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2006年8月

2006年8月31日 (木)

光岳~聖岳へ (後編)

夜来の雨も上がってくれたようです。

聖平小屋の朝食は、4時30分から…

弁当をオーダーしたのか?薄暗い内に出立する人達も数多。

8月23日(水) 晴/曇 一時雨

今日は、今回のメインとしていた聖岳です。(光岳に悪い?!)

5:10 聖平小屋 

    P1010191
    小屋から出発する登山者の皆さんの様子。

小屋をでて木道を数分、聖岳まで2時間40分との標識有り。

直ぐに、マルバフキとトリカブトが入り乱れるお花畑も…

   P1010195

5:30 分岐
聖岳2時間10分、西沢渡3時間、聖平小屋20分の標識置かれた踏み固められた台地。

幸いお天気も良さそう。。陽も照り始めました。ヽ(^。^)ノ

振り返れば、前日の山並が、(上河内岳、易老岳方面)

   P1010198

ダケカンバのピーク(2,478m.)をクリアーすれば、眼前に 小聖岳(2,662m.)が現れます。

6:15‐6:25 小聖岳

小屋を出て、約1時間 小聖岳です。

目的の聖岳がどっしりと待ち構えています。

聖岳眺めながらユックリと時を過ごします。

   P1010200

これから先は、左側が切れ落ちているガレ場縁を進まねばなりません。

天気が悪い時には、特に注意が肝要な場所です。

ガレ縁の小さなこぶを2,3越して、右へルートを採ります。

足元は、細かい砂礫状の道に変わり、一歩進めば半歩下るような,腰に負担が掛かるザレ場の道が、雷光型に切られ、

高度差300m.弱のジグザグ登りを強いられます。

7:20-7:50 聖岳(前聖岳) 3,013m. 到着

   P1010202

東側からガスが湧き出て、徐々に押し寄せてきます。

指呼の位置にある向かいの赤石岳にもガス懸かり、残念。

山頂では、前夜隣の埼玉のご夫婦、

今日の聖岳が100名山ラスト、その足で上河内岳へ向かう由。
上河内岳終えれば、200名山 そして300名山も達成とか

記念撮影用の日にち・山座を記した書など持参されなかったのか、問い合わせたところ、

「自分で記憶すればいいので、大袈裟にしたくない。」との事。

ユックリと休んで下山しようとしていたところ、

今度は小聖岳手前で追い越したご夫婦が到着。

奥方が聖岳ラストの100名山との事。

事前に用意された記念の書を胸元に、写真撮影を依頼される。

30分も山頂でユッタリ過ごしたので、愈々下山開始。。

往路をトコトコ、トコトコ…と

  P1010207 P1010209

小聖岳の近くで、何処かの高校山岳部の若人とすれ違います。

ザレ場、ガレ場がハイマツ帯の登山道そしてカンバの林に…

足元には・・・
  P1010218 P1010215 P1010201
  P1010194 P1010211

 そして お花畑が彼方此方に点在します。

    P1010230

    P1010232
     お花畑が多いのに吃驚しました。

9:20 分岐

これから西沢渡まで高度差約1,300m.カンバ樹林の中をひたすら、約3時間のCTです。

結構急な勾配の単調な登山道が、延々と続きます。

途中、便が島から聖平に向かってくる登山者パーティーも多数すれ違い。

そのうちのあるパーティーから、

「昨夜からの雨で易老渡の駐車場の両側で土砂崩れ、復旧作業しているが、今は不通になっていますよ!! 通れませんよ!!」

「ン、・・・何と!!」   通れない!!=帰れない!!

  大 大問題です。 

なるようにしかならない と腹くくります。

暫くして 近ツーの20人以上の団体パーティからも同じ情報。。

困ったなぁ~!! え~えィ ままよ。

とにかく我チーム下るだけです。

(今晩、聖平の小屋 岩○元○隊と近ツリ隊がバッティングだ。。)

長い長い、嫌になるような登山道は、何時の間にかカラマツ樹林に変わっています。

笹平から下は、益々勾配きつく、山肌を削ったようなトラバース気味の、

所々ロープが張られた、少し注意の要する道となります。

その途中に

   P1010238
何と!!レンゲショウマが、三株咲いているのを発見。
あまり見たこと無いので、大興奮 こんな時の、

       写真→ 大失敗

飽かず眺め、再び下れば沢音が耳に入ります。

途中にお化け屋敷のような大きな廃屋有り。
(過って営林署職員の宿舎だったとか…)

沢音ドンドン大きくなり、ついに堰堤が見えます。

12;10-15 西沢渡

近頃、取り替えられたとか言う、噂の鉄製の渡し籠が沢に掛けられてます。
   P1010256

女性一人の場合は、少し重く大変かも…
 (要 手袋)

渡り終えたと同時に、急に雨が降りだしてきます。

仕方ないので、雨具の上着着用。

遠山川沿いの水平森林道を2km.ほど辿ると便ヶ島 

5分ほどで雨は上がり、雨具脱ぎます。

13:00 便ヶ島

舗装された駐車場やトイレ炊事場 そして新しい 聖光小屋 が有ります。
    P1010258
              聖光小屋

早速 管理人さんに道路復旧状況を聞きに行ったところ、

「もう通れますよ。。。」 

「助かったぁ~」 (心の叫び)

