梅雨時の平標山~仙ノ倉山
22名での飯縄山のお誘い山行を終えた翌日は、O夫妻と4人で平標山です。前夜の予報では何とかお天気もちそう???
■ 平標山 (1984m.)
仙ノ倉山 (2026m.)
所在地 南魚沼郡湯沢町 群馬新治村
山行日 6月24日(日)
お天気 晴/曇/雨
同行者 O夫妻 相方 計4名
行 程 松手山登山口(7:57)~第一鉄塔(8:43‐8:50)
~松手山(9:18‐9:28)~平標山(10:28-10:32)
~鞍部木製テラス(10:40-10:55)~仙の倉山
(11:20-12:08)~平標山乃家(13:00-13:15)
~旧 登山口(13:52)~元橋P(14:35)
所要時間約6時間40分 実質歩行時間約5時間
高低差 950m. 1000m.
地 図 国土地理院1/25000地形図三国峠【北東】
【記事】 *写真はクリックで全て拡大
国道に隣接の広大な 元橋の駐車場、8時前でありながら、普通車100台以上、マイクロバスも数台で朝から大賑わい。中には湘南や福岡ナンバーまで…
まさに全国区 人気の山 なのです。
仕度を終えた人達が、登山口に向かっていきます。
ジィ~ジ昨年 6月25日以来です。記事は→コチラ
8時少し前、松手山登山口のジグザク階段登山道をスタート。
ジグザグに高度を稼ぎますが、スタートから10数分勾配も少しきつくなり始める頃、前を行く20人超の団体グループに先を譲って貰います。
樹間に切られた登山道にはハイカーの切れ間有りません。
振り返れば、苗場山も望めます。
この辺りから足元には、アカモノ 目を転ずれば ヤマツツジ
松手山登山口から約45分で第一鉄塔 見晴らしの良い台地状の広場となっているので数十人の登山者が休憩、各々水分補給したり、行動食を摂ったり、或いは疲れてグッタリしたり…
鉄塔先のピークを指差し
「平標の山頂はあれですか?」 と聞いてくるご仁も…
これには流石に(@_@)
水飲み、甘味摂り、汗を拭き前へ進みます。
周辺の花々 眺めながら…
眼前の小ピークを越えれば、ここは風の通り道。肌寒い風が相当強く吹きつけ、汗ばんだシャツがヒンヤリ肌にまとわりつきます。
鉄塔から30分ほどで松手山到着です。
ここでも たっぷり休憩 越後名物 笹団子 を口に…
この先はクマササたなびく 稜線漫歩
ジィ~ジは、このたおやかな感じがたまらなく好きなのです。
大山祇神社を祀る石祠のガレ場を過ぎれば、平標山頂は間近になります。
登山道の左手に突然、ハクサンイチゲの群生が現れ、目を奪われます。
さらに 足元には
ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ
イワカガミやミツバオウレンなども…
特にミツバオウレンがこの付近では多く見受けられます。
登山口から休憩入れて丁度二時間半
10時28分 平標山山頂到着。
強烈な湿り気を含んだ冷風が吹き付けているので登山者の皆さん風除け見つけ、シートを広げて休憩しています。
一寸 寒さ堪え、立ち休憩して周囲を見渡しますが、遠望はあまり利きません。
我がチーム 当然ながら仙ノ倉山目指し、木製階段下り、お花畑の コルへ…
鞍部のテラスでティータイムと洒落ます。
行き交う人達の殆どは雨具の上着着用し風対策していますが、お馬鹿なジィ~ジは、半そでアンダーシャツ1枚で痩せ我慢。
隣のグループはコンロで肉を焼いているのか 旨そうなニオイ。。
この木製階段の両サイドは植生保護の為にロープが張られて居ますが、多彩な色の花々の競演 オンパレードです。
濃いピンクの今年初めて見るハクサンコザクラが風に吹かれ懸命に耐えています。この花に会いたくて何度も足を運ぶのです。
