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2006年9月11日 (月)

北・間・塩 PART 2

時の流れは速く、今年も何時の間にか9月に突入。

9月1日(金) 雨/ガス/晴

窓から外を見ればガス。

外へ出て見ると、小雨が当たります。

御池小屋の軒先借用し、簡単な朝食。

本日最初の目的の山座
 ≪北に遠ざかりて雪白き山あり。とへば、甲斐の白峰といふ。≫

 平家物語に登場 北岳 です。

参考 コースタイムは9時間10分です。

   写真は、クリックで全て拡大

5:15 御池小屋 出発

仕方なく嫌々ながら、上下共、雨具着用してのスタート。

テントサイトの脇から〝草滑り〟と呼ばれる、ジグザグに切られた
約500mの急登を、登り始めます。
直登では無いので、さほど疲労は、覚えません。

お天気は、小雨混じりのガス、
イマイチスッキリしませんが、足元には

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 他にも色々…と

歩き始めて、小一時間。

所謂 朝テッカリ  天気下り坂?(嫌な感じ)

それでも 目の前には、また転ずれば
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  北岳バットレス   や   鳳凰三山が望めます。

6:57 小太郎分岐

歩き始めて、約1時間半強、右俣分岐を過ぎれば、
ハイマツ帯に変わり、小太郎尾根分岐。

  小太郎山(2,725m.) O夫妻登頂済。

     P1010365

仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳もどんより、ガスも湧いて…

お天気悪くなる一方!!!雨も強くなり、

それでも岩陰には、健気にも

 P1010366 P1010369

7:28‐8:05 北岳 肩の小屋

雨が強く、冷たい風まで吹き出し、下屋借りて、
休憩しようと小屋へ、

肩の小屋の親父さんが、親切にも、小屋の中で休むよう
声を掛けてくれました。

       P1010368

ユックリ休み、親父さんに、天気予報聞いたところ、

「今日は、一日雨だろうが、明日は晴れるだろう。」

この時点の外気温、6度から7度。結構寒い、冷えます。

計画中止にするか?続行するかは別にして、
ここまで来た以上、山頂だけは…

8:36‐8:40 北岳山頂

肩の小屋から、約30分

日本第二位高峰 日本100名山 ジィ~ジ3度目の
  北岳(3,193m.)山頂です。
     P1010373

 我グループで、山頂独占だぁ~

 P1010375 P1010376 P1010378

  岩間に咲く花たちです。

雨と冷たい風で、身体の心まで、冷えてきます。

計画続行するか否か?打合せと、身体を温める為、
取り敢えず山頂小屋へ向かいます。

9:30‐10:10 北岳山荘

    P1010379

時折、ガスが風で吹き飛ばされ、視界が開ける時も…

自炊場でコーヒー飲みながら、先行きの相談です。

リーダーO氏、天気の具合と、我々の身体の具合を考え、
なかなか結論つけません。

それでも
5年越しの懸案と、肩の小屋の親父さんの予報を頼りに、
そして、皆の行きたいと言う、気持ちが一つで 
計画遂行続行と 決まります。

小雨とガスの中、間の岳に向かい、ゴツゴツした岩の
小さなピークを、数箇所クリアーします。

途中、農鳥岳から来た、何処かの高校山岳部のパーティと、

熊の平小屋からの中年4人組のパーティとすれ違います。

   P1010385

岩稜帯の登山道は、ガスの時には、注意しないと
道を外すことあるので、注意が肝要。

 P1010382 P1010388
岩間に咲く花々が疲れを癒します。

中白峰(3,055m.)、越えて先に進めばやがて…

11:40‐11:45 間の岳(3,189m.) 着。

ジィ~ジ10数年ぶりの、間の岳
日本100名山 日本第4位の高峰。
ケルンが点在する広い山頂。
念の為、記念撮影。

ここからは、道が二手に分かれます。
左手は、農鳥小屋への道。
左は、三峰岳(ミブダケ)を経て、塩見岳へ向かう道。

我チームは、ガラ場の登山道を、右手を進みます。

雨は、少し小止みに、時折、冷風がガスを飛ばすと…

   P1010396
仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳が顔をだしてくれます。

登山道を忠実に下りながら進めば、仙塩尾根に取り付きます。

ちょこっと巻いてひと登りで、

12:30‐12:40 三峰岳(2,999m.)

雨は、殆ど止み、風も寒さは感じません。

   P1010397

痩せた岩稜の尾根を慎重に下ったり、登り返したり…

   P1010400

振り返れば、間の岳の細沢カールや三峰岳。

あの、それなりに急峻の岩場を下りてきたんだ!!

ズンズンと勿体無いほど下れば、
やがて砂礫の台地の三国平。

何時の間にか?ハイマツ帯から樹林帯に・・・

   P1010407

山腹に、今夜のネグラ、熊の平小屋が見え出します。

また ガスの切れ間からは、塩見岳も姿現します。

   P1010409

目の前に、小屋が見えても、一旦下って、登り反すなど、
意外と簡単に、着かせてくれません。

14:15 熊の平小屋 着

漸く、今日の最終予定地 熊の平小屋到着。

   P1010411

泊まりの客は、連泊の若いカナディアンロッキーの
トレッキングガイドを仕事にしている、川崎のK氏
我々4人で、貸切状態。

手続きをして、早速 濡れた雨具を乾かし、靴も
ストーブの周りで乾かします。

小屋は、前と2階にテラスがある、洒落た造りで、
内部の階段も、センスが良い。

時間が経つにつれ、肩の小屋の親父さんの言葉通り、
お天気は確実に回復してきます。

テラスからは、真ん前に農鳥岳が聳え、
その勇姿を誇っているようです。 
   P1010417

  夕日に染まる、農鳥岳の姿。

季節従業員の笑顔がチャーミングな、働き者のショウ子さん。
10年振りに、管理人に復帰の北村さんに、とても親切にして貰い
小屋の施設の案内してもらったり、
夕食終わってからは、管理人さんから焼酎までサービスを受け、
山との関わり、クライミングの話、米国オレゴンに住まわれる
奥さんとの出会いの話、小屋での怪談もどきの出来事…
また川崎のナイスガイK氏も、カナダの山の話や軽妙な小話も…
9時過ぎても、宴は盛り上がり、思い出に残る、楽しい有意義な
一夜となりました。
来年も、是非にも再訪したい気持ちが強くなります。

