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2005年8月24日 (水)

山行記録(予定変更その1) 甲武信ヶ岳

当初予定 20日(土)~22日(火) 北岳、蝙蝠岳、塩見岳縦走。天候不順により断念。出かけないとSTRESSが溜まるので、なるべく降らないような所は何処?出かけて雨に当たればDRIVEにしよう。何時ものようにO夫妻と4人で適当に話し合い、結論は 甲武信ヶ岳を目指そう!になり、漸く10時少し前に新潟西ICより、上信越道佐久ICを目指し出発。時間に余裕があったので、清里まで足を伸ばし、ソフトクリームを舐めてみた。矢張り旨かった。が…寒かった。宿は川上村の白木屋旅館。川上村は、高原野菜発祥の地 レタス、レタス、レタス、レタス…の畑ばかり。白木屋旅館は予備知識は無かったが、過って、佐藤春夫、尾崎喜八、若山牧水、等、文人墨客、またあの深田久弥も宿泊した由緒ある旅館だった。次の間付きの襖仕切りの部屋に通された。食堂、風呂、厨房は新館で、真新しく清潔で気持が良い。食事は佐久の鯉、高原野菜等を取り入れ、所謂、地産地消、ご飯も旨い。おまけに料金が安い。(7,000+Tax) 布団も綺麗で…結果的には大当たり。。。

8月21日(日) 曇り   (参考コースタイム 甲武信小屋往復約7時間30分 十文字周遊約10時間)

宿の好意で5時半朝食。天気は晴れ間、薄曇り、部分的に曇天 と複雑な様子なれど、雨は降っていない。もし雨が降れば千曲川源流~小屋往復、降らなければ十文字峠周遊と決める。

6:40毛木平登山口ー8:10-8:20滑滝ー9:20千曲川水源ー9:55-10:05山頂ー10:15-10:35甲武信小屋ー10:50山頂ー11:25-11:35三宝山ー12:30-12:45武信白岩山ー13:40大山ー14:20-14:55十文字小屋ー16:00毛木平 (実質歩行時間 7時間40分)

川上村梓山集落から高原野菜畑の真ん中の農道を進み林に突き当たると右折し、林を抜けると木造の綺麗なトイレや案内掲示板の有る東屋、そして広い駐車場を有する、毛木平登山口となる。昨日の小屋泊登山者の車か?既に各県ナンバーの車が20台位。  歩き始め数分で千曲川源流方向と十文字峠へと、道が左右に分かれている。我々は源流コースを進むことに…道端にはトウゲブキ?の花が多数咲いている。 林道から山道になるが、千曲川源流遊歩道標識の通り、緩い登りだ。落葉松の林の中で、微風も有り、暑がり屋の小生にとってはありがたい。おまけに毎日のように見ているあの日本一長い大河“信濃川”が、1本の沢になり、大きな岩に白い水しぶきを上げてぶつかり、勢い良く流れ、瀬はあくまで透明…と何か感慨深いものがあった。やがて道が沢と同じ高さになり、滑滝の川原にでる。 気持が良いので休憩を取る事に。更に沢沿いに進むにつれ段々沢が狭くなり、小1時間で千曲川・信濃川水源地標の立つ水源へ、ミーハーのジィ~ジ最初の1滴を酌み、飲んで見るが、結構冷たくまろやかな味を覚えた。そこからほんの少し上り勾配になり、やがて突き当たり、国師岳との分岐標識を左折し暫く細い登山道を進み、ガレ場が出てきて甲武信ヶ岳(2,475m.)山頂到着。残念ながらガスで展望利かず、先着は1組のご夫婦のみ。コーヒーを飲み一服し小屋へ下る。小屋の前には20名くらいのグループが休んでいる。小屋の脇にはヤナギランが丁度満開であでやかに咲き誇っている。178_004 178_015 178_017 178_027 178_022 178_024

天気はイマイチだが幸い雨に当たらない。降っても大降りにはならないだろうと判断し、下りは十文字峠へ向かうことに決定。再び山頂へ向かう。苔むす樹林の中を縫う登山道を下り、又 上り返し、1等三角点設置の三宝山へ、視界不良で残念である。そこから先は尻岩あたりまで長くダラダラした道が延々と続くが、緑の絨毯の様な苔と、所々のカラフルな茸で、そしてまた誰にも会わない静けさで、それ程嫌な気はしない。尻岩から武信白岩山に向かうと一寸した岩稜帯となって鎖場も出てくる。右側は結構切れ落ちている。晴れていれば白岩からの眺めは素晴らしいだろう…と思った。其の先の大山までアップダウンの稜線歩きで梯子も有るが、気を付けていればそれ程、危険度は高くない。大山からは石楠花林の長い緩い下りが続き、漸く眼下に十文字小屋を見る。小屋周辺は鹿の害を防ぐ為、木々にビニールを巻いたり、フェンスを回したりしてある。(ある意味自然保護の別の1面もあり?)イスに座り、コーヒータイムとした。そこへ小屋番の宗村女史が現れ、何やかやと30分程山談義。石楠花の時季の再訪を約して辞す。峠の気持の良い道が終わるり電光型の八丁坂を下って、丁度4時に毛木平登山口へ戻る。178_030 178_035 178_037 178_041 178_046

