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2006年8月25日 (金)

光岳~聖岳へ (前編)

夏休みは、2週間ほど孫台風が来襲・停滞してましたが、漸く普段の生活に…

暫く山とは、ご無沙汰でした。特別なトレーニングを積んでいない我チーム、なるべく回数多く山へ出かけることが、トレーニング代わりなのです。

早速、台風去れば、目的の山座選定。

今回は、人気ブロガーしげぞうさんのレポ を参考にして、
    南ア光岳~聖岳を選択。

新潟県のお隣の県と言えども、長野県は面積広大で意外に遠いんです。

  *写真は、全てクリック拡大します。

8月20日(日)

今日の予定は登山口まで行くだけです。長い道のり慌てる事は有りません。

北陸道、長野道、そして中央道松川ICからR153そして喬木村の 三遠南信自動車道 矢筈トンネルを通り、R152を上村へ向かいます。
更に、上島トンネル手前から南アルプスへの標識に従い、下栗集落から狭い急勾配な道を数十分。
道の至る所に落石多数であまり良い気持ちで有りません。
北俣渡から未舗装 聖光小屋まで30分と小さな標識に従い進みます。
長い道のりも漸く最後、今夜のネグラ 易老渡登山口駐車場です。
結構広い駐車場には20台弱の車が止まってます。
山側は自然落石の危険性が大なので、川沿いに駐車。
早めの夕食を取り、車のシートを倒し、即席寝台の用意をします。
この先の登山口 聖光小屋へ向かう車が夜遅くまで後を絶ちません。
     P1010100
     易老渡登山口駐車場の様子。

8月21日(月) 薄曇り

 ■     光岳 2591m. (日本100名山)
 所在地  長野県南信濃村、静岡県本川根町
 標高差  約1,700m.
 行 程  易老渡ー面平ー易老岳ー三吉平ー光小屋
         参考コースタイム 7時間40分
 地 図  国土地理院地形図1/25,000 光岳[南東]  

平日にも拘らず、まだ明け切らない早朝につく車、そして先の〝便ガ島〟 からのパーティも何組か見受けられます。
お湯沸かし、簡単な腹ごしらえをして、愈々出発。

6:05 登山口 鉄橋
遠山川にかかる鉄橋を渡り、対岸に…直ぐに原生林で覆われた急登に変わり、ジグザグに高度を稼ぎます。
     P1010101
      熊が目撃されたようです。
針葉樹林帯の薄暗い変化の無い急登を、汗流しながらもくもくと前進します。

7:35 面平
やっと一息つける、少し広い台地 面平に到着。(標識有り)
ここから樹間に、上河内岳を望むことが出来るらしいがガスでもやっている為、何にも見えません。
緑の苔蒸した倒木も所々に有りますが、道はシッカリとつけられています。
やがて前方に10人近い集団が…何か見たような顔が!!
そうです。それは、岩○元○さん率いるパーティでした。
    P1010105
     岩○元○さんグループ

ラストを行く倅さんが我々に気付き、道を譲ってくれます。
登山道は、少し傾斜が緩くなり原生林帯の尾根道が延々と続きます。
足元には、カニコウモリの花が見られます。
やがて、三角点が設置されている小さなピーク(2,254m.)が現れ、何人か休憩中。
我々も、一休みです。
この先、露岩が少しでてくるアップダウンの道を少し登ります。

10:32 易老岳分岐 10:42
    
P1010107
この脇、10m.のところに、易老岳山頂標識(2,354m.)有り。
もう4時間以上歩いているので、大休憩。コーヒーで一息入れます。

高度的には、もうそれ程の登りは無いはずです。
鬱蒼とした樹林帯、足元には一面の羊歯が広がっています。
ガレの手前で簡単なお昼。
湿地のガレ場を少し下り、又登り返せば三吉平となります。
この先暫くすると、足場の悪い涸れ沢の道になり、少し疲れた身体に負担がかかる嫌な登りになりますが、両側にはイチヤクソウ、フウロ、オトギリソウ、ホソバトリカブト etc花々が出てきて疲れを忘れさせてくれます。
 P1010113 P1010115 P1010112
 P1010117  P1010118

下山中の登山者とすれ違い、
「もう20分も行けば平らになりますよ」と声を掛けられます。

やがてその言葉の通り、平らなお花畑に到着。

12:55 静高平
    
P1010119   
この先には、植生保護の為、木道が敷かれています。 
この辺り、センジヶ原 亀甲状土が見られます。

イザルヶ岳への標識も有りますが、ガスが懸かっているのでパス。
前方には、今夜の宿、県営 光小屋も・・・
 P1010120  P1010122

13:32 光小屋 着
行動時間 約7時間30分。
早速宿泊手続きを取り、トイレ使用などの説明を受けます。
小屋は、結構綺麗でユッタリ作られています。
指定場所にザックを置き、空身で光岳山頂へ向かいます。
小屋から、精々10分少々 シラビソ に囲まれた山頂です。
日本100名山 光岳(2,591m.)
たまたま淡路島から来たという同年輩のおじさん、今日が100名山達成と言う話。
記念の写真のシャッターを押してあげました。
名前の由来からか?ここを100名山最後に選ぶ人もそれなりいるようだ。
    P1010129
元々あまり展望が開けないが、今回はガスも出ており、遠望全く利きません。
勿論、折角ですから海から眺め、光って見えたと言う石灰岩の岩、光石を見に行きます。
数分で巨大な白い岩塊の光石、
〝晴れていればなぁ~〟 残念ですが仕方有りません。