後は、自分達の家へ帰るだけ…

炊事場脇で、ユックリと休みながら、お昼にします。

お昼が終わり、便ヶ島から未舗装の発電所用道路を、

易老渡に向かって歩いていると、大型のショベルカーが

大きな唸り声あげて、土砂崩れの後始末をしています。

オペレーターのおじさんに、礼を言い、状況確認したところ、

前夜下った登山者は、半日以上足止めを喰らった由

併せて、近くの温泉の所在を確認。かぐらの湯と飯田IC近くの湯~眠を紹介される。

かぐらの湯の方が魅力的だが、帰りの方向と少し逆になるので、飯田から帰ることに決めます。

易老渡から、日本のチロルと称される絶壁に立てられた下栗地区の集落を見ながら、南ア 光岳・聖岳をあとにします。

教えて貰った飯田IC近くの湯ー眠で、ユッタリと温泉に浸り、軽い夕食を摂って、帰路についたのでした。

追)

そうそう 夕食が少なめだったせいか?少し空腹を覚えたので、sanaeさん御夫妻が立ち寄られた、新井道の駅オアシスに有る、 キトキト寿司に寄り小腹を満たしました。

(感想)
ハイマツ南限の光岳そして富士山を除き、日本アルプス3,000m.峰の南端の聖岳 今回は残念ながら眺望を心行くまま得る事が出来なかった事が悔やまれますが、森林限界がかなり北アと異なり、奥深い静かな山を味わえ、且つお花畑の花々に癒され、遠いところまで来た甲斐が充分に達せられた。
越後人としては、どうしても富士山を見たい心境に駆られます。何時の日か、コース時期変えても、天気見て再度訪れたく思いました。

    
  

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2006年8月29日 (火)

光岳~聖岳へ (中編)

前線通過したのか?雨音止み、窓越しに夜空を見ると、
キラキラと、星が輝いてます。

好天の期待 大??

8月22日(火) 曇

8月も下旬近く、さらに近頃の世界規模での異常気象・・・
なかなか期待通りには行きません。 シッカリ雲が下りてます。

天気が良ければ、テントサイトから富士山も見えるらしいですが。。。

5時過ぎ、朝食です。

岩○元○さん達は、今日の予定、茶臼小屋とのことです。

我々二人は、聖平小屋まで。参考コースタイム約9時間の長丁場です。

  * (写真は全てクリック拡大)

5:50 光小屋 出発

聖岳方向へ向かうには、小屋から易老岳分岐まで、前日の道を戻らねばなりません。

眺望が得られないので、イザルヶ岳は立ち寄りません。

三吉平と易老分岐の中間付近に、携帯電話通信可の標識設置されてます。
(近年携帯が通信手段の主流だからでしょうか?)
    P1010141
このスポットからは、恵那山など中央アルプスも見えるらしいのですが…

7:35‐7:43 易老岳
    P1010143

三角点と、一寸しょぼい山頂標識。

ここから前日の道と別れ、希望峰(ネーミングの由来?)へ向かいます。
途中何組かの茶臼小屋からの人達とすれ違います。

足元には、何種類かの花々も見られます。
   P1010144 P1010146_1 P1010147

殆ど起伏の無い平坦なカンバ樹林帯の道を進み、
コルから少し登りで、希望峰、(仁田岳分岐)へでます。
9:15‐9:35 希望峰

折角なので、ハイマツで覆われた仁田岳へ向かって数分進んで見ました。
しかしガスが出てきて、どうせ山頂へ行っても眺望得られません。
途中で引き返しです。
   P1010149 P1010150
      希望峰        ガスの仁田岳途中

やがて前方に茶臼岳が薄っすらと見え、それに向かい歩き始めます。

光岳がハイマツの南限とのことですが、一面のハイマツ地帯の気持ちの良い登山道を進むのです。

  P1010152 P1010156
途中、それ程綺麗でもない、仁田池も有ります。

暫くすると2羽の雷鳥さんが、お出迎え・・・
      P1010159

やがて、立派な標識がおかれた茶臼岳に到着。

10:18‐10:25 茶臼岳
  P1010160 P1010162 

茶臼小屋からのパーティも何組か…

ハイマツとガレ場のなだらかな大地を少し下ると、
茶臼小屋分岐標識が設けられています。

更に、広いガレ場を下っていくと…

    P1010165

  ハイジの丘 まで1~2分の標識。
(VIEW POINTのようですが、眺望期待できずパス)
  でも 何で どうして ハイジ???

やがてガラリと雰囲気変わり、またまた前日同様の亀甲状土の広い台地が現れ、
行く手に上河内岳も凛々しく聳えています。

誰もいない広い草原台地で、簡単なお昼とします。

   P1010167
暫く休んでいたところ、急にガスが押し寄せ、今にも振り出しそうな塩梅に・・

お昼を早々に切り上げ、再び歩き始めます。

樹林帯に変わり、足元には、色とりどりの花々。

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ダケカンバの樹林帯を抜けると、

   P1010172
   奇岩 竹内門  奇妙な岩肌です。

少しガスも切れ、上河内岳も目前に…

12:00‐12:30 上河内岳 肩

折角来たので、展望利かずとも、山頂直ぐ、 ピークを踏まねば・・・

  P1010175 P1010176
上河内岳(2,803m.)

ホンとは、ホンとは 
赤石岳・悪沢岳とか聖岳とがドッカ~ン
 とでてる筈なんですが、、

上河内岳肩から再び歩き始め暫くして、ガスが雨を呼び、嫌々ながら雨具上着を身に着けざるを得ません。ズボンは濡れても まぁ~いいかっ!

