この度は,じょんのび 高柳。
9年前に、相方の亡父の納骨の為、バス仕立て親族で京都へ行った事がきっかけで、爾来、親族身内皆の健康・無事息災を祝うべく、1年に1回は何処か温泉や観光地を巡る小旅行が定例化し、バスで箱根や草津、日光、能登、伊香保…等 へ出かけてきました。当時は我家始め義弟義妹にも夫々高校生や大学生の子供達が同道してくれ、結構賑やかだったものです。
ところがその子供達も次々と独立、結婚と親元を離れていきました。(これも当然世の習いですが)
相方の母親も85歳そして我々も充分に年を重ねてきました。
そこで母親(バァ~ちゃん)の体力も考慮し、今回は車3台で近間の高柳とすることにしました。
船橋に住む、義弟(次男)夫婦も遠路参加です。
4月21日(土)曇り
相方の実家から午後3時 3台に分乗し出発。
4時半前、宿泊先の柏崎市高柳 茅葺の里 〝いいもち〟到着。
ジィ~ジは3度目 今回は我が中?高年グループ11名で貸切です。
ここは、門出和紙を生業にしている地元の小林康生さんが中心に町おこし、村おこしで始めた、山村体験が出来る施設です。
小林さんと門出和紙については→コチラ
これは 是非クリックしてみてください。
* ジィ~ジ数年前、NHK新潟 朝の随想で小林さんの半年にわたる話を拝聴して以来大ファンになったのです。
夕餉の用意は、地元の組合員のカァちゃん達で、山菜や地元産で盛り沢山の〈ゴッツオ〉です。
この後は、山独活の葉、釣鐘ニンジンの葉、サツマイモ等々の天麩羅等ドンドン出てきます。(独活の煮物やぜんまいの煮物…これが超旨い)
囲炉裏では、コシヒカリの 焼きおにぎり を実演製造。
貸切の場合、小林組合長から餅つきサービスもあるのですが、今回は超多忙の為、特別に無しでした。 残念~!!
某?朝日山酒造(何じゃコレッ)の千寿、万寿、翠寿などのラベル(和紙)は、彼の作品です。
我々の年代になっても、山菜主体の料理はそれなりに食べても、お腹に納まるものです。
酒飲んで、子供達の事や話題は尽きません。
4月22日(日)曇り/晴
移築新築された いいもち(分家の意味) はこんな感じで建てられています。
いいもち から少し下に下りると オヤケ(本家の意)が有ります。
オヤケ (本家)
ここは イイモチより少し狭い。
東京近郊ナンバーの車が2台。
朝飯をたっぷり二膳半も平らげ、出発します。予報に反し、ありがたいことに雨も降らず、薄日さえ射してくれています。
先ずは、小林さんの高志の生紙工房見学。(前記サイト参照)
その素晴しい作品に触れてみます。
次に、松代から松之山へ向かいます。
松之山ぶなの 美人林 の風景です。
日本風景写真協会の腕章つけた多勢のカメラマンが思い思いに高級カメラでシャッターChanceを窺っています。
大型観光バスで大阪や石川ナンバーまた自家用の県外ナンバーも多数止まっています。
残雪とマッチすれば更に新緑が映えただろうに…と思われます。
今年の少雪が残念です。
次に春の棚田の様子を見ることにします。
棚田も、近年農業政策や、山村整備事業や、農業の担い手の問題で、随分と減ってきています。
フキノトウは採るには伸び過ぎていました。
松之山温泉は日本3大薬湯と詠われ、確かにホウ酸湧出量は日本一とか…
我々は温泉旅館ホテルをスルーして日帰り温泉に立ち寄ることにします。
源泉95℃ 露天の熱めのお湯に浸りながら、山々の春を満喫します。
*松之山観光協会のサイトは→コチラ
汗を流せば、また食欲も出てきます。時間も丁度お昼過ぎとなりました。
3台の車は、十日町へ向かいます。
少し遅めの昼食は、十日町川西の小嶋屋総本店 中越地震以後移転新築された広い店も満員です。2~30分待って床の間付きの部屋に案内されます。
皆で 名物 へぎ蕎麦に舌鼓を打ちます。
食べ終わって蕎麦絡みのデザートを夫々オーダー
こうして 遅めの昼食も終わり、そして今回の超熟年?一族の貧乏旅行も終わりとなります。
泊まって飲んで、温泉入って、蕎麦食べてお1人 ¥10,000で、大きな丸い硬貨のお釣がきて…贅沢ではないものの、これでも結構満足なのです。
親戚一同 健康に感謝し、また再会する事を誓い、相方の実家で散会とします。
お終い。。。
| 固定リンク | 0
| コメント (12)
| トラックバック (1)
最近のコメント