勿論 ハクサンイチゲ や チングルマも 群生してます。
仙ノ倉に向かって再び、歩き始めますが、振り返れば…
苗場山をバックに、平標山と往路の軌跡がハッキリと
行く手には谷川岳への山並が続きます。
真夏・真冬を除き、三国山から谷川岳への縦走を含め、残雪求め、花求め、紅葉求め、そして満足求めて もう20回近くは歩いた好きな山です。
(新潟からACCESSも便利と言う理由も有り)
11時20分 仙ノ倉山 山頂到着。
谷川連峰の最高峰です。晴れれば富士山始め360度の眺望を独り占めできるところですが…今回は、残念ながら。。
この山頂も吹き曝し、数組のパーティは夫々風を避けて休んでいます。
早速我々もシートを広げ ランチタイムとします。
500㍉ 1缶のBEERで我慢のジィ~ジです。
この先に続く谷川岳へ再び歩いてみたいと思うものの、どんどん気弱になってきているのを自覚するジィ~ジです。
ランチタイムが終われば往路を戻ります。
再び イチゲやコザクラの花たちに癒されながら…
それでも平標山への階段登り返しは休んだ後なので結構くたびれるのです。
平標山の山頂から道を左に分け入ります。
目的は改築なった山の家を見る為なのです。
階段をトットコ トットコ下ります。
(ホンとは階段好きじゃないのですが…)
小屋の手前に近づくと
ワタスゲやイワイチョウも見られます。
改築なった平標山乃家 に着くと同時にポツリ と雨が当りだします。
雨具を着たり、休んだり小屋の中は大賑わい。。
トイレやら以前と少し配置が変って…
出来立てのせいも在るけど見違えるように綺麗に…
結構 この日も泊り客ある様子です。
我がメンバー雨具の上着着用し下山準備しますが、おばかなジィ~ジは面倒なので〝まぁ少しくらい濡れても…〟
小屋を後に下山開始をします。暫くは急な登山道 前行くグループが道を譲ってくれます。雨は止まないものの樹木の梢に遮られ濡れるほどでは有りません。
ズンズン下り、やがてカラマツ林に変る頃、傾斜も緩やかになります。
ここから暫くで、昔の登山口につきます。
平元新道登山口です。
以前はゲートを通りここまで車が入れましたが別荘地が出来てから一般車は通行不可なのです。
ここから長い林道歩きのアルバイトが待っています。
雨は強さを増し、シャツも濡らしますが、お馬鹿ジィ~ジは 〝濡れた序で〟あまり気にしません。傘さしたり雨具を着ている皆さんから 奇異の目で見られる 阿呆 ジィ~ジ。。
雨に打たれ沢音聞きながら別荘地まで辿れば、広大な駐車場に戻ります。
雨は勢いを増してます。ジィ~ジはビショビショ。
早速 車に乗込み下着の着替えをするのです。
靴を履き替え 帰りは定番 宿場の湯 立ち寄り。。
温泉に浸り汗を流します。
雨は勢い増すばかり…
まぁ 良い時間に下山できて良かった!?
天気予報 悪化予想がかなり早まったようです。
温泉出れば、R17を大和PAまで後はETC通勤割引最大限利用して新潟へ戻ります。
珍しく新潟に向かうにつれ雨は小降りに、家に着く頃にはスッカリ晴れてくれたのです。
ハードな山では有りませんが、何とか連荘山歩きをすることが出来てなんとなく夏本番に向けて少しだけ自信を深めるジィ~ジです。
この項 お終い
付)
前日 飯縄山から帰り、花の平標山は如何?かと思い、sanaeさんチームに連絡入れたところ、粟ヶ岳から既に庚申山の登山口近くについているとの事 残念~ 又の機会と致しましょう。
人気の山ブロガーまゆ太さんのレポ(23日平標~仙ノ倉)に依れば、前日はお天気が尻上がりに良くなり、富士山もハッキリ、ハクサンコザクラも写真バッチリ これまた残念~
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