10分程で小止みになり、雨具は何時でも取り出せれるようザックカバーの下にしまいます。

南岳(2,702m.)までの間は、お花が一杯咲いてます。
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花たちの写真撮っていると、足が止まってしまいスピード乗りません。
大幅ペースダウンになります。

   P1010189

南岳ピーク この先は、樹林帯の長い長い下りが続きます。

小屋が近いと思う分、疲れが嫌気さえ伴ってきます。

変化の無い下り、時間的にもう着く筈だ!!

やっとやっと、草原の木道が現れ、建築現場の作業音が聞こえ、人々の声も聞こえます。

14:10 聖平小屋到着。

     P1010190

行動時間約8時間20分 結構長く、堪えました。

宿泊手続きをすると、同時にお茶とクッキーが別の従業員からサービス。
(地元拘りで、地元のお茶とお茶入り聖刻印入りクッキー)

疲れた身体には、ありがたい。。

平日に関わらず、彼方此方からのルートで既に1階の部屋はほぼ埋まっています。

光岳からは、我々だけの様子です。

テン場には、数張りのテントが張られてます。

3時すぎから雨が降り出し、それも相当な勢いで…
やむ気配も有りません。

5時近くまで、ずぶ濡れで着く登山者も何人かいましたが、

夕食前に、ある程度宿泊人数が読めたのか?希望者に2階を開放。

我々二人も2階へ上がります。
埼玉の同年輩のご夫妻と、ひと区切りスペースを4人で占拠。
贅沢極まりない広さです。

夕食は、地元食材定番のアマゴのから揚げとトン汁がメイン。

前夜 殆ど眠れなかったせいか?珍しく ストンと眠りに落ちました。

 雨は降り続いています。

                     後編に 続く。

   

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2006年8月25日 (金)

光岳~聖岳へ (前編)

夏休みは、2週間ほど孫台風が来襲・停滞してましたが、漸く普段の生活に…

暫く山とは、ご無沙汰でした。特別なトレーニングを積んでいない我チーム、なるべく回数多く山へ出かけることが、トレーニング代わりなのです。

早速、台風去れば、目的の山座選定。

今回は、人気ブロガーしげぞうさんのレポ を参考にして、
    南ア光岳~聖岳を選択。

新潟県のお隣の県と言えども、長野県は面積広大で意外に遠いんです。

  *写真は、全てクリック拡大します。

8月20日(日)

今日の予定は登山口まで行くだけです。長い道のり慌てる事は有りません。

北陸道、長野道、そして中央道松川ICからR153そして喬木村の 三遠南信自動車道 矢筈トンネルを通り、R152を上村へ向かいます。
更に、上島トンネル手前から南アルプスへの標識に従い、下栗集落から狭い急勾配な道を数十分。
道の至る所に落石多数であまり良い気持ちで有りません。
北俣渡から未舗装 聖光小屋まで30分と小さな標識に従い進みます。
長い道のりも漸く最後、今夜のネグラ 易老渡登山口駐車場です。
結構広い駐車場には20台弱の車が止まってます。
山側は自然落石の危険性が大なので、川沿いに駐車。
早めの夕食を取り、車のシートを倒し、即席寝台の用意をします。
この先の登山口 聖光小屋へ向かう車が夜遅くまで後を絶ちません。
     P1010100
     易老渡登山口駐車場の様子。

8月21日(月) 薄曇り

 ■     光岳 2591m. (日本100名山)
 所在地  長野県南信濃村、静岡県本川根町
 標高差  約1,700m.
 行 程  易老渡ー面平ー易老岳ー三吉平ー光小屋
         参考コースタイム 7時間40分
 地 図  国土地理院地形図1/25,000 光岳[南東]  

平日にも拘らず、まだ明け切らない早朝につく車、そして先の〝便ガ島〟 からのパーティも何組か見受けられます。
お湯沸かし、簡単な腹ごしらえをして、愈々出発。

6:05 登山口 鉄橋
遠山川にかかる鉄橋を渡り、対岸に…直ぐに原生林で覆われた急登に変わり、ジグザグに高度を稼ぎます。
     P1010101
      熊が目撃されたようです。
針葉樹林帯の薄暗い変化の無い急登を、汗流しながらもくもくと前進します。

7:35 面平
やっと一息つける、少し広い台地 面平に到着。(標識有り)
ここから樹間に、上河内岳を望むことが出来るらしいがガスでもやっている為、何にも見えません。
緑の苔蒸した倒木も所々に有りますが、道はシッカリとつけられています。
やがて前方に10人近い集団が…何か見たような顔が!!
そうです。それは、岩○元○さん率いるパーティでした。
    P1010105
     岩○元○さんグループ

ラストを行く倅さんが我々に気付き、道を譲ってくれます。
登山道は、少し傾斜が緩くなり原生林帯の尾根道が延々と続きます。
足元には、カニコウモリの花が見られます。
やがて、三角点が設置されている小さなピーク(2,254m.)が現れ、何人か休憩中。
我々も、一休みです。
この先、露岩が少しでてくるアップダウンの道を少し登ります。

10:32 易老岳分岐 10:42
    
P1010107
この脇、10m.のところに、易老岳山頂標識(2,354m.)有り。
もう4時間以上歩いているので、大休憩。コーヒーで一息入れます。

高度的には、もうそれ程の登りは無いはずです。
鬱蒼とした樹林帯、足元には一面の羊歯が広がっています。
ガレの手前で簡単なお昼。
湿地のガレ場を少し下り、又登り返せば三吉平となります。
この先暫くすると、足場の悪い涸れ沢の道になり、少し疲れた身体に負担がかかる嫌な登りになりますが、両側にはイチヤクソウ、フウロ、オトギリソウ、ホソバトリカブト etc花々が出てきて疲れを忘れさせてくれます。
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下山中の登山者とすれ違い、
「もう20分も行けば平らになりますよ」と声を掛けられます。