    P1010128_1
     岩の上は少し平でした。

小屋へ戻り、ベンチに腰掛け相方とビールで乾杯。
他の登山者としばし雑談。情報収集です。
更に1時間ほどで、岩○元○さんのご一行到着。

夕食は、我々二人と単独登山者三名計五名です。
小屋のポリシーで、色々制約有り、原則的には自炊です。
県の担当部署との連絡不徹底で、クレームをつける登山者も何人かいます。

1スパン5.6名の寝場所に3名ユッタリとしたスペース。。
そこまでは良かったのですが、お隣さんの鼾が相当激しく、
更に夜が更け始める頃、ピカッツ ゴロゴロドカーン 近くで落雷。
雨は土砂降り!!かなりの時間継続。
あまり寝れず、うつらうつらしながら窓から外を見ると前線通過か?星が輝いていました。

ボーッとして寝たような寝ていないような…
 (殆ど寝てません。。)

                続きます。

 

 

        

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登山」カテゴリの記事

コメント

SHOさま
comment有難うございます。
飯豊殆ど全山縦走日帰り、驚くのみです。
また乗鞍岳、餓鬼から常念など、貴方様こそ広範な行動で
感服いたします。小生の山は、 健康維持としての手段と、
只 山を取巻く自然が好きなだけです。
そして色んな出会いと…

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年8月28日 (月) 22:00

輝ジィ~ジさま、ご無沙汰しております。
北海道のSHOです。
北海道、東北につづいて南アルプス遠征ですか。そのバイタリティーに敬服いたします。

さて、26日久しぶりに懐かしい飯豊を縦走して来ました。
全山とはいきませんでしたが、十分満足しました。
blogに記載しましたので、もしお時間があればのぞいてみてください。

では。

投稿: SHO | 2006年8月28日 (月) 21:22

赤鬼さま
昨日は、お世話になりました。少し心残りも有りますが、
又の機会に楽しみを残したく思います。
光岳の静高平の水場は枯れていました。小屋の水場かな?
南アルプス奥が深く素晴しいけど、疲れますね~
段々 年を感じるようになりました。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年8月28日 (月) 08:59

山いろいろ さま
時間的余裕の有る身分(笑い)、をフルに利用させて貰って
楽しんでおり、ありがたく思っています。
元○さんとは、少し会話は致しましたが、サインは…貴殿
のご想像通りですよ!!彼のチーム翌日は、茶臼小屋でした。
腰の具合、如何?早く直してください。


投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年8月28日 (月) 08:18

昨日は楽しかったよ。ありがとう。光岳はおいらは一睡も
しないで登ったので、へばって足が攣ってしまった。
でも小屋の手前の水はおいしかったなあ。翼日の聖平までが長かったこと。南アルプスはみんな手ごわい山ばっかり
だよね。

投稿: 赤鬼 | 2006年8月28日 (月) 06:55

光岳の由来は光る石だったんですね。(勉強になりました)
ちょっとピークを外せば小屋も広々と使えるし、ゆったり山行で何よりでした。
高名な元○さんのサインは貰いませんでしたか?貰うわけ無いか。(笑い)

投稿: 山いろいろ | 2006年8月26日 (土) 16:37

sanaeさま
ご主人様100名山達成オ、メデトウございます。
暫く山とご無沙汰していたのに、南アは遠いし、奥は深いし
結構疲れました。お二人のパワーには到底及びません。
光岳で100名山最後にされる人、少し意外な感がしました。
人それぞれ思いがあってのことなのでしょうね!!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年8月25日 (金) 19:49

強力な豆台風の去った後は南アでしたか(^-^)
私たちも間をおかず歩いてコンディションを保っていますので、同じだ~と思いました。
間隔があくと辛いですね、間隔がなくても辛いですが(笑)
易老渡へのみちのりはこちらからも大変です。
南の南部はなかなか行けません。
それだけに思い出にも残りますね。
奇しくもトシちゃんと同じ21日に100名山完登の方がおられたのですね。
続きを楽しみにしております。

投稿: sanae | 2006年8月25日 (金) 14:18

えいじさま
comment有難うございます。
ACCESS的に新潟からは、結構キツイ距離と感じました。
北アと雰囲気異なり、奥深い感じがしました。平日なので
とても静かな山歩きを満喫出来ましたよ。
只 お天気がイマイチで…

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年8月25日 (金) 13:58

お久しぶりです。この山域は関東からはなかなか行きにくい通の山ですね。来年ぐらいにはトライしたいと思っています。レポート楽しみに読んでいます。

投稿: えいじ | 2006年8月25日 (金) 12:33

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