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2005年8月11日 (木)

山行記録 朝日岳(小川温泉~蓮華温泉)

今週も所属する中?高年の会山行。企画担当は小生なのです。参加者男性9名女性6名計15名。朝日岳は過去二度経験はあるものの、何れも蓮華温泉からのピストン。T市出身のじぃ~じ としては以前より、小川温泉元湯から登ってみたい願望があったのだ。今回はバスチャーターなので同じ所へ戻らなくても良いと言うMeritが有り、運転不要のため体力的にも楽だ。参加者の仲間の為にも是非共晴れて欲しいし、花も沢山咲いていて欲しい。…願いながら

8月6日(土) 晴      (参考コースタイム 6時間40分)

早朝5時新潟駅バス発着場出発、北陸道上進するも予報に反し、行く手の日本海も、上信越の山々もガスって一寸嫌~な気分にさせられる。先週と異なり、あまり天気は心配しなかったのだが…

7:15朝日ICー7:45小川温泉元湯ー8:15-8:30北又小屋ー10:30-10:40ブナ平ー12:20-12:50イブリ(恵振)山ー14:00夕日ヶ原ー14:30朝日平・朝日小屋  (実質歩行時間 5時間20分)

バスが小川温泉元湯に着く頃から、心配されたガスも少しあがり一寸安堵。ここから先は一般車は乗り入れ禁止なので、予約してあったジャンボタクシーに乗換え、ホテルの右手から,20年前に完成した北陸電力の北又ダムへの取り付け道路を約30分進む。終点には北又小屋有り。(ジャンボTaxi料金12,540円)小屋の管理人さんに登山届けを手渡し、身支度整え、いざ出発だ。8時半丁度にダム管理道路から階段を下り、ダムサイトの吊橋を渡る。そのまま北又谷左岸を下流に少し辿っていったら朝日岳への登山道となった。この辺りからイブリ山まで標高差約1,100m.の急登となる。登り始めて直ぐに全身から汗が噴出し、滴り落ちズボンまでビッショリ。地元の山岳会設置の合目標識を目安とし、辛いイブリ坂を進み、約2時間でブナの大木が並び立つブナ平(五合目)へ到着。ここだけは少しフラットで、往復数分の水場への道も設けられている。一寸一服し再び急登に挑む。7合目を過ぎて漸くほんの少し、ゆるくなったかな と感じるがそれでも結構キツイ登りが続き、溝状の道を登り詰めやっとイブリ山に到着した。山頂は然程広くは無いが、少し平坦で先達のパーティが休息していた。ほんの気持先へ進んだところで昼食タイムとした。この頃になり時折ガスも切れ、朝日岳の山頂も顔を見せてくれた。ユックリ休み、前朝日の鞍部に下ると、モリアオガエルの生息地と言う小池があり、そこから登り返しが始まるが、少し風も吹き始め、高度も上がった所為か気持が良く、不快感もあまり感じない。やがて高原風の草原になり、コバイケソウやチングルマの群生が現れ、又 池塘も点在する夕日ヶ原となる。残雪の雪渓の溶け水が小沢となり、足元を這ってくる。もう先が見えたので慌てる事は無い。写真を撮ったりユックリ四周を眺めながら、前朝日の樹林帯を少し登ると、両側がお花畑と清水が流れる朝日平となり、前方に雪倉岳そして、朝日岳をバックにした赤い屋根の朝日小屋が目前に。前の広場にはカラフルなテントも数十張。早速に宿泊手続きをする。今年最高の人出で超満員だが、数ヶ月前の予約で、定期的に何度も状況確認の連絡を入れ、そして我々の〝会〟と一寸縁もあるところから、特別に気配り、便宜を図って呉れ、2階の1番良い部屋をあてがって貰うことに…ありがたいことだ!部屋に荷を下ろすや否や、ビール、ツマミ、持ち込み手料理を出し、全員外へ出て小岩を利用し車座になり、何度も何度も乾杯の繰り返し、辛かった登りの思いを一気に吹き飛ばし、延々と話しに花が咲く。やがて2回目の夕食5時15分である。wineや清酒の食前酒付きで、揚げ物、煮物、サラダ、デザート…いつもこの小屋の食事は、goodである。でも5回6回と続くのでユックリは出来ない。部屋に戻り銘々の寝場所を決め、再び話の続きが延々と…部屋の外のベランダから時折、朝日町の灯も眼下に見える、(よほど条件がよければ富山湾の漁火も見えることだろう。。。)布団も清潔気持が良い。ただ少々暑く掛け布団不用。    9時消灯。DSCF0048 __hr_DSCF0018

左は朝日小屋全景 右は夕日ヶ原付近

                              8月7日(日) 晴  (参考コースタイム約6時間)

夜半は雷が鳴り、雨も降る。また星も時折見え目まぐるしく変化あり。明け方の3時半頃から出かける人達の足音が聞こえ出し、目覚める。外はガスと霧雨模様であまり芳しくない。朝食は早いもの順なので、食堂の前で並ぶ。5時からの予定が、従業員が頑張り4時半には食べ始めることが出来た。、涼しいうちに歩き始めたほうが楽なので、予定変更で出発時間を当初より1時間ほど早めた。小屋主の“清水ゆかり”さんが見送って呉れたので、小屋前で一緒に集合写真を撮り出発。この頃には既に小雨も上がり、天気も回復してきた。今日のコースも長い。