やがてその言葉の通り、平らなお花畑に到着。

12:55 静高平
    
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この先には、植生保護の為、木道が敷かれています。 
この辺り、センジヶ原 亀甲状土が見られます。

イザルヶ岳への標識も有りますが、ガスが懸かっているのでパス。
前方には、今夜の宿、県営 光小屋も・・・
 P1010120  P1010122

13:32 光小屋 着
行動時間 約7時間30分。
早速宿泊手続きを取り、トイレ使用などの説明を受けます。
小屋は、結構綺麗でユッタリ作られています。
指定場所にザックを置き、空身で光岳山頂へ向かいます。
小屋から、精々10分少々 シラビソ に囲まれた山頂です。
日本100名山 光岳(2,591m.)
たまたま淡路島から来たという同年輩のおじさん、今日が100名山達成と言う話。
記念の写真のシャッターを押してあげました。
名前の由来からか?ここを100名山最後に選ぶ人もそれなりいるようだ。
    P1010129
元々あまり展望が開けないが、今回はガスも出ており、遠望全く利きません。
勿論、折角ですから海から眺め、光って見えたと言う石灰岩の岩、光石を見に行きます。
数分で巨大な白い岩塊の光石、
〝晴れていればなぁ~〟 残念ですが仕方有りません。

    P1010128_1
     岩の上は少し平でした。

小屋へ戻り、ベンチに腰掛け相方とビールで乾杯。
他の登山者としばし雑談。情報収集です。
更に1時間ほどで、岩○元○さんのご一行到着。

夕食は、我々二人と単独登山者三名計五名です。
小屋のポリシーで、色々制約有り、原則的には自炊です。
県の担当部署との連絡不徹底で、クレームをつける登山者も何人かいます。

1スパン5.6名の寝場所に3名ユッタリとしたスペース。。
そこまでは良かったのですが、お隣さんの鼾が相当激しく、
更に夜が更け始める頃、ピカッツ ゴロゴロドカーン 近くで落雷。
雨は土砂降り!!かなりの時間継続。
あまり寝れず、うつらうつらしながら窓から外を見ると前線通過か?星が輝いていました。

ボーッとして寝たような寝ていないような…
 (殆ど寝てません。。)

                続きます。

 

 

        

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2006年8月19日 (土)

東北シリーズ  第三弾

東北自動車道紫波ICから大迫町へ、そして岳集落へ向かいます。

宿坊【和泉坊】で通された部屋は、天照大神そして早池峰大神の軸が架けられた床の間付きの部屋です。

一泊2食(¥5,500)山菜料理と清潔な布団は、お値打ち!!

夜は、表通りで早池峰神社祭礼間近、哀愁帯びた伝統踊りの予行演習。。

7月28日(金) 晴/曇/雨

    P1000848

夜も明けないうちから、何台かの車の通る音が耳に入ります。
5時頃には、貸切バスがエンジン音を響かせています。向かいの宿坊から団体客?がバスに次々乗りこみます。

6時 朝食です。ユックリ味わい、我々も出発準備。隣室のグループ弁当オーダーで5時過ぎに既に出発済み。

今日の目標 

     ■    早池峰山 (1,917m.)

  所在地  岩手県大迫町 、川井村
  高低差  877m.
  コース   河原坊→早池峰山→小田越
         →河原坊 CT 6時間
  地 図  国土地理院地形図1/25,000 早池峰山 

朝食済ませ、和泉坊の小母さんに見送られ、うすゆき山荘 の場所を確認しながら、河原坊登山口の駐車場へ…
既に、観光バスや、数十台の全国ナンバーの車で、広い駐車場もかなり埋まっています。
平日と言え、流石人気の山です。

前方には、目指す早池峰山の峰が待ってます。
登山口には、トイレと、ログ風の早池峰総合休憩所が設置されてます。
  P1000799 P1000800

7:00 河原坊登山口 スタート
身支度整え、出発します。ブナを主とする樹林帯の中に切られた登山道、歩き始めて直ぐに、小さな渡渉となります。コメガモリ沢です。
前を、富山の地元新聞社企画ツアーの20名ほどの団体さんが歩いていますが、我チーム4名なので、声を掛け道を譲って貰います。
沢沿いに進みますが、途中3度程の渡渉を繰り返すと、やがて沢音も聞こえなくなり、大きな石がゴロゴロ現れ、沢は伏流と変わります。
    P1000804

前方に早池峰山









やがて七合目最後の水場となる頭垢離。
歩き始めて約1時間休憩を取ります。
これから先は、沢から離れ岩塊のルートです。

  

   P1000810
傾斜も益々きつくなり、蛇紋岩の岩場の道が続きます。
やがて足元には、固有の代表的な高山植物が彼方此方に現れます。
蛇紋岩は、Mgを多く含んでいる為、植物の成長の妨げになり、そんな環境でも適応進化したものが固有種となったとか…

8;30 御座走り
   P1000815_1
大きな岩がゴロゴロ、ゴロゴロと…

8:45 打石
   
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これが噂の、〝ぶずえす〟フムフム納得。。
現地では 「ヴぅ ンずぅ ぃえ すぅ」と発音するらしい
(地元 盛岡 ぼんいぢ さん の解説です。)
ガスの中、遊泳中の天狗様がぶつかったらしい。。(大怪我??)

