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2006年7月18日 (火)

北の大地へ、 暑寒別岳?編

積丹半島から石狩湾へ、らいらっく号は予定通り、
4時30分小樽港接岸。

早速、手回り品片付け、アタフタと下船準備です。

  (同乗者も一緒に車で下船するので写真無し。)

  7月8日(土) 薄曇り  写真はクリック全て拡大

小樽で朝飯も取らず、直ぐに札幌自動車道から道央自動車道を北上し滝川まで。ここで下りてR12に乗換え、雨竜町へ入ります。街の店の1階の屋根上に、雨竜湿原まで26㎞の大きな看板が掲げられています。

まだ朝6時過ぎ、時間が早い為か、殆ど前にも後にも、車は有りません。やがて田畑も無くなり林道に、そして暑寒湖ダムを過ぎると、ダートと舗装の道が交互となります。

あまりにも前後に車が無く、時折不気味ささえ少し覚えていたのですが、漸く前を走る小型セダン一台発見何故か、ホッと安心感。すれ違い出来る場所で、その車を追い越し、先へ進むと漸く、建物と広い駐車場が見えました。

雨竜沼湿原ゲートパークです。
パーキングには、既に10数台の車、そして多数のトレッカーの姿も…

北海道の山旅、最初の予定は、暑寒別岳 なのです。

     P1000338
         ゲートパーク管理事務所

 周りには、キャンプ場、綺麗なトイレ、そして南暑寒荘が有ります。

直ぐに出発準備し、管理事務所へ入山届けを出し、更に暑寒別までの所要時間の確認したところ、
「普通で、往復で11時間位でしょう?」とのアンサー「ン、 」これでは、今後の予定に変更を生ずる可能性大なるもの有ります。 相方と「行ける所まで行って時間を見て3時30頃までに戻ろう」と、打合せ。。

サァ~出発しよう!! と思った途端、管理事務所の若いお兄さんから「環境美化整備協力金お一人500円頂きます。」  想定外で、エッと瞬間思いましたが、悪い事では無いので、二人分支払します。。

ところが!!、ところが、何回も来て事情を知っているのか?1部の道内のハイカーは、素通りしています。

 私見ですが、
協力金が惜しい訳では有りませんが、不公平感が生まれます。駐車場やトイレを使用するので、全員乗用車または、バスで入るので、車別に駐車料金徴収と言う形にしたほうが、すっきりするのでは無かろうか?…

*暑寒別岳(1,491m.日本200名山)は、
増毛ルート、箸別ルート、更に雨竜縦走ルートの3コースが一般的なようです。
詳しいことは→コチラ

当初は、海岸沿いに増毛町へ出ることも考えたんですが…

7時40分 管理所出発
北海道にしては、少しムシムシし、ガスも掛かるスカッとしないスタート。砂利道の平坦な道をつづら折に、暫く進みますが、ペンケペタン川に架かる鉄製の第一吊橋を渡ると、ぬかるみ道とゴーロ状の登山道となり、進行方向右手に、白竜の滝が有ります。

更に進むと、また対岸に渡る為の第2吊橋が見えてきます。渡るとジグザグな小岩混じりの急登となり、汗も滴り落ちます。左手に沢音を聞きながら前進すれば、勾配も緩やかになり、刈り広げられた笹原に木道が敷かれている、湿原入口になり、薄っすらとガスが懸かっていますが、大きな湿原が現れます。

   P1000341 P1000343

8時45分 第一ステージ着
立派な大きな標識看板が立っています。
まだガスでハッキリしませんが、足元には、ハクサンチドリや、ワタスゲなど、大小多数の池糖周辺には、水芭蕉が盛りです。
直ぐに広くてシッカリとした休憩兼、展望用の第二ステージが現れます。何組かの先達が休んでいます。
   P1000348 P1000351
相変わらず、両脇には、沢山の、そして多種類の花々が目を楽しませてくれますが。湿原をオレンジ色に染めると言う、エゾカンゾウ、株は目茶目茶多いのですが、今年は裏年なのか、咲いている花も蕾も少し少ないような感じです。
忠実に木道を進むと、時計回りの1周コースの分岐が現れます。花の写真を立ち止まり立ち止まり撮っているので、一向にスピードが乗りません。漸く展望台へルートに出る頃から少しずつガスが上がり始めてくれました。根曲がりダケが無尽蔵な程出ている笹薮の階段状の急登を登り切ると、全体を俯瞰できる展望台です。

