飯豊山塊 西俣ノ峰
今回は、所属する山の会の会山行です。
4月22日(土) 天候 晴れ時々曇り
目的の山 西俣ノ峰 (1023.2m.) *地図 1/2.5万 (長者原)
企画担当実行リーダーは、O氏です。
ジィ~ジはラストを任されました。
参加人数 53歳からなんと78歳まで女性12名男性18名の計30名です。
残雪と飯豊展望を楽しみに参加の会員ばかりです。
*写真は全てクリック拡大
6時10分 新潟駅貸切バス発着場 発
人数多いのでこの度は、中型DXバス利用です。
天気予報は、珍しく晴れ、ヽ(^。^)ノ。 ところが…ところが
関川村付近から小雨が降りだし、おまけに雨脚激しく鳴り出しました。
また予報が外れたかな!!と少々くさっていましたが、山形県境から小国町に入ると同時に雨は小雨に変わりました。
小国町玉川集落の田畑は、未だ1m.弱の雪が残っています。
(田植えは、一体何時頃になるのだろう?)
7時55分‐8時05分 梅花皮荘 スタート
有り難いことに、雨は殆ど降り止んでくれました。
皆、出発準備と銘々ストレッチ。
玉川の対岸、飯豊山荘の有る天狗平への道は、雪崩も彼方此方発生し、除雪は未完です。多分5月末辺りか6月にずれ込むかもしれません。
ここには、国民宿舎梅花皮荘(かひらぎ→かいらぎ)そして川入荘が有ります。源泉掛け流しの温泉が引き込まれ、営業期間中は結構宿泊客も訪れるようです。
準備するメンバー、幸い雨はあがりました。
玉川対岸、雪崩頻発除雪未完。天狗平当分無理。。
準備を終え、ユックリ出発します。直ぐに渓流釣や登山者の宿〝民宿 奥川入り荘〟です。車はここまで入る事が出来ます。
今の時季、多分誰も入っていないだろうと思っていましたが、数人?トレースが着いています。
ここから平らな雪上を数百メートル進み、杉林を抜け、上かばたけ沢の手前の右手に、西俣尾根の取っ付きが現れます。岩混じりのかなりの急登で一気に標高差250m.程、息を切らして登ります。所々雪のブロックも有りますが、雪消えの場所にはイワウチワが可憐な花を咲かせています。
登り切ると、稜線上に赤松が出迎えてくれます。ここから左折し、痩せ尾根を緩やかに標高差130m.程稼ぎます。この辺りから2.3日前から降った新雪が20センチほど残雪の上に白く積もり、足も沈みますが、つぼ足で歩行可能です。
暫くすると標高差30m.ほどの雪の壁が現れ、片側は結構切れ込んでいます。先行の他パーティーのトレースも有り、難なくクリアーします。
雲も切れ始め、晴れ間も広がり、ブナの林で、休憩です。
この地点から西方向に標高差300m.程で西ノ俣となります。
山頂に向かうメンバー。。
10時15分頃 山頂到着。
予定より、相当時間が早いので、もう暫く前進し、枯松峰方向へ…
先達の10数名のパーティーが休憩していました。
新潟の或る山岳会のパーティーで、話に依れば、正月に門内岳山行を実施し、その折にデポした食料等引き揚げのため、との事で、頼母木小屋かできれば門内小屋を目指すらしい。。
確実に、春を迎え、雪庇にも彼方此方ワレも見られますが、このところの新雪でところどころ隠れているので、結構ルート選択に注意を要します。
ガスの方向は、頼母木山方向です。
我チームは、昼食を摂るべく、枯松峰かなり手前でUターン。
Uターン中の我パーティー。
11時20分‐12時10分 昼食
乾杯、そして銘々持ち寄りの手料理の数々が食べきれないほど回ってきます。
残雪の上で、風に当たりながらの食事も、乙なものです。
本来は、沢を挟んで、杁差岳(1,636m.日本200名山)が堂々と聳える姿を見ることが出来るのですが、今回は残念ながらガスで其の姿を眺める事、叶いません。
充分腹も満たされ、再び下山開始。
全員快調な足取りです。
こんな急登を下ります。
12時50分‐13時10分 休憩
天気は、まぁまぁ飯豊本山付近はガスが切れてきました。
折角の会山行です。ジィ~ジは参加者全員の顔と名前は承知していますが、初対面同士の会員も有るのでリーダーの指示で、全員車座になり、自己紹介。感想や要望も沢山飛び出します。
コーヒーを飲み、飯豊本山眺めながらの充実した時間です。
正面は、飯豊本山1番長いと言われる、ダイグラ尾根から本山。
ジィ~ジ過去2回の辛く苦しく、そして達成感のあった山行を思い出しました。
たっぷりと飯豊のお山を堪能し、再び下山。
痩せ尾根の急登、落石起こさぬように、慎重に下ります。
イワウチワの花々が見送ってくれました。
14時15分 梅花皮荘 到着
全員源泉掛け流しのお湯に浸り、汗を流し、今回の山行の締めくくりです。
再び、バスに乗り込み、和気藹々話に花を咲かせ、新潟へ…
17時新潟駅着。
快晴とまではならなかったものの、本山始め飯豊の山並を眺め、更に、何にもまして全員なんら事故も無く、終えることができて良かった。。 多分参加者それなりに満足した事と思います。
付)兎角 多人数の山行は他の登山者から顰蹙買うことが多く有りますが、我々は極力 山座選定更にメジャーな山の場合は、数人のグループ(班)に分けたり、なるべく他の皆さんに不快な気分を与えないように気をつけている積りでは有りますが、もしご迷惑をお掛けすることがあるようでしたら、ご遠慮無く、ご叱責・ご注意頂きたくお願いいたします。
30人ではこんな感じ!!
但し、今回は、殆ど一般の登山者少ないコースです。
お終い
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