9;06 千丈岩
  
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傾斜はきつくなり、落石注意です。鎖場も一寸。。
絶えず足の置き場に注意して、登ります。
右側からは小田越コースからの登山者も見えます。
ここまで来れば、山頂は、直ぐです。

9:35‐10:20 早池峰山頂
    P1000829_1

山頂周辺には、沢山の登山者が、食事をしたり、写真を撮ったり、銘々楽しんでいます。
三角点の奥に、岩に囲まれた早池峰神社の奥未やが鎮座されてます。
また少し離れて、避難小屋とトイレも設けられています。
薄くもやが懸かり、薬師岳や周辺の山は見えますが、残念ながら遠望は利きません。

コーヒー飲んだり、軽いお昼をユックリ採ります。
25分位休んでいたところ、始めに追い越した富山のツアー客も到着。
明日の予定は、磐梯山との事です。

小田越からの登山者や、河原坊からの登山者も続々と増えてきたので、下山する事に…

下りは、小田越コースです。

10:20 山頂 発
    
P1000833 
山頂を振り返って見ます。足元には、まだチングルマや、ハクサンイチゲが咲き残っています。
足の短い標識マークが彼方此方、親切です。

   P1000834 P1000836

木道を進めば、ハイマツ、トドマツの樹林に囲まれた湿地性のお花畑 御田植場 ハクサンイチゲの群生と、ヨツバシオガマが咲き乱れています。

更に進んで、剣が峰との分岐。
ハイマツと巨石の竜ヶ馬場の手前は、
急峻な岩礫帯となり、鎖場と梯子も現れます。
(混雑時は要注意)

  P1000839 P1000840

暫く、足場の悪い、岩稜帯が続きますが、岩の合間の可憐な花々に心と目が奪われ、スピード乗りません。

11:00 五合目 御金蔵

    P1000846
角ばった岩が金庫に見えた?!!
この辺りには、巨岩が多数点在してます。

まだまだ巨石累々の登山道が御門口まで続きます。

    P1000852

家族連れや、団体登山者後を絶ちません。
振り返ってみれば、東北の山と思えないアルペンチックな雰囲気を覚えます。
赤茶けた岩と緑のハイマツが印象的です。

御門口の岩稜帯が終われば、アオモリトドマツやオオシラビソの樹林帯の中の登山道と変わり、様相は一変します。

12:20 小田越 着
    P1000860

遠野へ通ずる車道が目の前に現れます。
ここから2kmで河原坊登山口&駐車場です。

    P1000867
舗装道路から、早池峰山を望みます。
薄っすらとガスが懸かり始めてきました。
道端の花を眺めながら、チンタラチンタラ ユックリと。。
 

12:45 河原坊登山口 着
沢山の花々や、一寸した岩場歩きを楽しみ、予定終了です。
靴脱ぎ、帰り支度をして車に乗りこむ頃には、山頂はガスに覆われます。
車が早池峰ダムに差し掛かる頃、フロント硝子には雨粒が当たります。

東北道そして磐越道までは、前方が分らないくらいの酷い雨、新潟県境で漸く小降りに変わり、珍しく新潟の夜空には、星も・・・

*早池峰山で見られた花たち (うろ覚え)
ハヤチネウスユキソウ、ナンブイヌナズナ、イワウメ、
カトウハコベ、ミヤマアズマギク、ミヤマオダマキ
チシマアマナ、ナンブトウウチソウ、ホタルブクロ
チングルマ、ハクサンイチゲ、ヨツバシオガマ、
キンロバイ、タカネナデシコ、コウメバチソウ、
センジュカンビ、タチギボウシ、ナンブトラノオ
ミヤマアケボノソウ、ギンリョウソウ、

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私見
北上高地の最高峰、そして岩手山に次ぐ県内第二位の高峰、ハヤチネウスユキソウに代表される数多くの花、そして東北にしては珍しい岩峰 歩行時間的には、少々物足りなさを覚えるが、麓の早池峰神社の歴史的雰囲気も情緒が有り、流石100名山、その名に相応しいと納得。ただ人気の山ゆえ、平日に出かけないと、自分のペースで歩く事が出来ず苛立ちを覚えるかも…更に蛇紋岩の岩からして、海底隆起により誕生した山、其の為か?山麓周辺に温泉が無いことが弱点か…(近郊では花巻温泉)

初日の八幡平 途中の温泉入る時間が無かった事が悔やまれますが、今まであまり縁が無かった東北の山、矢張り来て見るもんです。一つ一つの山夫々に魅了されました。

 東北シリーズ   今回編 完

 

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2006年8月16日 (水)

東北シリーズ  第二弾

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国民休暇村 網張荘 、夕食は和・洋・中 Desert付きの種類の多いバイキングスタイル。

食べる事には、目が無いジィ~ジ際限なく、目一杯色んなものをchoice。通常の客の軽く2倍は、腹に入れたことでしょう。

温泉は、泉質も良く、<これぞ温泉>って感じ。食前食後2回も入浴しました。

どうやら、翌日の天気も良さそうな具合なので、安心して床に就きました。

今回の目標の山は、 岩手山(2,038m.)なのです。

宿泊地を網張に選択したのは、、エリアマップを元に、

網張温泉(リフト)→犬倉分岐→姥倉分岐→切通し→鬼ヶ城→不動平→山頂

登り所要時間4時間強のコースだったのですが…

前日チェックインの時、フロントで、「リフト始発は、何時ですか?」
フロントマン 「7月は運行は、土・日だけですよ!!」
ジィ~ジ 「エッ・・地図には6月中旬から10月中旬までと書いて有るけど…」
      「運行してくれないかな~!!」