総評(私見)

新潟のシンボル信濃川の源流であるにも拘わらず、簡単に何時でも登れる…と思っていた所為か今まで縁が無かったが、今回急に出かけ、成る程甲武信ヶ岳そのものは、標高で1番高い訳でもなく、さして特徴が有る山とは思わなかったが、矢張り甲州、武州、信州に跨り千曲川、荒川、笛吹川の水源、更にアクセス的にも多様なルートを有し、沢遡上も…又 何よりも時期的にマッチすれば国内でも比類が無いほどのアズマ・ハクサン石楠花の花を堪能できるであろうし、十文字小屋へのルートも苔むす道や、一寸した岩稜の尾根歩き、眺望の良さ(晴れれば)、等 良い点を列挙すれば幾つも出るだろうと思われる。今回 静かな殆ど誰にも出会わない山旅を楽しめたが、次回は平日にユックリ石楠花の花を愛でながら登りたい気持にさせられた思いがけない良い山であった。

白木屋旅館料金安く、もてなしも良かったし、O夫妻の休暇もまだ残っていたので、急遽 再び泊めてもらう事に!!!

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コメント

じーじさま
拙 駄Blogお立ち寄り、有難うございます。
小生近郊の山を含め、年間延べ70日程、また山歴
4半世紀程度にはなりますが、350座は何かのお間違いでは?
甲武信ヶ岳ー雲取山別別に行っておりますので、ADVICE
出来るもの残念ながら持ち合わせていません。雁坂峠経由でしょうが、特に問題は無いのでは…
只 小生は、自分の年齢や技術・体力から考えて、
単独行は、やらないようにしています。
(尤も相方がいつも一緒と言う所為も有りますが)
貴HP見させて頂きました。GOLFもお上手そうだし、
PC操作も含め、小生到底足元にも及びません。
こちらこそ、今後ともヨロシクご教授願います。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2006年2月21日 (火) 22:09

幅広い分野でのご活躍のご様子を拝見させていただいております(甲武信ヶ岳を検索中に入り込んでしまいました)。私は350座も登られている「じぃーじ」様とは比べようがありませんが、昨年から本格的に「ゴルフ」から「山行」に転向したいわゆる付け刃的な中高年の山好きじーじです。また、とりあえずの目的として「百名山」から入ろうと近場の南アルプスにチャレンジ昨年全山登り終えたところです。
今年の5月連休に甲武信ヶ岳ー雲取山を2泊3日(単独テント)でいきたいと考えています。よろしければアドバイスお願いできないでしょうか?・・つたないHPですが、山行記録等か載せておりますのでよろしければご覧下さい。

投稿: じーじ | 2006年2月21日 (火) 20:48

山いろいろさま
正直 今までそれ程登頂意欲の湧く山としては頭にあまり無かったのですが、variationrootも沢山あるし、石楠花の木々の多さ、3本の河川の源、緑の苔の絨毯…矢張り、行って見て、新しい発見・感動が有るもんですね!十文字小屋の宗村女史は長岡市出身です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2005年8月31日 (水) 14:04

甲武信ヶ岳の頂上に降った雨は、千曲川~信濃川(日本海)、荒川(東京湾)、笛吹川~富士川(駿河湾)に分かれると聞いています。雨の日に頂上に立ちたいような誘惑を感じます。(笑い) いずれ登りたい山です。

投稿: 山いろいろ | 2005年8月31日 (水) 10:08

もうぞうさま
ジィ~ジの翌日の続きの山かと、勘違いしました。失礼。梓川の意味合いから謂えば、槍ヶ岳 正解ですね!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2005年8月28日 (日) 11:27

もうぞうさま
今回シーズンを外した所為か?静かな山歩きを堪能できました。信濃川の最初の1滴は清らかで、冷たくて、美味でした。
もう1ヶ所 槍ヶ岳はブ~です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2005年8月28日 (日) 08:02

甲武信ヶ岳ですか、行ったことないけど、信濃川の源として有名ですよね。ちなみにもう1ヶ所は、槍ヶ岳?
山に行きたいよう~~

投稿: もうぞう | 2005年8月26日 (金) 22:07

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甲武信ヶ岳山頂からの展望はダメでしたが、木賊山の途中からはこのように甲武信ヶ岳が見え、三宝山からも甲武信ヶ岳はきれいに見えたのでした。やっぱり今回は甲武信ヶ岳そのものが主役。われらもトシちゃんが主役・・・・な山行でした    記録はコチラです ⇒ 「Outdoor Life・山歩き」 小太り親方さん、輝ジィ〜ジさん、TBさせていただきましたが、お二方さすが迫力あります! ... [続きを読む]

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