少し靄っていますが飯豊の全貌が…

   P10407461_1
     地神山から杁差岳方面

若干の休憩入れて約2時間50分 概ね何時ものペース!!

飯豊連峰のお山を眺めながら、早い早い簡単ランチです。

空腹満たされ、眺望満喫し、イザ下山です。

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    二本木山方面 

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    眼下に広がる蒲原平野を眺め…

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    山頂避難小屋も遥か彼方に…(お花畑付近)

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   P10407551
    油こぼし  2連発

まだお昼には遥か前、何人も何組も頂上目指して…

油こぼしの先の両脇には…

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こんな花たちが、あちらこちらに沢山見られます。

気持ちの良い道が続きます。若葉が眼に眩く輝いて…

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愈々 サンカヨウ(山荷葉) Watching Time とします。

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     Dphylleia cymosa ssp. grayi

透き通るような6枚の花弁の白さ 気高ささえ感じさせます。

この時期にあまり二王子へ来ていなかったので、あまり彼方此方に多数の群落が見られ些か吃驚です。

サンカヨウWatchを終えて、再び下山開始します。

途中で、一本コゴメ(コゴミ)を少々 採取しながら…

登山口の神社脇のスペースには、何時の間にか?車は20台以上になっています。改めて人気の山だと思い知らされます。

帰りの途中下車は、新発田温泉 あやめの湯 です。
この施設 大分老朽化し、露天風呂も有りませんが、湯質もまぁまぁ 休憩所は広々で、そして何より料金が安いのです。 ¥400/大人

風呂から上がって休憩所で暫く休みます。まだ未だ時間は早い。

この日の予定は盛り沢山なのです。

新発田市から新潟へ戻り、コンビニで弁当買って向かう先は、

東北電力ビッグスワン

応援シャツに着替え、応援グッズのタオルを持って…

アルビレックスVSグランパス 
 ナビスコカップ予選リーグの観戦なのです。

   P10407651
   P10407701

このゲーム勝てば決勝リーグ進出決定だったのですが…

7時キックオフ

結果は押せ押せゲームだったのにPKまでキーパー楢崎に読まれドローで終了。決勝リーグ今年も叶わず。悔いが残るイマイチ後味悪い結果に…

競技場の上空には、上弦の月が明るく輝きゲームを観戦していたようです。

今年3度目の二王子岳 そしてJ1Soccer観戦。

丸一日 よくもまぁ フルに遊んだものです。

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