10時展望台着 (15分休憩)
写真撮影に時間を食い、コースタイムより大幅に時間がかかっています。
それでも、リュウキンカ エゾシナノキンバイ、オオバナタチツボスミレ、イワイチョウ、シラネアオイ…etcが目を楽しませてくれ、時間が気になりません。

P1000366 P1000367 P1000357_3
P1000349 P1000353 P1000362
P1000365 P1000381 P1000346
ガスも晴れだし、持参のオレンジを食べたり、間食採ったりしてユックリ休憩し北海道の尾瀬 東西4キロ、南北2キロそして標高850m.に繰り広げられる高層大湿原を心ゆくまで堪能します。
    P1000370_1
持参のオレンジを食べたり、間食を取り再度出発、少し単調な上りを繰り返します。登山道の脇は笹薮が何処までも広がっています。
足元に、ひっそりと咲いていたザゼンソウを見つけました。
         P1000371
やがて、前方に残雪を抱えた暑寒別岳も目に入ります。

11時30分 南暑寒別岳到着
スタートから4時間弱、南暑寒別岳(1,296m.)暑寒別岳から足を伸ばした人や、雨竜からの先発隊など多数の登山者が山頂で寛いでいます。
   P1000374 P1000375
                      暑寒別岳山容(クリック拡大)
簡単なお昼にし、展望を充分に楽しみます。
さて、時間は既に12時過ぎ、目的の暑寒別岳まで、一旦下ってのぼり…如何見ても往復3時間近く懸かりそうです、雨竜のまちで泊まるなら可能ですが、予定は旭川方面なので時間的に無理、無理、、

暑寒別岳断念決定

眺めている限りでは、山を対象にするなら増毛から暑寒別へ登るのが或いは良いのかもしれません。でもまた来る事が有るかどうか分かりませんが、広大な花一杯の湿原を見れたし、まぁ 良いでしょう!!

後ろ髪惹かれる思いで帰ることにします。

往路を辿るだけです。幸い晴れ間広がり気持ちよく、全体見渡す事が出来ます。

湿原周遊の観光客も結構いるようです。一方通行の時計回りの周遊コースを進みます。
   P1000380 P1000356
第一ステージでは、スニーカーの中高年観光客(我々も同様)が、靴をドロドロにして、もう歩けない旨、添乗員に帰りを促しています。
*旅行業者も、もう少し募集説明きちんとしないと後で評判落とすのに…

以下、くどく湿原の様子です。
  P1000379 P1000382 P1000383
 ガスで煙っていた白竜の滝も…
    P1000384
落差40m.弱とか。。水量豊富でした。

3時15分 管理事務所到着。
 この時間では、ヤッパリ暑寒別岳は無理だった。
駐車場は、満車で、手前の第二駐車場までバスを含め、来た時と違い、大賑わいで吃驚\(◎o◎)/!

帰路は、深川からR12号沿いに旭川そして花人街道を美瑛に向かい、白樺街道へ進みます。途中こじんまりした瀟洒なレストランで夕食(アスパラ美味しかった)。そして十勝岳高原吹き上げ温泉の白銀荘の超快適な温泉で今日1日を振り返り気持ちよく手足を伸ばしたのでした。
この日、貸切で宿泊出来ず、テントサイトの駐車場に車を止めて、フロンとシートを倒し、即席ベッドにし、持参のタオルケットを掛けて車中泊。。

 雨竜沼行きたい方の参考に→コチラ

 犬も食わない何とか・・・も起きず、
  無事なんとか持ちこたえる事が出来たのでした。 
     (良かった 安堵)

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登山」カテゴリの記事

コメント

しげぞうさま
忙しいのにcomment有難うございます。
暑寒別岳迄あと往復約3時間。ゲートパークの南暑寒荘に泊まり、
朝早く出発すれば、多分可能だったと思いますが、自炊用の食料も
用意してなかったので…雨竜沼多分もう来る機会は無いだろうから
これはこれで由としましょう。。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年7月21日 (金) 09:58

あ~、やっと拝見する時間ができました!
暑阿寒岳、残雪が多くてかっこいいですね~!そして、ピークに立てず残念だったことと思います。でも北海道の山旅ってそんなもの!ですよね♪なかなかいけるところじゃないから・・・ってついあの山もこの山もって欲ばっちゃいますけど、広すぎて移動だけでも大変。フェリー接岸した日にこれだけ歩かれてるんだからすごいと思います~☆
というわけで、十勝も拝見しなきゃ!