無論無理に決まってます。

ジィ~ジ  「じゃ~他にお薦めコースは何処でしょう?」
フロントマン 「馬反しがいいです。花は多いし、登りは旧道、下りは新道を使えば、もし雨が降ってもあまり濡れないだろうから…。自分は登りは、走って2時間40分ほどです。」

仕方有りません。フロントマンの言に従う事にしました。

朝食、そしてチェックアウトを済ませ、樹林帯の中に切られた快適な道を、馬反しに向かって進みます。

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越後新潟では、見られない風景、牛が牧草を食んでます。
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別名、南部富士、(場所に依っては南部片富士)コニーデ型火山の素晴しい姿に圧倒されます。

啄木をして
『ふるさとの山に向いて言うことなし。ふるさとの山は有りがたきかな』

また 彼の宮沢賢治も登頂したとか…

登る前から、何と無くそれらの意味合い・雰囲気を、感じさせられます。

岩手、盛岡=ぼんいぢさん&会長さん が直ぐ浮かんできます。

是非ともお目に懸かりたかったのですが、我暇人チームと異なり、所詮 野暮な期待なので、堪えました。

車は自衛隊の演習場の脇を、真直ぐに登山口に向かいます。

広大な、岩手山山頂を望む駐車場には、20~30台の車が止めて有ります。

我等も、空いているスペースに車を停め、出発準備をしていたところ、隣の車の地元の方が、「そこは停めないほうがいいですよ!!」
「出口に近いので、車上盗が一番狙う場所なんですよ。」

成る程、草の上には、硝子の破片が沢山散らばっています。

有り難いADVICEで、車を移動し、愈々登り始めることに…

    7月27日(木)

6:50 登山口 スタート

歩き始めて直ぐ、ふんだんにあふれ出る鬼又清水、綺麗なさわやかトイレ、そしてモニュメントがたっています。

ミズナラとブナ混じりの緩い登りが続きます。

7:22 一合目
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広い台地となっており、新道との合流点である。
標高 910m.

7:45 二.五合目

旧道・新道の分岐点です。右は新道、左は旧道。
我々、登りは旧道を利用します。

傾斜は、少し急登となり、露岩の登山道となりますが、視界も開け、また足元には、何種類かの花々が顔を出します。
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9:00‐9:15 六合目先

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左側は溶岩流の砂礫。






9:32 七合目

目の前には、岩手山山頂が、そしてここまで来れば、傾斜は緩やかになります。
道の両側には、苧環やトウゲブキ等が、盛りのようです。八合目避難小屋も目前。
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9:50‐10:00 八合目避難小屋
    
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バイオトイレ併設、前には、冷たく旨い御成清水が有ります。
沢山のハイカーが休んでいます。
避難小屋は、大きく設備も整い、管理人さんによって綺麗に保たれています。

10:20 九合目 不動平 
    
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不動平の避難小屋も素晴しく立派。周りにベンチも数多く置かれています。
バックは、鬼ヶ城方面。

ここからは、お鉢に向かい、火山礫のゴロゴロした岩場とザレ場を登ります。
砂礫の中にコマクサやイワブクロが一杯点在してます。
コマクサは少し、時期的には終わり際??

11:00‐11:15 山頂 薬師岳
お鉢を、時計回りに進みます。
細かい火山礫の彼方此方に、イワウメやコマクサの株が見られます。
63基を数えると言う観音像、そして前日の八幡平や、秋田駒ケ岳も展望できます。
360°遮るもの有りません。
焼走りコースと合流し、薬師岳山頂となります。
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記念写真撮ったりして、そのままお鉢を回ります。
中央火口丘の妙高山そして火口源の御室付近では、まだ硫気活動が見受けられます。
砂礫の中には、コマクサ、コマクサ、コマクサ…
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12:00‐12:40 八合目避難小屋
九合目で、朝、車上盗のADVICEをしてくれた、現地登山ガイドさんが、お客さんを連れて登ってきました。
朝のお礼を、一言。。下りは焼走りを案内されるそうです。

持参のトマトを冷たい水で冷やし、マッタリと小屋の前のベンチでお昼を摂ります。
山頂を眺め、周辺の花々を愛で、大休憩です。

好天の下、たっぷりと初めての岩手山を堪能し、戻ることにします。

七合目からは、新道を下ります。結構歩き辛い、樹林帯に囲まれた、あまり変化の無い道を辿ります。
六合目以外は、沢一つ隔てて、新・旧連絡道がつけられてます。

14:50 登山口 着
幸いにして、天気にも恵まれ、始めての岩手山存分に楽しむ事が出来ました。
鬼又清水で、手足をや顔を洗います。気持ちの良いこと!!

岩手山で見た花達
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私見
小生の住む越後では見られぬ山容.。有史以来数多くの噴火を繰り返し、近年では1998年の噴火で、入山禁止、平成16年7月1日から解除になり、再び多くの登山者を集めているが、始めてきてみて、姿・形の流麗さ、そして固有種を始め、花の種類の多いこと。山頂からの展望etc、そして山の名が県名であるのは、47都道府県で唯一、歩行時間も含め、何から何まで一級品と感じました。他にコースも幾つも有り、裏岩手縦走も含め、何時の時期かにまた訪れたいとの思いを強くしました。始めて来たのに魅せられてしまいました。更に岩手の山の何れも、避難小屋が素晴しいのには、驚きました。

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満たされた気分で、車は、一路東北道を南下します。

           明日も続くのです・・・・     
    

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2006年8月 9日 (水)