久し振りの天の川、そしてひと際 輝くオリオンがとてつもなく、
綺麗で強く印象に残ります。 ☆ ☆ ☆

夜も更け、2階の寝床を広々使い、1日の出来事を
思い出しながら、満ち足りた気分で、就寝。。。

   Part 3 に続く。

   

  

  

   

 

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コメント

VIATORさま
comment吃驚しました。ジィ~ジ大感激です。
実は、昨夜貴女のサイトから、我駄ブログへのACCESS
有ったの知っていたのですが、まさかご本人だったとは…
山と遠ざかって折られる所為か?ショウコさんの記事では
少し元気が無いみたいですね。メキシコチケットGETして
旅に出るとまた元気が戻るかも知れませんね!!
今年も是非 熊の平小屋でお会いしたいものです。
こんな駄ブログですが、たまに覗いてみてください。
北村さんにも是非お会いしたいと思ってます。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2007年1月11日 (木) 20:47

お久しぶりです、私は熊の平小屋従業員でした☆
今頃ここに書き込んでも、とは思ったのですが、小屋のとこだし と思ってお邪魔しました。

私は熊の平小屋を閉めて下山した後椹島ロッヂのほうで働いておりまして、12月末に実家に戻ってまいりました。
あのときは本当に楽しかったですね、私も小屋番の北村さんにとっても、良い思い出の夜となりました。ほんとうにありがとうございました。
またいつか、皆さんと小屋で再開できる日がくるのを楽しみにしています。

☆小屋番の奥様は、昨シーズンは来られませんでした。夏にいたのはアルバイトの方ですよ。スタッフ一同、小屋まで遠い道のりを来られたお客さんにくつろいでいただこうと思って働いておりました♪(注;ワガママは、あんまり聞いてあげませんが・・・(笑)

家に帰って自由にネットできるようになったので、ゆっくり見せてもらいますね~。これからも安全第一で、良い山旅を!

投稿: VIATOR | 2007年1月10日 (水) 22:38

moeさま
コメント有難うゴザイマス。
いつも若さ一杯の行動力に驚いています。出来る事なら、
新雪の頃のお天気の仙丈ケ岳challengeしてみたいもの。
山小屋凄く楽しかったんですよ!!
出会いとは、希望の始まりでもあるような…

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年9月13日 (水) 16:55

輝ジィ~ジさん、こんにちは♪
故障を抱えながら北岳・間ノ岳・塩見岳と縦走されるなんて、やはり輝ジィ~ジさんは凄いですね(´▽`*)
私達は先週末に甲斐駒ケ岳と仙丈岳に登ってきました。
9日の甲斐駒ケ岳は残念ながらガスっていましたが、10日の仙丈岳からは北岳・間ノ岳が綺麗に見えました!
お天気残念でしたが、山小屋での宴が楽しそうですね!!

投稿: moe | 2006年9月13日 (水) 14:02

赤鬼さま
先週の八ヶ岳山頂小屋も一部屋我グループで、ユッタリ。
熊の平は殆ど貸切、ホンとに楽しい夜となりました。
あんな感じだったら、毎年でも行って見たくなる。。
我儘かも知れないけど、小屋ってそんな雰囲気が楽しい!!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年9月13日 (水) 07:48

moai さま
コメント有難うゴザイマス。
我等一行が訪れた時は、既に奥さんはアメリカへ戻られたようでした。出来れば管理人さんにもう一度連絡とって、
オレゴン辺り案内して貰うかな(オフシーズン)なんて思ったりしています。楽しい一夜でした。moaiさんは、テン泊だったのでしょうね!!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年9月13日 (水) 07:41

熊の平小屋、貸切状態とわ羨ましい。小屋で重なり合って
寝るのは辛いもんねえ。おいらは、あの人いきれで
参っちゃう。随分歩いたねえ。さすが! 

投稿: 赤鬼 | 2006年9月13日 (水) 06:44

熊の平のおじょうさん、ショウコさんとおっしゃったのですか。八月の合宿の際も、ご主人に仕事を教わりながら健気にがんばっている姿がありました。また、奥様?も親切な気配りの方で、缶ビールを所望すると、少しでも冷えたものをということで、奥の冷蔵庫にあるのを持ってきてくださったり、・・・ゲンキンながら、とても素朴で大切に残したいいい山小屋ですね。

投稿: moai | 2006年9月13日 (水) 02:16

sanaeさま
5年前は,悪天候と北岳で自然落石で、同行者が怪我で断念。
今回は、年齢からしても最後?の挑戦!!
天気は、イマイチでしたが、記憶に残る良い小屋で、また行きたいと、強く思いました。
小屋貸切状態あまり無いですしね。。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年9月11日 (月) 18:06

雨の中の判断は難しいですね。
戻った方がいい場合もありますが、先へ進んだ方がいい場合もありますし。
山頂展望は残念でしたが、ともあれご無事に小屋に到着されて良かったですね。

投稿: sanae | 2006年9月11日 (月) 11:32

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