投稿: しげぞう | 2006年7月21日 (金) 00:52

まゆ太さま
comment有難う。でも前の記事多分見ていないな!(冗談笑い)
>アツアツな旅行だったのでは?!
如何考えても、そんなわけ無いでしょう。。。忍耐あるのみ。
何時か、必ず貴女方も…(そんな訳無いか!!)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年7月20日 (木) 09:20

こんばんわ!
北海道へは奥様とお二人だったのですね!
アツアツな旅行だったのでは?!
北海道の山は、やっぱり雄大ですね~。
写真を見るだけど、おいしい空気を感じることができます。
つづきが楽しみです♪

投稿: まゆ太 | 2006年7月19日 (水) 23:53

sanaeさま
お疲れ様でした。
暑寒別岳200名山目指しの、会の仲間からの情報でたまたま
予定に繰り入れたのです。結果的に時間切れにて登頂できませんでしたが…雨竜沼湿原は、結構人が入るようです。
大小100位の池糖と花で、家族連れには、お薦めかもです。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年7月19日 (水) 18:11

お二人で北海道だったのですね。
ドキドキ、イライラ、ムカムカ・・(そこまでは書いてないか・・笑)、ワカリマス!って勝手に・・(我が家だけかも・・爆)
それはともかく(笑)、暑寒別、まだ行ったことありませんので興味深く拝見しました。素敵なところですね。いつか行ってみたいです。
フェリーは時間かかりますね。2人になってからはやはり飛行機になりましたけど、家族大勢で二度ほど往復したことがあります。カラオケやらお風呂やら、けっこう楽しめました。
これからの続きも楽しみにしています。

投稿: sanae | 2006年7月19日 (水) 16:05

山いろいろ さま
お早うございます。
別に200名山志向している訳では有りませんが、ホンとは暑寒別の予定で、増毛か雨竜ドチラから入るか、かみさん結構悩んだのです。小生は、8時間あれば往復できるかな?と楽に考えていました。写真撮りながらのトレックは、歩が進みませんし、木道は走らないと時間稼げませんね~
山登り目的の場合は、増毛から入山の方が良いかも…

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年7月19日 (水) 07:28

題名に暑寒別岳?と、?が付いていたので、さては山を間違えたか?と心配しましたよ。(笑い)
流石は北海道!、風景が瑞々しくてきれいですね。

投稿: 山いろいろ | 2006年7月19日 (水) 06:46

えいじさま
小生 近くのトレーニング?代わりの角田山以外の山で、
貴方と違い単独行は殆ど経験無いんです。だから便利な時も
有りますが、事件勃発多いのです。今回も当然ながら
平穏無事では有りません。記事アップ頑張ります。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年7月19日 (水) 06:14

テントミータカ さま
ほぼご同感頂き、恐縮です。あそこはACCESS的に絶対歩いて
行けず、Mobile使わざるを得ません。故に少し高い位の駐車料金を
設定してもあまり苦情は言えないと思います。
本文 痛~ッ ヤッパリね 自分でも情けない。(涙)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年7月18日 (火) 23:15

ご夫婦の山旅如何ですか?
私の方は、4時間以上の山歩きは付合ってくれません。
それで1人で山歩きをすることが多いです。どちらが楽しいかはなんともいえませんが・・・。北海道の山は良いですね私もまた行きたいと考えています。レポート楽しみにしています。

投稿: えいじ | 2006年7月18日 (火) 23:10

すいません、本文よりもこちらに反応しました(笑)。

やられましたね!!。(私も、決して協力金が惜しいわけではありませんが)。素直に駐車場代で強制的に徴収、その上で、環境美化整備協力金を各人の任意でご同意をいただいたほうが、すっきりしますよね。
目前で不公平感や「正直者がバカを見る」システムは、明らかに悪印象を残すでしょうね。

投稿: テントミータカ | 2006年7月18日 (火) 22:24

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