東北シリーズ  第一弾

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環境汚染に依る温暖化が原因か?甚大な被害をもたらした長梅雨、そして明けた途端に連日の熱波。この先が何が起こるか?空恐ろしさ覚えます。

7月も末になれば、夏山シーズン本格・・・第一弾は、北岳から塩見岳そして蝙蝠岳(2,865m.)と、何時も一緒のO夫妻と計画していました。

ところが、一向に梅雨が明けません。
さて 如何する? 行き先変更しか、手立て有りません。

比較的 降っていないところ・・そうだ!!
TiCAさんやしげぞうさん、そしてsanaeさん の各チームが挙って出掛けた東北の山にしよう!!。

越後新潟からは、意外と東北は遠いのです。
月山は数度、鳥海山も経験有りますが、後は焼石、栗駒程度、他は殆ど未知の世界なのです。

7月26日(水) 曇り

5時50分、新日本海フェリー あざれあ 秋田港に接岸。

本日のROUTE
秋田港ーR13ーR46ー角館・・角館街道・・田沢ーR431・・(玉川温泉)・・ー赤川温泉→アスピーテラインへ
   そうです八幡平なのです。

まさか八幡平頂上Pから山頂往復では,あまりにも芸が無さ過ぎ。

今回コースは
茶臼岳登山口P・・・茶臼岳・・・黒谷湿原・・・八幡平頂上 の(往復)です。
エリアマップで往復歩行時間4時間20分。。の計画です。

途中で朝食を採り、秋田港から約3時間一寸で、八幡平頂上Pです。ところがアスピーテライン入ってからガスが立ち込め、行く手を妨げます〝困ったな!!嫌だな~〟と思いながらも、茶臼山登山口Pに着く頃、風が出てきて、幸いにも一瞬にしてガスが切れます。

駐車場スペースは、最後の一台(ラッキー)

  (写真は、全てクリック拡大)

9:50 茶臼山登山口
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         Pと登山口の標識
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緩い階段、木道をユックリと…茶臼岳に向かって

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登山道の脇に咲く花…

10:30‐10:50 茶臼岳 (1,578m.)
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茶臼岳からガスが罹った岩手山が見えます。

岩混じりの少し歩き辛い道を、黒谷地湿原に向かいます。
登山道の両側は、まだ石楠花の最盛期です。
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11:20ー11:35 黒谷地湿原
アスピーテラインから15分程の距離。観光客のおばさん達も大勢です。
丁度、キスゲとワタスゲの花盛り・・・ お花見タイム
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先へ進めば、またまた足元や両側には、花々が切れ間無し。

  Photo P1000688

やがて源太森、そして湿原の木道が敷かれ、ハイキング・観光客が行き交います。
ワタスゲが一面に風に揺られています。八幡沼の一角も顔を出します。

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12:40-12:45 八幡平山頂
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12:55-13:20 お昼タイム

風が少し出てきたので、八幡沼の脇のベンチで簡単なお昼。周りには、老老男女 で一杯です。沼と相対する原には、ヒナザクラの群生。
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お昼を終えて、後は、花を愛でながらユックリと元へ戻ります。

避難小屋陵雲荘の裏には、
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       八幡大神の石碑が…
風に吹かれる、ワタスゲの広大な湿原の木道を気持ち良く歩きます。

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        八幡だ~
陵雲荘そして茶臼岳避難小屋 バイオトイレ付きの吃驚する位の建物。こんな綺麗な避難小屋あまり見たことが無く、お金をかけていることに感心。
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           茶臼岳避難小屋
冬季のスキー客や登山者の為、高床式になっています。

今回も、思いがけず色とりどりの花を堪能することが出来ました。
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15:05 茶臼岳登山口 着。

マッタリ気分で、ユックリお花見山行を充分楽しむ事が出来ました。
平日でも、沢山のハイカーが訪れる訳が何と無く分かります。
危険箇所も無く、ルートも多岐、花有り、沼(火口湖)有り、湿原有り、更に展望も…
もっと年を重ねても、健康であれば、また来れるかな!!

靴履き代え、車は次の目的地 網張温泉に向かいます。

    また 続きます。。。

残念だったこと
 時間的余裕が無く、途中の 玉川温泉そして後生掛温泉に立ち寄れなかった。次回の東北遠征は、温泉の梯子を企画してみたい。。そうそう角館も立ち寄りた~い。
 

 

 

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2006年8月 8日 (火)

北の大地へ  不完全燃焼 編

倶知安 比羅夫 ご飯宿 牧歌での朝、

雨は降り止んでいたけど、ガスが立ち込め、今にも降りそうな気配。

8時過ぎからの朝食。たまたま東京からの中年のご夫婦1組。

天気が思わしく無いので、連泊し、山は明日に廻すとの事。

我チームは、明日は帰路の乗船日、残された北海道最後の日です。

本日の予定は、夜までに小樽へ着く事が出来れば良いだけです。

折角、倶知安まで来たのです。雨具を着るほど降ってもいません。

久し振りに美味しい朝食を食べたし、ヤッパリ行くだけ行かなきゃ!!

身支度して、半月湖へ向かう事に…

半月湖野営場登山口に駐車場・水場・トイレが設置されてます。

天気芳しく無いのに、車は数台、テント1張りです。

一台の車から我々を見て、

登山客  「今から登られるんですか?」

ジィ~ジ 「折角だからそのつもりですが …お宅は?」

登山客  「天気が回復しそうな気配が無いので、明日にすることにしました。」

天気が良くないけど…我等に日にちの余裕は有りません。

今にも降りそうな中、ガスで覆われた登山道、我々二人はスタートします。

7月12日(水) 天気 曇

本日の目標 後方羊蹄山   1,898m.