5:20朝日小屋ー6:10-6:20朝日岳山頂ー8:25-8:50五輪高原ー9:40-10:00白高地沢ー11:40-11:50兵馬の平ー12:50蓮華温泉  (実質歩行時間 約6時間)

オーナーの“ゆかりさん”に見送られて直ぐ、赤男山・雪倉岳への水平道との分岐が現れるが、我々は真直ぐ朝日岳山頂を目指す。丁度混み合う時間帯で、更に窪みの登山道の両脇は笹と花なので、先のグループを追い越すことが出来ず、6時過ぎに漸く、北アルプス最北端2,418m.今回の目的の山【朝日岳】到着。標識の前で、集合記念写真のシャッターを他の登山者に押して貰い、一服する。早立ちのグループが多数寛いでいる。白馬へ縦走組みも含め登山者ひっきりなしなので、先へ進むことにした。ここの辺りから砂礫帯に変わり、マツムシソウ、タカネナデシコ…etcがこの世を謳歌して競演、残り少なくなった残雪とのcontrastも見事だ。やがて千代の吹き上げへ、そして眼前には長栂山からの栂海新道へのルートを行く1パーティも遠望できる。更に我々は白高地(八兵衛平)から処どころ小さな沢が流れ込むオオシラビソの樹林帯のなかの、窪んだ登山道の木道を滑らないように気をつけながら、五輪の森へ向かう。ここを過ぎれば再びザレ場とお花畑がが広がり、アヤメ群生が目を奪う。五輪尾根は高原風な趣を有し、割りと歩き易い木道が花園三角点の先まで繋がっている。気持の良い休憩場所で水場も有る。この先は再び樹林帯の急坂カモシカ坂、難儀そうに登って来る高校生の集団とすれ違う。やがて白高地沢へ出る。河原で大休憩とする。ここまでくれば60%強クリアーしたことになる。ユックリ休んだ後は、架け替えられた橋を渡り対岸へ、凡そ1時間位の登り下りで瀬戸川の鉄橋、ここから最後の登りとなって、ブナやトチの潅木で囲われた兵馬の平の湿原が待ち受けていた。オオバギボシ、オタカラコウ、キンコウカ etcが疲れた身体を癒してくれた。当初計画より早いので又又休憩しそのあと、アヤメ平、蓮華の森の自然歩道、そしてキャンプ場を横目で眺め、1時少し前に最終地点の蓮華温泉ロッジへ到着。どうにか無事に目的達成。何時もはロッジの温泉を利用するのだが、ハイカーだけでなく観光客も多く、混雑している様子なので、待たせて有ったバスに乗り、途中の姫川温泉で2日分の汗を流し、ビールで乾杯。労をねぎらう。。。DSCF0050_026                       _012 

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写真は 左より、 オーナーの清水ゆかりさん、千代の吹き上げ、タカネナデシコ、白高地沢橋、兵馬の平

総評(私見) 

朝日岳は北アルプス最北端の山であり、「白馬連峰高山植物帯」として国の天然記念物に指定されているだけ有り、時季が合えば雪解けと共に、多数の種類の花々が同時に咲き出し、特に花好きの登山者にはうってつけ。 小屋は料理も旨く、寝具も清潔、トイレも水洗でアットホームさは全国でも上位ランクされるであろう。 登山道は蓮華温泉コース、小川温泉コースとも特に危険箇所も無く、誰でも容易だが、慣れない人には少々長い。今回も アクセス的、体力的、天候状況、経験、etc、etcの理由で?小屋へ6時過ぎに着く登山者も多数いたが、コースタイムはあくまで参考でしかなく、自分を守る意味からも、余裕を持った計画を立て実行して欲しいものと強く感じさせられた。併せて今回もsupportしてくれた仲間の各位に感謝感謝である。

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コメント

もうぞうさま
今もNHKのnewsで放送していましたね!50m.*200m.の土砂崩れとか…これも異常気象の為せる技?白馬村も大変ですね!
山に行けないそうですが…お気の毒な。。。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2005年8月11日 (木) 22:30

北ア、朝日岳かぁ~行ったこと無いな~
残雪が豊富で、植物も豊富で・・・ところで今日、白馬岳で崖崩れがあったようですね。
今年の夏秋山は、都合により行けそうもありません。
残念、残念。

投稿: もうぞう | 2005年8月11日 (木) 20:40

ジィ~ジも紅葉シーズンは経験有りませんが、翌日は“千代の吹き上げ”辺りまで行って、小川温泉元湯で一風呂浴びるのも良いかもね!特に平日の天気の良い日を狙って!!(^o^)/計画してみてください。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2005年8月11日 (木) 18:51

思っていたのの三倍ほどいい山でした。素晴らしい山行を企画頂き、大感謝です。
ゆかりママのファンになってしまいました。(^^ゞ
また、小屋の暇な秋にでも出かけたいなぁ・・・・無理かなぁ。

投稿: 山いろいろ | 2005年8月11日 (木) 17:56

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