 (写真は全てクリック拡大)

8:55 登山口 スタート

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概念図や標識案内板が、何本か立てられています。
鬱蒼たる樹林帯の、緩やかな道を、鳥達の囀りを聞きながら、タラタラと進みます。

広大な山裾、2合目までそれなりに時間がかかります。
 この山の合目表示は、高度をベースにしているようです。

2合目手前に、風穴が有り、手をかざしてみましたが、それ程ひんやりした感じは受けませんでした。

2合目を過ぎる頃から、傾斜はきつくなり、山腹を電光型に登山道は切って有ります。

9:56 3合目
スタートして、約1時間汗も噴出し、1服です。
相変わらずガス晴れず、眺め利きません。

各合目には、大きな目立つ標識板が下がっています。

5合目は、少し広い台地になっています。
足元にはゴゼンタチバナなどが咲いていますが、それ程、これはッと言う、花も見れず、勾配は更に少しきつくなりますが、同じ調子の道が続きます。

11:30 7合目
インスタントコーヒーで喉を潤し、一休みして再び、歩き始めて暫くすると、早朝小雨振る中スタートしたとの単独女性とすれ違い、一言二言言葉を交わします。

8合目付近で、中年のカップル1組が下山してきました。

曰く 「山頂付近は、強風で吹き飛ばされそうで、ガスも酷く、結局山頂は分かりませんでした。」

状況は何と無く分かりました。しかし今更引き替えすわけにもいきません。

植生が少し変化し、やがて岩場に…

12:22 9合目
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我チームここから、山頂方向へ道を辿ります。
岩混じりの登山道の脇には、露を含んだ花が、出迎えてくれます。

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火口壁へのガレ場道は、情報どおり、ガスで視界数m.程度、強風でザックカバーは飛ばされそう、時折体勢を低くしないと前進できない位です。それでも何とかルートは確認できます。途中で京極コースへの道標なども有りました。
無論ガス深く、火口の内部の様子など全く不明。

それでも、足元に道標が有り、それに従い進むと、一等三角点・山頂が有りました。

13:10 旧山頂 着。
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山頂だ!!…

でも こんな有名な山に山頂標識無いわけが無い。とも思いながら・・・

この時、天気の悪さの所為か?日頃の不注意か?スッカリ有名ブロガーの、
しげぞうさん、や まゆ太さん の記事が、頭から離れ去っていたのでした。

無論誰一人、登山者居る訳有りません。ある意味最悪のコンデションです。

(この先少しのところで、本当は山頂標識有り)

結果的には、旧山頂です。

このお山、麓から眺める、また山頂からの眺望を楽しむ。それが魅力です。
ですから、こんな状況下で長居は無用です。

結局、新山頂は踏まず、風に飛ばされないよう、忠実に元来た道を戻るのでした。

途中、自衛隊の演習でしょうか?爆裂音が散発的に聞こえたりもします。

風穴の近くで、7合目ですれ違ったお二人を追い越します。
登山客 「もう 登ってこられたんですか?」
ジィ~ジ 「ええ まぁ」
お二人は、少し驚いたような顔…

直ぐに登山口です。

登山口には、我家の車と、レンタカーが一台のみでした。

水場で、身体を拭き。靴のドロを落とし、帰り支度をしていたところ、一人の下山者、地元の人と思われます。多分避難小屋の管理人さん?!。

天気の様子は、少し好転して来たかな…明日は良くなるでしょう!!

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途中の、サイハイラン、ゴゼンタチバナ

 今回の、北海道山旅、最後は後方羊蹄山 
歩行時間は、休憩含み約7時間、歩き甲斐はそこそこでしたが、お天気に恵まれず、肝心の売り物の眺望と、花が端境期にかかっていたのか?期待していたより少なく、全体的には心残りとなってしまいました。

まぁ 健康管理し、来年また来なさい!! と言う天からのメッセージかな?と納得し、車に乗り込みます。

来年 日程的余裕を持って再度 登る事にしましょう。

向かう先は、小樽の某ホテル。
チェックインし、早速部屋で、再びシャワーを浴び、外へでて、ガイドブックに掲載されていた、地元の寿司屋さんへ。。。
冷たい生ビールで乾杯。地の食材使った旨い寿司を食べ、今回の山旅の総括です。
書き尽くせない山の魅力、咲き誇る絢爛たる花の数々、そして永年連添ってはいるものの、相変わらずの意見・考えの不一致 etc

でも 何はともあれ、事故も無く、予定通りのスケジュールをこなす事が出来て、何よりでした。

少々のアルコールと旨い寿司で腹も満たされ、満たされた気分でガス灯でライトアップされた倉庫街・運河脇を散策し、再び小樽出抜小路で、うだつ小僧を見ながら二次会?飲みなおし。。
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小樽の夜を、北海道の最後の夜を満喫したのでした。

7月13日(木) 薄曇り

山旅としての北海道、今度で3度目でした。只 相方と二人できたのは始めてでした。日頃の生活ぶりから何が起きても不思議で無い二人。今回もそれなりに摩擦は起きました。でも まぁ この程度だったので…

朝は、隣友市場の食堂で、三色丼と採りたてのイカ&秋刀魚の刺身丼をオーダー。(旨かった)
お土産を調達し、フェリーポートへ… 沢山の思いで抱きながら

フェリーは、積丹半島に沿って、新潟へ。。。

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  北の大地へシリーズ  この辺で お し ま い

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